八代神社から神島灯台へは
舗装されている
ちょっとした坂の1本道を歩いて
橋を渡って
そう長い時間もかからずに到着します。
この日は、青い空に
タイル張りの白い灯台が
よく映えていました。
後日談ですが、
きょう尾鷲の海上保安部で
神島で灯台守をされてた方に聞いた
お話によると、
この神島灯台には官舎はなくて、
灯台の中に
今は展示室になっているけれど、
元々は灯台守の方が寝泊まりしていた部屋が
あるのだそうです。
神島灯台には灯台守が5人くらいいて、
それぞれがローテーションで1人ずつ
1週間灯台に泊まり込んで
灯台守のお仕事をしていたと
うかがいました。
ちなみに
灯台の通用門を入ったあたりにある
空き地には、
名古屋税関の職員の方が住んでいた
家があった、とのことでした…。
あまり詳しくは聞かなかったのですが、
…その方は、名古屋まで船で
通勤していたのかな…?
と疑問が残っています。
神島灯台でのんびりした後は
監的硝まで山間の遊歩道を歩きます。
出来たて感漂う監的硝なんでしょう…。
神島の監的硝は『潮騒』の本や映画の影響で
訪れる人も多くて、
老朽化した建物を安全に見学できるように
建物自体の改修工事や
フェンスの取り付けなどがなされています。
映画で紹介されていたように
眺めの良い場所。
新しく、こざっぱりとした感じと
ちょっと残念な感じを
醸し出してる気がしました。
こちらは、菅島の ボロボロで
フェンスもない監的硝。
看板もなくて、人影もなくて
廃墟感の漂う
菅島で2番目に好きな場所。
どちらかというならば、わたしは
こちらの監的硝のほうが好きです。
島の南端に位置する弁天岬を臨むと
こんな感じです。
神島のしっぽの部分。
ちなみに弁天岬には
道が通っていないので、
残念ながら岬の突端には行けません。
こんなに狭く、急峻な地形上、
道を通す意味も何も
ないのでしょうね。