還暦を祝われてるおじいちゃんに付けてあげたカッコいいあだ名


赤い彗星







あ、どうもこんにちはセラパパですಠ_ಠ


↓姉妹によるコウメ太夫のモノマネ↓



最近、将棋ウォーズの戦法エフェクト集めに夢中なセラパパです



囲いのエフェクトは42全種類コンプリートしましたが、


戦法114種類は相手の方の駒組みもエフェクト発動条件に入ってるので、かなりの運が必要です


まだ半分くらいしか集まってなくて、全種類コンプリートはかなり厳しいと思いますがぼちぼち頑張ります


🏃‍♂️🏃‍♀️🏃‍♂️🏃‍♀️🏃‍♂️🏃‍♀️🏃‍♂️🏃‍♀️🏃‍♂️🏃‍♀️🏃‍♂️🏃‍♀️🏃‍♂️🏃‍♀️🏃‍♂️


さて先日、仏の里 くにさき・とみくじマラソン大会に参加してきましたので、備忘録をしたためていきたいと思います




激坂や強烈なアップダウンがあることで知られるこのレース


福岡マラソンと同時期に開催される大会なので、2年連続落選している私は、くにさきマラソン2年連続出場です


スタート地点やコースが若干去年とは変更された今大会


ファスティング明けのカーボローディングで、すっかり66kg→75kgにリバウンドしてしまったので、タイムなど狙えるはずもなく、


長距離練習の代わりで、まあ、サブ4できれば、、、


ぐらいの意気込みでレースに臨みます




スタート地点となっているVILLAくにさきから




午前9時に一斉にスタート!(大分新聞掲載分を借用させて頂きました)




早速、毎回恒例のペースメーカー探しを始めました


なかなか特徴がある方が居ないなぁ〜と思っていたら、


ちょっと仰け反り気味の変わったフォームで後ろからスーッと抜いてきた初老ランナーが特徴ありすぎました


ノースリーブのランパンランシャツにサングラスと、顔から下は普通のシリアスランナーの雰囲気ですが


ありすぎる個性は顔から上です



頭頂部は光輝く頭皮でサイド残しにチョビ髭


といえば、皆さんご存知の国民的アニメの主人公の父親しか想像できません





そう、波平です



波平がグラサンて!wwwwww


一発でペースメーカーに決めました


こちらは前半のラップです




波平に付かせてもらい序盤は快調に走ります


沿道からの応援プラス、面白い創作カカシも応援してくれてます




さて、ここまでは順調に進んできましたが、13km地点に問題の激坂が現れました


お分りいただけますでしょうか


え?見えにくい?


では、拡大してみましょう


まるでジェットコースターのゆっくり上がっていく最初の急登の様な、


見た目で明らかに斜度がおかしい激坂が2キロ続きます


こちらはお借りした去年の高低図なのでコースがちょっと違いますが、心臓破り過ぎる傾斜は今年も健在です


ここで波平とは徐々に差がついてきましたが、無理には付かず、マイペースで登ります


結果的にこの区間は6:06かかりましたが、去年は7分半かかったので、去年と比べればだいぶ進歩したと言えるでしょう


その後ダウンからのまたアップで、若干タイムは落ちはしたものの、許容範囲内で済みました


が、波平には距離にして300m位差をつけられてしまいました


18km手前の折り返し地点で、ひと足先に折り返してきた波平を初めて正面から凝視して、思わず吹き出してしまいました


スマートなスタイルにランパンランシャツにサングラスと一見シリアスランナーですが、


ルックスは実写版波平そのものでした


グラサン波平 シブッ!wwwwww


さあ、折り返しです


ここ18km地点からおよそ10kmはなだらかな下り基調及びフラットでボーナス区間です


さあ、波平に追い付くぞー


と、意気込んで快調に走り出します


こちらは後半のラップです



折り返してしばらくは4分半前後で快調に走りますが、遠目に見えている波平との差がなかなか縮まりません


やるなぁ波平のくせに


と、何故か上から目線です


序盤に見た顔を何人もパスしながらも、その辺の方々に興味はありません


もう私には波平の頭頂部しか見えません


その後も4分半前後のラップを刻み続けると、徐々に、徐々に、波平との差が縮まっていき、


27km地点で遂に波平の頭皮を捉え、一気に抜き去りました\(^o^)/


リバウンドして75kgになったし、激坂やら強烈なアップダウンのあるレースですから、レース前は、長距離練習でサブ4ぐらいで、と考えていた今大会ですが、


今シーズンの目標としていて、勝負のレースである2月の延岡西日本マラソンで達成するはずの、まさかのグロスサブ3.5が現実味を帯びてきました


今はまだ快調ですが、この後絶対リバウンドしたツケが回ってきて、足が売り切れるだろうと確信していた私は、


今回も一見怪しいクスリを用意していました


そう、例のロキソニン(鎮痛剤)と、ガスター(胃腸薬)の錠剤と、BCAA(必須アミノ酸)の顆粒を混ぜたものです


破壊された筋肉細胞を素早く修復しつつ、痛みを抑えて胃腸も保護するというスグレモノです


しかしこの怪しいクスリですが、水には溶けにくく、量も一回で飲みきるには多すぎるので、


過去に一度も、むせずにマトモに飲めたことはありません


しかし、給水所で止まって飲んでいては、波平に抜かれてしまいますので、


28km手前で、遠目に給水所が確認できたところで素早く怪しいクスリを取り出し、


水無しですが、数回に分けて唾液で溶かして飲み込む作戦に出ました


早速、少量口に入れてみると、案外最初はすんなりと飲み込めたので、


これに気を良くしたのか、なるべくタイムロスを出したくなかったのか、波平に置いてかれたくなかったのか、


一気に全部口に含んで給水所の水で流し込むという、今考えれば暴挙に出てしまいます


しかし、マラソン中にそんなことをしてしまうと、どうなるか、、、


すると次の瞬間、怪しいクスリの粉末が、呼吸器を全て塞いでしまい、


全く息ができずに、一瞬でチアノーゼ状態になってしまいました




給水所まであと数歩といったところですが、ボランティアの方が差し出している給水カップまでが果てしなく遠く、フラフラと立ち止まってしまい、ついには、



えくすぷろーじょんです



悪役レスラーの毒霧ばりに噴射してしまいました



霞む視界の中で、宙に舞うロキソニンが確認できました


たまらず、うずくまって喘息の発作ばりに咳を連発してしまい、


慌てて駆け寄ってきたボランティアの方々に背中をさすってもらう事態になりました


後ろから来ていた波平も抜きぎわに


「大丈夫ですか?」と声をかけてくれました


もちろん大丈夫じゃないですが、波平の気遣いが嬉しかったです


しばらくすると落ち着いて、何度も水で流しこんでリスタートです


しかし、ロスタイムを最小限にしたくてやった暴挙のせいで、逆にその区間は6:02の大幅ロスタイムとなってしまいました


グロスサブ3.5黄色信号です


リスタートしてからも、気管という気管、喉の奥から、鼻の奥まで、全てにBCAAの顆粒が浸透してビリビリと痛みます


そのせいか、キロ5分までラップが落ちてしまいました


しばらくすると遠目にまた給水所が見えてきました


とにかく、水!


水で流したいから水をくれ!


と、思っていたらタイミング悪く、


おしるこステーションです


おいぃー!


このタイミングでおしるこなんか要るわけないやろがい!ギャグ漫画か!


と、ツッコミながらおしるこをいただきました(結局食べたんかい)


35kmまでは粘りの走りでなんとかキロ5分をキープして、


また折り返し地点です


残り7kmをこのままキロ5分ちょいをキープすれば、夢のグロスサブ3.5達成です


距離にして300m位先になるでしょうか


波平が辛そうな形相でスライドしていきました


ああ、波平もヅラそうだな


よし、がんばろう


と己を奮い立たせて折り返した矢先です


ついに!


ついに恐れていたアイツがやってきてしまいました


そう、OPP(お腹ピーピー)です


我慢しながら走りますが、ペースが落ちているのは時計を見なくても分かります


懸命に便意を堪えながら内股走りでがんばりますが


35kmのラップが5:17です


まだだ!まだ終わらんよ!


波平だって頑張ってるんだから


しかもまだキロ5分で押していければ、ギリグロスサブ3.5いける!


と、懸命の内股走りを続けます


36kmのラップが5:40です


まだだ!まだ終わらんよ!


しかし、気持ちとは裏腹に、稲村ジェーンばりのビッグウェーブが押し寄せてきました



黄門さまを必死に締め付けますが、もしここで下の口からもえくすぷろーじょん


してしまっては、グロスサブ3.5どころではありません


私の人としての尊厳までも失うことになります


それだけは避けなければなりません


フラフラと内股走りを続けながら、大波が来たら、立ち止まって黄門さまを締め上げ、波が引いたら、また内股走りという感じの地獄は続きます


変な動きを繰り返していたら足も鉛の様に重くなり、更に終盤の強烈なアップダウンも追い討ちをかけてきます


13km地点のこのレース名物の激坂より、この終盤のアップダウンの方が覚悟してない分ずっとキツかったです


すると、キロラップも6分台に突入してしまい、


もうだめだー!


で、心がポッキリ折れてしまいました


その後はジョグに切り替えて、40km地点でやっとトイレを見つけて、速攻ピットイン!


なんとか人としての尊厳は保つことができて、事なきを得ました


が、見事なビルドダウンでよたよたしながらゴール


前回よりはタイムは上がったものの、グロスサブ3.5には程遠い情けない結果になってしまいました


着替えを済ませてから、サブ4ギリギリラインを見学にゴール地点に向かいます


すると、サブ4できるか、できないか、微妙なラインに、ものすごい形相で猛ダッシュしてくるランナーが来ました


見事、2秒前にサブ4達成!


これが初サブ4ということでめっちゃ喜んでらっしゃいました


応援の方々も惜しみない賞賛の拍手を送られてて、なんかいいなぁーと和みました


舞台上では入賞者の表彰が行われてました


全てのランナーに無料サービスのたこ飯と美味い汁をいただきました


会場の雰囲気はこんな感じです


後日、リザルトを確認したところ、ペースメーカーの波平は見事にグロスサブ3.5を達成されてらっしゃいました


おめでとうございます


では改めて今回のレースのガーミンの記録です


前半のラップです


後半のラップです


35km地点のOPPからの落ち具合が酷いことになってます


40km地点のトイレピットインでは7分後半と、とてもグロスサブ3.5を狙ってたとは思えない落ちっぷりです



まあでもリバウンドした重い身体で、サブ4できれば、、、くらいの意気込みだったので、ヨシとしましょう


しかし、思い返せば、えくすぷろーじょんの際に、一度ちゃんと止まってでも、キチンと補給出来ていれば、ひょっとしたらOPPも重い足も回避できていたかもしれないので、


今回のレースで学んだ教訓は


急がば回れ


ということですね



復路のSAで紅葉に染まった山を見て黄昏ながら帰りましたとさ




オマケ


ボケての殿堂入り作品からご紹介



無駄毛チャンピオンさんの作品



ご拝読頂きましてありがとうございます