こんにちは。
花贈りの「SERAM」永田洋子です。
実はわたし・・・
最初に好きになったのは、「花」ではありませんでした。
どちらかというと、花には特別な興味はなく、
わたしの心をときめかせたのは「インテリア」でした。
好きな雑誌を眺めながら、
お部屋の雰囲気を整えたり、
雑貨を並べたりする時間が、何よりの癒しでした。
でも、その“小さな好き”を大切にすることで、
結果的にわたしは、「花」という人生の道に出会い、
起業という大きな夢までつながっていったのです。
今回は、そんな私の心の変化についてお話しさせてください。
「いつか」「そのうち」・・・が未来を遠ざけていた
何かを始めたい気持ちはあるのに、
「でも私なんて…」「まだ何もできてないし…」
そんな“未来の不安”ばかりを見てしまい、
気づけば、足が止まったままの日々が続いていました。
やりたいことも、本当はよくわからない。
それでも焦って、「何かしなきゃ」と思ってしまう・・・
あの頃の私は、「今の自分」を見つめる余裕を、
どこかに置き忘れていたように思います。
インテリアの世界が教えてくれた「今ここ」の感覚
そんなとき、唯一ほっとできる時間がありました。
それは、好きなカップでコーヒーを飲んだり、
お気に入りのクッションや照明に囲まれた空間で
本を読んだりすること。
“心がゆるむインテリア”を、自分のために整える時間。
誰かに見せるわけでもない、静かな「自分との対話」
のひとときでした。
気づけば、その時間だけは不安からも焦りからも解放されて、
“今ここ”に心が戻ってくる感覚を味わえていたのです。
好きなことに触れる時間が、行動する力をくれた
未来のことを考えすぎると、動けなくなってしまう。
でも、目の前の「好き」を大切にすると、不思議と心が整って
色んな出会いがありました。
わたしにとってのスタートは、“好き”に正直になること
その延長線上で出会ったのが、「花」でした。
初めて花を活けたとき、
言葉にならない感動と癒しが、全身を包んでくれたのです。
花が、私の中の“生きる力”を目覚めさせてくれました。
起業は、特別な人がすることじゃない
「起業」という言葉は、最初は遠い世界の話でした。
でも、心が動くことを素直に大切にし続けたら、
花との出会いが“仕事”になり、
人生の道ができていたのです。
起業は、何か特別な力がある人だけのものではありません。
「今のわたしの“好き”」を、ちゃんと受けとめること。
それが、未来を動かす種になるんだと、私は実感しています。
もし今、あなたが不安の中にいても
未来を考えると、不安でいっぱいになってしまうとき。
「まだ何もできていない」と焦ってしまうとき。
そんなときこそ、どうか「今のあなたが心地よくいられること」
を大切にしてみてください。
インテリアでも、
音楽でも、
花でも、
それはあなたの中に静かに眠っている「種」に、
光と水を届けてくれます。
「今ここ」にある喜びが、人生を育てていく。
それを私は、何度も体験してきました。
このブログが、あなた自身の“好き”に
気づくヒントになれば嬉しいです。
次回は、「どうやって花を仕事にしていったのか」という、
わたしの起業ストーリーの続きについて綴っていきたいと思っています。
読んでくださって、ありがとうございました