こんにちは。
花贈りの「SERAM」永田洋子です。
今日は、「好きな事で起業したい」とまで思えた
最初の小さな一歩を5話に分けてお話ししますね。
今でこそ、花と共に生き、オーダーメイドの花贈りや
スクールを主宰する日々を送っていますが、
実は昔の私は──
「わたしには、何もない」
そんなふうに思い込んでいた一人でした。
何かを始めたくても、
「私なんて」「どうせできない」と、
心の中でブレーキをかけてしまう。
「自信がないんです」
それが、口ぐせのようになっていた時期もありました。
そんな私に、少しずつ変化が起きたのは、
「自分と向き合う時間」を持つようになってからでした。
誰かに見せるためではなく、
自分だけのために、心地よい空間をつくる。
お気に入りの本を読んだり、
美味しいコーヒーを淹れたり、
好きな色のクッションや雑貨を並べたり
ほんの小さなことでしたが、
それが不思議と、私の心をゆるめてくれたのです。
そして気づいたのです。
自信は「突然手に入るもの」ではないことを。
でも、好きなものに囲まれて過ごす時間が、
こう教えてくれました。
“できるかどうか”じゃなくて、
“好きかどうか”で動いてみてもいいんだよ。
完璧じゃなくていい。
形にならなくてもいい。
誰かと比べなくていい。
そんな風に思えたとき、
私の心の奥にあった「わたし」が、
やっと顔を出してくれた気がしました。
それは、小さな小さな“スタート”でした。
今、これを読んでくださっているあなたがもし、
「自信がない」「動けない」と感じていたとしても
それは、ダメなことではありません。
むしろその“揺れ”があるからこそ、
人の痛みや不安に、そっと寄り添える感性が
育っていくのだと思います。
あなたの中にも、
まだ咲いていない「種」がある。
それは今、静かに光を待っているだけ。
それが、あなたの心にそっと水をあげることになるのです。
この体験が、誰かの心にそっと届き、
やさしい一歩を踏み出すきっかけになり、
あなたらしい芽吹きが、そっと始まりますように
次回は、「ありのままで居られる場所」
自分の空間は、“静けさの中で”内側から育つもの
こんなテーマでお話をしますね。
楽しみにお待ちください