増加する音声検索でSEOを制するには?コンテンツ制作で振り返るべき6つのヒント | 上位表示対策!アメブロでSEO集客する方法とは?

上位表示対策!アメブロでSEO集客する方法とは?

ホームページ・アメブロをYahoo Googleの検索エンジンで上位表示させSEO集客する為の方法

 

スマホの普及によって、爆発的に増えた音声検索。Googleの提供する「OK Google」やiPhoneの「siri」といった音声検索コマンドを使用する率は2016年5月の段階で全体の20%、約1/5に至る急成長を見せたそうです。「Google Home」等のスマートスピーカーの登場によって、音声検索利用者率は更に上昇アップ Googleの予測では、2020年には世界全体の検索の1/2、50%が音声検索になると考えられています目

 


情報元:http://apac.thinkwithgoogle.com/intl/ja_all/articles/gmn-takeaways2017.html

 

上記のようなユーザー側の検索方法の変化によって、検索エンジン最適化(SEO)の在り方にも変化が見られるようになりました。効率的なWebマーケティングを行う上でも、音声検索に対応したサイト構築が重要になってきたのです!!

 

今回は音声検索最適化を鑑みた上で、Webマーケティング・サイト運営等で振り返るべき6つのヒントをご紹介していきます。

 

 

■1.「読みやすさ」が重視されているか?

音声検索では、ユーザーからの質問に対してサイトテキストに書かれた回答をそのまま読み上げることもあります。例えば「世界で一番深い湖ってどこ?」といった質問に対しては、「(タイトル)世界で一番深い湖はどこにあるの?(本文)世界で一番深い湖はバイカル湖で、その深さは1,741メートルもあります。」といった読み上げを行うこともあるわけですね。

 

そのため、音声検索が読み上げをしやすい(=ユーザーが聞き取りやすい)テキストで制作されているコンテンツの方が、SEO的には有利というわけです。

反対に言うと、以下のように制作されたコンテンツは音声検索に向いていないと判断されることになります。

  • 専門用語や四字熟語等が並んでいる
  • 一文が非常に長く、回答が理解しにくい(回答がまとまっていない)
  • 表や画像で説明が行われていて、テキスト読み上げができない
  • 重要な部分がリンク一覧等になっていてテキスト読み上げができない 等

●シンプルな言葉を使おう

A例:利用者の嗜好を考慮し、的確に校正を遂行する行為こそが最重要課題である。
B例:ユーザーの好みを考えて、的確に校正を行うことが大切です。

上記の例はやや極端ですが、漢字熟語の多い文章は「字面」で意味合いが読み取りやすいものの、音声では意味が通じにくいという特性を持っています。また漢字熟語には同音異義語が多いため、この点もユーザー側には不便ですよね。

 

例えば「嗜好」と「試行」「志向」なんて言葉はいずれも「しこう」に聞こえます。このような言葉が多用されているサイトも、ユーザーにとっては「聞き取りづらい・理解しにくいサイト」となることが考えられるわけです。また一文が長すぎる、質問に対する回答がまとまっていないサイトもNGです。

OK Google、Google Home等による音声検索結果では、そのほとんどがシンプルな言葉遣いのサイトが選ばれています。平均的に「中学生でも読めるかな?」というくらいの言葉を選んでおけば、「読みやすいサイト」と認識されやすくなると考えられます。

 

●テキストで読める状態?

例えば料理のレシピサイトで、材料やレシピ手順が「画像説明」になってはいないでしょうか?音声検索最適化を行うには、コンテンツのテキスト部分を音声で読んだ場合に話の流れが途切れていないか、重要な部分がテキスト化されているかをチェックすることが大切です。データ説明等を「表」等で行っている場合には、その概要をテキストで説明するようにしたほうが良いでしょう。

 

●タイトルより内容に注目

Googleの音声検索結果からは、「タイトルそのもの」にユーザーが検索したフレーズやワード(検索クエリ)が含まれるものはわずかで、コンテンツ内容から回答が抽出されて作られていることがわかっています。

 

無理にタイトルに回答となるようなワードを押し込んだものを作るよりも、コンテンツ内容で回答結果が得られるようなテキストを作った方が有効です。

 

●「回答のみ」「キーワードのみ」の低品質コンテンツはNG

「音声検索でヒットしやすくなるように」と、ユーザーが検索しやすいワードに対応したシンプルなアンサー(回答)のみのコンテンツをどんどん増やす…といった方式を取るユーザーも居るようです。しかしGoogleのジョン・ミューラー氏の発言によれば、このような回答のみのコンテンツ」は不適切とのこと。

音声検索においても、低品質なコンテンツをGoogleは嫌います。コンテンツ内に一定の情報量があることが重要(=文字数・情報量が低いコンテンツは低評価となる)という点は、従来の文字検索の場合と同じなのです。

同時に一昔前のSEO対策のような、ひたすらキーワードを詰め込んだ文章づくりも「低品質」「スパム」の烙印を押されます。無理にキーワードを詰め込んだ文章は読み上げた時に不自然となりがち。キーワード量にこだわりすぎず、自然に読み上げられる文章を作ることが大切です。
 

 

■2.ページの表示速度は快適か?

 

従来のWebサイト制作でも、ページの表示速度(ページスピード)はUX(ユーザー・エクスペリエンス)の向上のために重要な要素であると考えられてきました。Googleの研究結果によれば、1秒で表示されるサイトの直帰率に比べ、6秒でようやく表示されるサイトの直帰率は200%以上。表示に6秒かかるサイトは「ユーザーの満足度が低いサイト」であると考えられるというわけです。

また2018年7月より、Googleはモバイル検索の表示順位決定要因として「ページの表示速度」を利用したスピードアップデートを導入することを発表しています。これもGoogleがページスピードを重視しているひとつの証拠と言えるでしょう。

 

Googleウェブマスター向けブログより:ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します


ちなみにGoogle Homeを使った検索実験結果では、検索結果に表示されるページの平均読み込み時間が通常検索に比較して50%以上早い4.6秒台であることがわかりました。音声検索の場合、表示速度が遅いことによるUXの低下(=ユーザーの満足度低下)は通常検索よりも大きくなると考えられます。「早く快適に読み上げをスタートできるサイト」が優先されるということは当然とも言えるでしょう。

ページの表示速度はGoogleが提供する以下のようなツールでも調べることができます。

ページスピード解析ツール
・Page Speed Insights
・Test My Site
 

上記のようなツールで確認し、各コンテンツのページスピードが5秒~6秒台だった場合、できるだけ早く改善を行いたいところです。

 

【ページスピードの改善方法例】
・画像を最適化する:使用サイズに合わせたトリミング、最適な画像フォーマットの使用等
・HTTPリクエスト回数を減らす:画像・CSS・JS等の過剰使用を抑え、ページ内パーツを適切な量にする
・ファイルを軽量化する:不必要な改行やインデント・スペース等を取り除く、PageSpeed Insightsツールをで最適化されたHTMLコードを自動生成する
・カスタムフォントの削減:カスタムフォントの過剰使用を抑える 等

 

 

■3.セキュリティの確保は行われているか?

音声検索ユーザーが増加する以前から、Googleはサイトのセキュリティの確立を重視する姿勢を強めていました。2014年には「すべてのサイトに HTTPからHTTPSへの切り替えをすすめたい」という公式発表も行っており、GoogleアルゴリズムにHTTPSの導入有無があることを示しています。

 

★ウェブマスター向け公式ブログより:HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります

https://webmaster-ja.googleblog.com/2015/12/indexing-https-pages-by-default.html

★ウェブマスター向け公式ブログより:HTTPS をランキング シグナルに使用します

https://webmaster-ja.googleblog.com/2014/08/https-as-ranking-signal.html


2010年台以降、盗聴問題・なりすまし・データ改ざん問題等といったトラブルは後を絶たない状態です。SSL/TLSプロトコルを使用し、サーバ認証や暗号化・改ざんの検出等を行える「HTTPS」の導入をGoogleが推奨するのは、今や当然とも言える状態となっています。

Google Home等を使用した音声検索結果でも、HTTPSによるセキュリティ対策済みのサイトの表示が70%以上という高い確率で見られています。音声検索最適化を考える上でも、HTTPSへの移行は速やかに行っておいて損は無いと言えるでしょう。
 

 

■4.オーソリティサイトとなるための工夫はされているか?

オーソリティサイト(AuthoritySite)とは、直訳すると「権威サイト」といったところ。特定の分野や範囲の中で、特に権威性のあるサイトが「オーソリティ」ということになります。特定分野のトップサイトといったところですね。例えば「台風情報」をチェックしようと思ったら「気象庁」のページを思い浮かべる人が多いでしょう。化粧品の口コミと言えば「@cosme」がトップに君臨し続けていますし、製品価格を調べるなら「価格.com」ですよね。

このような特定分野のオーソリティサイトについて、Googleは「検索順位を優先させる」と公式発表しています。近年の音声検索による実験でも、オーソリティの度合いが高いサイトが優先的に選ばれていることがわかりました。

 

つまりオーソリティサイトを目指すこと・オーソリティを高めることが、音声検索最適化にも繋がるというわけです。
 

 

●サイトのオーソリティを高めるには?

オーソリティを決定する要素は、以下の7つに分けられます。

1)情報が充実している(コンテンツボリュームがある)
2)一定頻度による情報の更新・追加が行われている(情報の鮮度が保たれている)
3)情報が整理されている
4)有益なリンクを紹介している(アウトバウンドリンク)
5)他からの自然なリンクによる支持を受けている(被リンク数・インバウンドリンク)
6)オリジナリティがある(テーマがはっきりしている、専門性が高い)
7)ある程度の運営期間がある

なおコンテンツボリューム(テキストの長さ等)があることは大切ですが、長文コンテンツを乱発すれば良いというものでありません。低品質なコンテンツがあることでサイト全体のオーソリティが下げられる可能性も考えられます。

 

専門性があるか、情報がどこにあるのかがわかりやすいか、更新頻度は保たれているか…様々な要素からサイトを見直し、オーソリティとなる高品質なサイトを目指すことが大切です。
 

 

■5.SNS(Facebook、Twitter等)の反応は?

通常の文字検索においても、Googleはサイトの表示順位を決める要素に「ネット上の情報量の多さ」「ネット上での情報頻出度の高さ」を取り入れています。カンタンに言えば、「ネット内で話題となっているページ」は優先的に上位表示となるわけです。

 

各ユーザーが話題としている」という指標となるもののひとつが、SNSでの情報拡散の度合いということになります。ここで言うSNSとは、FacebookやTwitter、Instagramといったオープン型ソーシャル・ネットワーキング・サービスです。

例えばGoogleMap等の表示順位でも、SNSでの拡散や話題性がある店舗の方が優先的に上位に表示されています。音声検索の場合もこれと同様で、SNSでの反応率が高いコンテンツが回答として選ばれる傾向が見られました。

【音声検索結果に表示されるコンテンツのSNS反応数】

  • Facebookでの拡散:平均1,000以上のシェア
  • Twitterでの拡散:平均40~50以上のリツイートやキーワードを含むツイート

音声検索SEOを考える上では、コンテンツそのものへの導入率のみならず、SNSでの反応も考えていく必要があります。

 

●SNSとの連携・情報発信を行おう

SNSでの情報拡散を狙うには、以下のような対策が考えられます。

1)コンテンツ・ブログ等の各ページにSNS連携ツール(連携ボタン等)を設置、コンテンツ読者が気軽にコンテンツの話題をSNSで発信できるようにする
2)各SNS(Facebook、Twitter等)に自社アカウントを所持、コンテンツ内容についての紹介・コンテンツへの誘導を行う
3)各SNSで好まれる情報発信傾向を把握し、アカウントのフォロワーを増やす
4)Facebook・Twitterのプロモーション機能を活用する 等
 

 

■6.構造化データは重要?

音声検索SEOにおける構造化データの重要性については、いまだ意見が分かれるところです。2017年段階の実験結果によれば、構造化データがマークアップされている(つまりMETAデータが付与されている)ページの音声検索結果出現率は35~36%前後で、全世界平均の31%前後との大きさな差異が見られませんでした。

 

また2017年5月のGoogleによる発表でも、構造化データは表示順位(ランキング)に直接的に影響を与えるものではないことが表明されています。

とは言え、構造化データによる対策が一切必要無いか?というと、そういうわけでもありません。「ユーザーのクエリにマッチした回答がある」とGoogleエンジンに理解させるには、構造化データが大きく役立ちます。

 

この点についてはGoogleも認めているところです。もちろんGoogleがサポートしていない構造化データをいくら実装しても意味はありませんが、Googleサポートのある構造化データを的確に駆使すれば、Googleエンジンの理解度は高まり、回答として表示される確率も上がります。

Googleの構造化データ推奨は、ゲイリー・イェーシュ氏(Googleスイスのサーチトレンド・アナリスト)による2018年2月の発言においても「今後も続く・推奨は変わることがない」と明言されています。音声検索でのSEOを考える上では、構造化データにも気を配っておいた方が良いでしょう。

 

■おわりに

音声検索最適化を行う上で知っておきたい6つのヒントはいかがでしたか?Google Home、Amazon Echoといったスマートスピーカーの使用率は日本でも徐々に上昇しており、これからの数年で「検索の在り方」が大きく変わることが予測されています。

 

とは言え、「良質なコンテンツ」が今後も重視されることには変わりはありません。適切なSEO対策を取るとともに、専門的かつ情報量のあるコンテンツを定期的に制作していくという基本姿勢を忘れないようにしましょう。

 

 

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