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カラー
年末、カラーをいただき、その帰り道、
そのままおばあちゃんの病室へ行って、
おばあちゃんにカラーのお花を見せて
おばあちゃんはもうしゃべれる状態じゃなかったけどカラーを見ていた
その夜中におばあちゃんは亡くなった
病院の霊安室でもカラーをそばに飾ってくださり、
お正月、おばあちゃんを預かっていただいた斎場でもカラーをそばにずっと飾ってくださった。
今日の明け方、サードアイに妖精さんが来てくださった
その妖精さんは黒いマントを羽織り、いつもの妖精さんの格好とは違った
小さなキャンパスに花を描いて、
わたしに渡してくれた
そこには白い紙には、黒い鉛筆でカラーが描かれていた
妖精さんはわたしを見て去って行った
今日お葬式だった
最期、カラーを棺の中に
おばあちゃんにとても似合っていたよ
あの妖精さんはカラーの妖精さんだったんだなって思ったよ
華奢で髪をひとつにまとめ喪服着て
草花と光がキラキラしてきれいな場所だった
ただただわたしをまっすぐ見てくれてた
カラーのお花と共におばあちゃんは
元の場所に還るのかな
2束いただいたカラー。
我が家の分と、おばあちゃんのそばと。
描いてくれたカラー
その想いに
たくさんありがとう✨って思いました。
