こんばんは!洗濯家の中村祐一です。
今回の九州地方の地震、亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
こんな時、洗濯で直接的に力になれることは非常に少なく、歯がゆい気持ちも少なくありません。
地震発生後僕は、イドカバネットというサイトに、少ないお水での洗濯の方法を書きました。
→※ 緊急時など、洗濯機がなく水が十分に使えない時の洗濯方法
で、このブログにも、普段通り洗濯することが出来ない場合の、洗濯に関する知恵をまとめておきたいと思います。
◎洗濯機などが満足に使えない時にオススメなのは「つけ置き洗い」
最小限でなおかつ、汚れやニオイも取れやすくなり、オススメの洗濯方法が「つけ置き洗い」です。
●浸け置き洗いの方法
バケツなど何かお水を貯められる物に水をためたら洗剤を入れ、あとは漬けておくだけです。
洗濯機で回さなくても20分から30分位漬けておけばかなり汚れは溶け出してきます。
アドバイスをしていると、よく「洗濯機でグルグル回さないと汚れが落ちている気がしない・・・」と聞かれたりすることが多いのですが、大丈夫です。
洗剤液に漬かっていれば、洗剤の力と水の力で汚れは溶け出してきます。
特に汗などは元々水に溶けやすいですから漬けておくだけでかなりスッキリするはずです。
部分的に目に見える汚れがあれば、その部分だけもみ洗いしてもいいですが、とりあえず汗などを流して服をさっぱりさせたいという場合は、とりあえず浸け置きしてみて下さい。
漬けておくだけなら体力的にも楽ですしね!
もし部分的な汚れが気になった場合、漬け置き後にゴシゴシすると汚れは落ちやすくなっていいですよ!
●その後は、すすぎ。
手で捻るように絞ったり(伸びないように注意)、折りたたむなどして、できる限り絞って洗剤液をなくしてからすすぎに入れば、泡切れが良くなるので、すすぎやすく、水のムダが最小限になります。
●使う洗剤など
◎一回すすぎタイプの、すすぎやすい洗剤
こういったものがあれば一番おすすめです。
漂白剤を配合したタイプであれば、不快なニオイに対してより効果が出やすいです。
◎おしゃれ着用の中性洗剤
十分に濯げずに仮にすすぎ残しがあっても、トラブルになりにくい洗剤ですのでこれもオススメです。
×粉末の洗剤
粉末タイプは洗浄力は強いですが、すすぎにくいので水を大量に必要とします、手であらうと手荒れもしやすいので非常時にはオススメしません!
●洗濯用の洗剤がない場合・・・・
△食器用のものなど
これでもいいのですが、使い過ぎると、泡が立ちすぎてすすぎが大変になったり、洗い上がった服がごわつく可能性があります。なので、ためた水にほんの数滴垂らすぐらいで使うのがいいと思います。
(ほんの数滴水に入れるだけで、繊維に水が浸透しやすくなります。)
・まったく洗剤がない場合は、重曹などの弱いアルカリ性のもので代用する事もできます。
(重曹とかの方がないかもしれませんが・・・)
アルカリ性での洗濯は、皮脂やタンパク質などが落ちやすくなります。重曹くらいのものであれば、すすぎもそれほど大変ではないです。
●最小限の水で洗濯するために。
・まず、洗剤の量を守ること。
最近のすすぎ1回タイプの洗剤だと水10Lに対して入れる洗剤の規定量はこんなもんです!
マジで「コレだけ!?」ってくらいちょっとですよね??(^^)
大体、洗剤入れすぎてすすぎに手間取り水を大量に消費というパタ―ンが多いです。
規定量守ればすすぎもかなりすすぎやすいはずです。
まずは洗剤の量を守る。
これが大事です。
・そして、洗剤液を「上手に」使い回す。
洗剤を入れることで、汚れを落とす働きと同時に、汚れを繊維に戻さないと言う作用を得られます。
(ただし、アルカリ洗濯の場合はこの再付着防止の作用がありません。また、食器用洗剤などを少量使うだけの場合も、この働きが弱くなります)
そのため、洗剤を入れる水はある程度使い回せます。
そこでオススメなのが、色の薄いものや汚れの少ないものから洗っていき、徐々に色の濃いものや汚れの多いものへ移っていく洗い方がオススメです。
例えばこんな感じ。
バケツでもオケでも何か水を貯められるものに、洗剤の入った水(A)とただの水(B)を用意します。
で、こんな風に、服があったとしたら、まず①からAに入れます。

・漬け置いた後、1を絞ってBに入れ、2をAに入れる。
・その後、1を絞って干す、2をBに入れる、3をAに入れる。
・あとは、同じように最後まで繰り返し。
こうすれば、Bの水を順次キレイなものに変えていけばいいので、節水になります。
●嫌なニオイには中和が効果的の場合も
嫌なニオイには漂白剤を使うのが有効な場合が多いですが、それ以外にも酸やアルカリを使った方法も効果的です。
生ゴミ臭や酸っぱいような臭いがしている場合は、どちらかと言うと酸性の場合が多いです。
その場合は、重曹などアルカリ性の物を使って中和をする。
逆に、硫黄臭などアルカリ性のものは酸性のクエン酸やお酢などで中和できます。
今回の九州地方の地震、亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
こんな時、洗濯で直接的に力になれることは非常に少なく、歯がゆい気持ちも少なくありません。
地震発生後僕は、イドカバネットというサイトに、少ないお水での洗濯の方法を書きました。
→※ 緊急時など、洗濯機がなく水が十分に使えない時の洗濯方法
で、このブログにも、普段通り洗濯することが出来ない場合の、洗濯に関する知恵をまとめておきたいと思います。
◎洗濯機などが満足に使えない時にオススメなのは「つけ置き洗い」
最小限でなおかつ、汚れやニオイも取れやすくなり、オススメの洗濯方法が「つけ置き洗い」です。
●浸け置き洗いの方法
バケツなど何かお水を貯められる物に水をためたら洗剤を入れ、あとは漬けておくだけです。
洗濯機で回さなくても20分から30分位漬けておけばかなり汚れは溶け出してきます。
アドバイスをしていると、よく「洗濯機でグルグル回さないと汚れが落ちている気がしない・・・」と聞かれたりすることが多いのですが、大丈夫です。
洗剤液に漬かっていれば、洗剤の力と水の力で汚れは溶け出してきます。
特に汗などは元々水に溶けやすいですから漬けておくだけでかなりスッキリするはずです。
部分的に目に見える汚れがあれば、その部分だけもみ洗いしてもいいですが、とりあえず汗などを流して服をさっぱりさせたいという場合は、とりあえず浸け置きしてみて下さい。
漬けておくだけなら体力的にも楽ですしね!
もし部分的な汚れが気になった場合、漬け置き後にゴシゴシすると汚れは落ちやすくなっていいですよ!
●その後は、すすぎ。
手で捻るように絞ったり(伸びないように注意)、折りたたむなどして、できる限り絞って洗剤液をなくしてからすすぎに入れば、泡切れが良くなるので、すすぎやすく、水のムダが最小限になります。
●使う洗剤など
◎一回すすぎタイプの、すすぎやすい洗剤
こういったものがあれば一番おすすめです。
漂白剤を配合したタイプであれば、不快なニオイに対してより効果が出やすいです。
◎おしゃれ着用の中性洗剤
十分に濯げずに仮にすすぎ残しがあっても、トラブルになりにくい洗剤ですのでこれもオススメです。
×粉末の洗剤
粉末タイプは洗浄力は強いですが、すすぎにくいので水を大量に必要とします、手であらうと手荒れもしやすいので非常時にはオススメしません!
●洗濯用の洗剤がない場合・・・・
△食器用のものなど
これでもいいのですが、使い過ぎると、泡が立ちすぎてすすぎが大変になったり、洗い上がった服がごわつく可能性があります。なので、ためた水にほんの数滴垂らすぐらいで使うのがいいと思います。
(ほんの数滴水に入れるだけで、繊維に水が浸透しやすくなります。)
・まったく洗剤がない場合は、重曹などの弱いアルカリ性のもので代用する事もできます。
(重曹とかの方がないかもしれませんが・・・)
アルカリ性での洗濯は、皮脂やタンパク質などが落ちやすくなります。重曹くらいのものであれば、すすぎもそれほど大変ではないです。
●最小限の水で洗濯するために。
・まず、洗剤の量を守ること。
最近のすすぎ1回タイプの洗剤だと水10Lに対して入れる洗剤の規定量はこんなもんです!
マジで「コレだけ!?」ってくらいちょっとですよね??(^^)
大体、洗剤入れすぎてすすぎに手間取り水を大量に消費というパタ―ンが多いです。
規定量守ればすすぎもかなりすすぎやすいはずです。
まずは洗剤の量を守る。
これが大事です。
・そして、洗剤液を「上手に」使い回す。
洗剤を入れることで、汚れを落とす働きと同時に、汚れを繊維に戻さないと言う作用を得られます。
(ただし、アルカリ洗濯の場合はこの再付着防止の作用がありません。また、食器用洗剤などを少量使うだけの場合も、この働きが弱くなります)
そのため、洗剤を入れる水はある程度使い回せます。
そこでオススメなのが、色の薄いものや汚れの少ないものから洗っていき、徐々に色の濃いものや汚れの多いものへ移っていく洗い方がオススメです。
例えばこんな感じ。
バケツでもオケでも何か水を貯められるものに、洗剤の入った水(A)とただの水(B)を用意します。

・漬け置いた後、1を絞ってBに入れ、2をAに入れる。
・その後、1を絞って干す、2をBに入れる、3をAに入れる。
・あとは、同じように最後まで繰り返し。
途中で汚れたAの水は、トイレ用などのお水にするというのもいいかもしれません。
Bの水は、途中から洗剤を入れて洗剤の入った水Aとして使うようにするのもありです。
Bの水は、途中から洗剤を入れて洗剤の入った水Aとして使うようにするのもありです。
こうすれば、Bの水を順次キレイなものに変えていけばいいので、節水になります。
●嫌なニオイには中和が効果的の場合も
嫌なニオイには漂白剤を使うのが有効な場合が多いですが、それ以外にも酸やアルカリを使った方法も効果的です。
生ゴミ臭や酸っぱいような臭いがしている場合は、どちらかと言うと酸性の場合が多いです。
その場合は、重曹などアルカリ性の物を使って中和をする。
逆に、硫黄臭などアルカリ性のものは酸性のクエン酸やお酢などで中和できます。
いずれも10Lに大さじ1弱位を溶かして使うといいと思います。
以上、とりあえず思い浮かんだことをまとめてみました。
また、この記事の内容がどこかで役立ちそうならぜひシェアを!!
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