『銀河英雄伝説 Die Neue These 第一話 永遠の夜の中で』がGYAOで放送。第1話でアスターテ会戦の3分の2が終わった。見る限りでは、原作や旧作と全く同じストーリー。

 

 帝国軍の軍服は旧作よりもダサくなっており、ヤン・ウェンリーはイケメンになっている。ブリュンヒルドは随分と細身になり、これ戦艦なの?という感じを受ける。

 

 今回は12話のみの放送ということで、それ程先まではいかないのだろうか?

 

 多分そうはならないだろうが、個人的な希望を述べさせていただく。

 

・原作のようにアムリッツァの戦いで同盟が壊滅的敗北を喫するというのはやめてほしいです。理由は明白。2国の拮抗が全体の話の10%の段階で失われてしまい、国家の興亡を予想する楽しみが失われたから。

 

・田中芳樹の作品で頻出現象だけど、『主人公陣営の人材>>>敵陣営の人材』が極端すぎ。同盟側の無能な将官、政治家をもう少しテコ入れして、抵抗できるような建付けにしてほしいもの。

 

・キルヒアイスが第2巻途中であっさりアンスバッハの手で殺されるというのもやめてほしいです。作者の田中芳樹自身が反省しているように、ストーリーの膨らみを潰すのと同義。キルヒアイスが負けるのであれば、それはヤン以外にありえないです。

 

(今回はそこまで行くはずもないが)

・ヤンが地球教徒ごときに倒されるのもやめてください。

 

・バーミリオンで無理やり、互角の戦力でラインハルトとヤンに対戦させるというのも違和感がありすぎ。

 

・フェザーンも簡単に陥落しすぎ。ボルテック裏切り=帝国の侵略では芸がなさすぎ。ルビンスキーなら監視をもっと密にしていそうなもの。

 

 せっかくリメイクするなら分厚い作りにしてほしいですね。無理だけど。