• 31 Oct
    • 将棋竜王戦第2局追記

       局後の感想を読むと、・先手陣に欠点あり(4八銀型・・・二手損は痛い)。・▲4五桂は△3三桂を誘発し、疑問手の可能性あり。とのことで、私の所見はそれ程ピント外れでなかったみたい。 羽生は組み上がりの局面を悲観的に見ていたという記事もあるが、これは彼においてはいつものことで、第三者的にみれば、後手に不満はなかったと思う。

      1
      テーマ:
  • 30 Oct
    • 手賀沼エコマラソン:個人編

       手賀沼エコマラソンの個人編です。※ 雨がきつかったので、写真は一枚も撮りませんでした。 何回か書いているが、この大会は5年ぶり。2011年94分、2012年87分でゴール。途中で2連坂とか橋の上り下りとかはあるが、246ハーフに比べると遥かにフラット。私の中で、東京周辺のハーフマラソンで普通のコンディション下でタイムが狙いやすいのは順に、深谷>上尾>以前のさいたまシティ>手賀沼>>>246ハーフ>鹿沼であるが、手賀沼はまずは走りやすい方と認識していた。 ハーフの記録は、ランを始めて2年で出した246ハーフの86分15秒。難度とスコアが比例していないが、恐らくはスピード進化はこれをもって頭打ちになったのであろうか? 私のコンディションはといえば、10月8日に奥武蔵グリーンラインチャレンジを走り、以降はスピード強化をしたいところであったが、最近の悪天候続きで蓄積はさっぱり。このレースに限っていえば、よい刺激入れになればいいかな、くらいの意味合いで臨もうと思っていた。 当日北柏到着は8:21。そこから会場に徒歩で入り、体育館でウィンドブレーカーを脱げば、準備完了。1万人も来る大会だからと、9時前に荷物預けを先に済ませてしまうと、もうすることがない。雨を凌ぎたいので、橋の下で雨宿りをして時間を潰す。 フル以上の大会だとアップを全くしない私だが、さすがにハーフ以下ならアップはしたい。しかし、外は大雨。刺激入れなのだから、まあいいや、と納得させる。 9時40分にスタート方面に移動開始。スタート地点は会場から歩いて800Mあると書いてあったので、余裕をみておく。雨が厳しいが、折り合いをつけられそうではある。フルなら塩タブレットやジェルを持参するが、激しい雨の中での補給が面倒くさそうなので、今回は手ぶらにしておく。※結果的には、結構無理を重ねることになり、よくなかったようだ。 スタートは割ときっちりと分割されていた。陸連登録の私はAブロックを割り当てられる。以前のこの大会ではブロック破りが当たり前にいたが、この日は全く見ず仕舞い。天気が悪いので皆さん、大人しかったのかな? 10時に我孫子市長の号砲でスタート。待機中に足の裏がすっかり冷えてしまい、真冬のレースと同様、足裏のシャーベット現象が生じている。こういう時は抑え目に、というのが私の掟で、最初の1キロは4:15。『遅いな・・・』 抑え目といいつつ、既にアップアップになっているような・・・この程度の速度で実に情けないが、靴は早くも水を大量に含み、傍を通るランナーに水もかけられ、『やむなしか』とも思う。 とにかく自分の身体に起こることを客観的にモニターし、今後の練習計画の参照材料を集めよう、と考えた。 4分10秒台のラップを10キロまで維持するが、そこから風の影響を感じるようにもなり、このコースの名物2連坂で速度も落ちで、ラップが4分20秒台に落ち込む。割と女性比率の多い大会でもあり、何人かロックオンするが、安定的な距離を維持できない。 女性のことはいいとして、身体を観察しよう。筋疲労はそこまでないのだが、呼吸がいまいちで(ずっと鼻炎の症状はあった)、肉体を追い込み切れていないような感覚がある。フォームの前傾を意識して、できた時は速度が上がるのだが、気がつくと後傾しているか。これ、いつもこうなるのね。腕振りもグイグイやりたいが、維持できない。分かっていてできない、というのも情けない。 景色で気持ちを紛らわしたいところだが、手賀沼か水田しか見えないわけで、全般的な印象は佐倉健康マラソンと同様、『千葉』というしかない。気持ちが盛り上がらないまま、4分30秒を越えるラップも2回。これは、まともな走力がついてから最悪タイムになるのでは?とさらに気持ちが萎えた。 20キロを過ぎて、気持ちが戻り、ペースアップに成功し、それなりの数のランナーを抜けるようになったが、時既に遅し。90分オーバーでゴール。 この大会、完成度が高いのだが、全体順位が直ぐに分からない。ゴール後他のランナーと話をしたところ、私のような極端なタイム悪化をした人はいないようで、やはりコンディション作りに問題ありか。 ゴール後は文化センターでさっさと着替えて、撤収。まだ混雑はしていなかったので助かった。更衣室が分散配置されているのはよかったと思います。 課題が多いことがよく分かった。当面はインターバルとか、5キロの全速走とかをこなしつつ、筋トレを重ねようかな、と。帰宅後、近所の鍼灸院でみてもらったら、筋の柔軟性は維持されていて、このところのストレッチの効果は明らかにある。であれば、パワーの方に力点を置くべきで、スクワットとか人間空気椅子の比重を増やしてもいいかな、と思っている。 即席の効果はでないかもしれないが、11月12日に246ハーフがあるので、そこでもう一度モニター、その結果を踏まえてつくばの方針を決めます。

      5
      テーマ:
  • 29 Oct
    • 将棋竜王戦:羽生、怒涛の連勝

       将棋竜王戦第2局は、後手番の羽生が積極的な先制攻撃からほぼペースを握り続け、そのまま攻め倒して、2連勝。永世七冠まであと2つ。 王位戦、王座戦となすところもなく失陥したのと同一人物とは思えないくらいの充実。何が起こっているのか? 渡辺に精彩がないのも確かですけどね。 昨日の封じ手場面で、コメント欄に後手悲観的な意見をいただいたのだが、私はむしろ後手持ちであった。このブログを長年みておられる方がご存知かもしれないが、私の中で回避すべき愚形のひとつが「居飛車+4八銀」である。※振飛車の6七金型の評価も非常に低い。実際、この2つの形は勝率が出ていない。 仕掛けられてしまうと、もう先手の右銀活用の展望がみえない。こうならないように駒運びを工夫する必要があるはずだが、そもそもこの形で悪くないと考えているのかもしれないですね・・・私にはその根拠が推測できないが・・・ ここからの羽生の駒の運用が素晴らしい。△6四銀▲6七銀に△8六歩▲同歩と突き捨てておいて、△4五歩▲6八角と角を押し返しつつ△3三角と動員し、攻撃陣準備完了。まさに総動員体制であるのに対し、くどいが先手の右銀が戦線に参加できていないし、攻撃の形もない。相撲でいえば、もうがっちり前褌を取りました!というところではないか。 渡辺は▲4五桂と桂を起用して△4四角▲4六角と後手の攻めを牽制しようとするが、これが羽生のカウンターを誘発する。3三で桂交換をした上での△7七桂打が炸裂! 番勝負の流れを決めかねないような一撃である。 △7六歩で先手の防衛ラインが突破され、竜ができる。さらに△4九竜が周到な一手で漸くの▲5七銀で飛車回りが見えたと思いきや、△6四桂で飛車回りが無効化される。先手はずっと掌で踊っているような感触すらある。 第1局に続いて羽生快勝。渡辺、修正ができるだろうか。ここまでの2戦、結果としては自己主張のない将棋を指している。

      2
      4
      テーマ:
    • 手賀沼エコマラソン:撃沈

       今日の手賀沼エコマラソンは終始雨。 寒さの比較だと、2013年の霞ケ浦と今年の伊豆大島程ではないが、雨量だとこの両大会や2013年の高島平と同等クラス。風も案外、強く、厳しい状況だった。(気象庁データだと大した風速ではないかもしれないが、ほぼ遮るものがないので、かなり風の当たりはあったと思う。とはいえ、横浜マラソンが中止になる中、こちらは内陸の恩恵か、そこまでの豪雨、強風ではなかったのでしょう。まずは開催されて感謝です。) 私のパフォーマンスは、足元の悪さが作用したのか、今年前半の怪我からスピードが回復していないせいなのか、恐らくは理由は半々くらいかと思うけれど、92分超過。2013年の246ハーフで強風の中、相当な手抜きレース(つくばを控えてセーブした)をした時ですら90分台だったことを思えば、かなりダメだ。というか、フルのベストを出した時のハーフ通過時間と大差ないわけで、今年度のフルのレース方針を下方修正すべきかと考えてしまった。 今日は総括感想だけにしておきます。・このレースは2012年以来5年ぶり。コースが変更されていて、スタート地点は会場から結構離れたところになっていた。但し、こちらの方がスタート直後はストレートコースなので走りやすそう。・数少ない全日本ハーフマラソンランキング対象大会。(だから出場する気になった)・以前と違い、当日受付が不要になっていて、その点は楽。また、近くの体育館、文化センターが更衣室として提供されていて、1万人の参加者を十分回せていたようである。・何気に駅からの経路の歩道のプランターに「エコマラソン歓迎」のようなシールが貼られていて、和む。応援はほぼないけれど、地域に根付いている感じ。・以前と異なり、我孫子駅からの送迎バスが出ているとのこと。但し、朝は30分おきで「乗れなかったらごめんなさい」、レース後は12時半からの運行開始で、ある程度の走力のランナーには使い勝手が悪い。せっかく、我孫子駅周辺の飲食店優待券を出してくれても、使えない。・中央学院の駅伝部部員がペースメーカーをしてくれたようだ。私は利用する状況ではなかったが。・会場は残念ながら泥だらけ。靴は真っ黒になる。皆さん、適当に水道で洗っていた。(驚いたのは、そのままの靴で帰路につく人が相当数いたこと・・・私には無理です)・コースだが、なんとなくだが佐倉マラソンと似ているか。余り目が楽しむことはないか。・フードブースもあったようだが、この雨では利用するのは無理。北柏駅前の日高屋でランチ。熱心に呼び込みをしていて、大盛り券も配布の上、直ぐに座れたので助かりました。 安定したクォリティでお勧めしやすい。 去年出場した厚木ハーフマラソンとの比較だと、こちらの方がタイムは出やすいが、参加料金は遥かに高い。私としてはアルタネートでいいかな、という気がしている。

      1
      テーマ:
  • 28 Oct
    • 明日は土砂降り:手賀沼ハーフ orz

       週末が全く晴れてくれない。先週が最悪と思ったが、今週末の方がさらに悪そう。 時間当たり4mmとはかなりの雨。2013年の霞ケ浦、高島平、去年の立山、えちご・くびきの、今年の伊豆大島が雨中のレースとしては記憶に残るけれど、今回は雨量では越えるかもしれない。 家でフル装備をした上で、現地でレインウエアを脱げば直ぐに荷物預けができるくらいの態勢で行きます。現地で長く待ちたくないので、会場着は敢えて1時間前程度でよいかと。 走り出せばどうにかなるでしょう。

      2
      テーマ:
  • 27 Oct
    • 観応の擾乱(亀田俊和)

      「応仁の乱」に続く室町時代の新書が出た。「観応の擾乱」。この時代のフリークとしてはとても嬉しい著作である。内容もある程度は蒙を啓いてくれるものがあった。・足利直義は保守派、尊氏と高師直は勃興してくる中級武士の利害を体現している、という整理が従来の見解であったと思うが、こちらでは必ずしもそうではないとする。尊氏の主力部隊は保守的であるはずの東国武士により構成されている。・室町幕府発足当初の裁判システム(=恩賞認定)が不合理であったことから、武士の不満が蓄積していた。彼らの不満は直義の政権復帰で解消されるかと思われたが、恩賞付与権を尊氏が維持したため(直義は尊氏を徹底的に倒す気はなかった)、結局尊氏が求心力を確保した。・尊氏は北朝を軽視しており、南朝が皇統復帰してもよいと考えていた。もともと彼は後醍醐天皇への親和があり、無理やり直義に担がれたものである。・南朝は尊氏の判断に乗ることもできたが、幕府完全撃滅を狙い、和約を破棄した。観応の擾乱第二幕の原因は南朝にある。 この見解の通りだとすると、北朝がかわいそうすぎる。(私は後醍醐天皇よりも光厳天皇の方が好きだ。晩年、彼が吉野に後村上天皇を訪問したという太平記の記述が事実通りかどうかは疑義があるが、そういう話が伝わるということは、こだわりの少ない心情の持ち主だったのではないかと思うのである)・幕府が勝ち残ったのは、武士が努力すれば恩賞をもらえる、報いられる制度を確立したからである。また、何らかの失態があっても最悪本人のみが死ねばよく、家は残される運用であったことから、制度的な安定を見るに至った。 こういう優しい制度であれば、結局は増長する大大名も出てくるかもしれないが、ミスると即一族断絶というような厳しい世界よりもましか。ましてや中国のような三族族滅といった過激な刑罰はついに適用されなかったことは評価していいのではないか。 灰色の目立たない時代がこういう風にライトが当たるのは、現代のようにとかく派手な政治を求めたがる傾向に照らしてもいいことかと思うのである。※ 但し、足利直義と高師直の衝突序盤で、なぜ師直があれほどの軍勢を組織できたのかがよく分からない。著者の亀田氏の分析だと、師直は領土欲が乏しい人間であり、恩賞も彼の無欲さを反映したものであったため武士の不満を招いたとある。そういう師直が大兵力を糾合できた理由が私には分からない。。

      4
      テーマ:
  • 23 Oct
    • 衆議院選挙・・・案外見応えがなかったか・・

       昨日は概ね事前の予想通りの結果だっただろうか。・私の居住している選挙区は自民党(若宮)が立憲(手塚)に競り勝ち。前回は大差だったことを考えると、立憲に一定の風は吹いていたのだろう。3位は神奈川(江田憲治の選挙区だ)から引っ越してきた福田だが、大敗。自民党に居残って比例復活救済に甘んじるべきだった、というのは簡単だが、自民党は比例復活を2回までという規約を入れようとしていた、ということでもあり、いずれにしても身の置き場がなかったのかもしれない。それでも、無所属の江田の地盤をあと3年かけて切り崩せばよかったのではないか、とか思ってしまう。現職の副大臣だったのに。。今回、最も判断を誤った人物と言えるだろう。・菅直人が小選挙区当選か。武蔵野市は昔は社会党が強く、一定の生活水準が維持できると革新系で遊びたくなってしまうというところもあるのだろうか。対立候補の土屋もタマとしてはいまいちでしたよね。口の悪い保守、というのは女性受けも悪いとしたものです。・仮想コインの吉羽(八王子)は大差の落選。若狭も荒木も東京の小選挙区では全く通用せず。そもそもタマが悪すぎる。・山尾(愛知)は生き残り。元々選挙はあまり強くなかったよね。今回のを凌ぐとは大したものだ。私は全く支持しないけれど。選挙区の人は別の感じ方があったのだろうね。・金子(新潟)は比例救済もないくらいの大敗。うーん。そこまでダメなタマではないと思うのだけど。不倫をされて落選し、その不倫を批判して自身も不倫をしていたとされる人(=山尾)が生き残るのだから、諸行無常というべきか。・昔、等々力の駅前で辻立ちしていた佐藤ゆかりは大阪で比例救済。そろそろ選挙区を固めてあげて。・しぶとかった小沢鋭、松野、浅尾は軒並み落選。ある種の淘汰はあったと思われる。 今回ほど、主要メディアの報道姿勢とネットの乖離が目立ったこともなかったように思える。小泉が池上特番で新聞の低減税率のことを話そうとしたところ、池上、必死にこれを止めるような素振り。無双の彼にも困るネタはある、ということで、面白く拝見した。電波の公募とか財政改革のために対メディアでできることもあるはずで、誰がこういうところに切り込むか、というと小泉が一番適役なような気がする。・憲法論議も始まるんですかね。9条はともかく、他の条項も結構疲労しているので、ゼロベースで検討してほしいもの。例えば前文(諸国民の公正と信義をを信頼して云々とかありえない)、衆議院の優越とか、参議院の意義付け変更(地域代表としてもいいような気がする)とか、国民審査とか。

      6
      テーマ:
  • 22 Oct
    • 今日の将棋NHK杯戦:佐藤康光のウルトラパワー

       今日のNHK杯戦。 3手目▲5六歩として後手に馬を作らせる:「これって、相当に後手の勝率よかったよね?」 組み上がり:「穴熊、できちゃったよ」 開戦:「飛車角ともに後手の方が圧倒的に働いているね。先手の成銀は辺境で腐り果てるしかないな。先手陣、ぺちゃんこだな」 中盤:「あれ? 成銀が駒台に乗った・・・香車得ではあるね。」 終盤入り口:「後手、駒が少ないか? 案外、攻めが細い?」 終盤:「穴熊にとりついた・・・ぺしゃんこの先手陣、耐久力があるか?」 終局:「これを勝つのかよ?」 観戦していて面白い将棋ではあるが、心が休まらない。例によって、得の少なさそうな作戦で普通に不利になりながら、指し手が進むと挽回しているというウルトラパワー振り。前期の斎藤戦や今期順位戦の広瀬戦を思い出させる。 棋譜がないので検証が不十分だけれど、恐らくは△9四飛が余計。成銀が生き返り、金が7筋に漂流する原因になったわけだから。 次は斎藤戦。ウルトラパワー再度発現されるか?

      2
      テーマ:
  • 21 Oct
    • 将棋竜王戦第1局:羽生圧勝、永世七冠まであと3つ

       今日は朝の内だけ小雨だったので、サクッと走りに行き、帰宅したのが9時。そこからは竜王戦第1局を流しながら、将棋ソフト相手の練習をしていた。走るのは遅いし、将棋ソフトには勝てないし、なんか悲しい。 それはそれとして、羽生が短期間に1冠まで後退したところでの竜王戦挑戦。ここで結果を出せないと、本当に「普通の一流棋士」になってしまう。(変な用語ですが) 世論は90%が永世七冠を待望していると私は見立てており、羽生本人は絶好調ではないとしても、相手の渡辺も好調とは程遠く、期待感もそれなりにある。羽生が3局を終わったところでリードを奪っていれば、奪取の可能性はあると思う。逆に本局を制されると、王位戦、王座戦のように追いつけないままになるのではないかとの予感があった。 将棋は相掛かりから割と間口の狭い展開となった。言いたくはないが、最高棋戦とは思えない一直線の攻め合いになり、そのまま羽生が押し切った、といっていいのではないか。渡辺がこの展開を選んだのだが、それが全くイケていないというのでは、大局観が変調なのであろうか。 実況中継のプロの解説をみていると、後手の渡辺の方が方針を立てやすい、指しよい、といった記述が目立ったが、私はずっと懐疑的であった。 それはそうだろう。飛車は詰まされたが、羽生は金銀を剥がし、王手で桂馬を取りながら馬まで製造している。 飛車を取った渡辺のと金は当たりになっていないので、△2八とと引かないと攻めの形にならない。渡辺の攻めの方針が立てやすいということはイコール、羽生サイドから見ると速度計算が容易であるということでもある。敵の攻撃が丸分かりなのだから、相手の持ち駒とか駒の利きに制約を与えるような攻めを行えばいいだけの話である。私の能力ではさっぱりだが、竜王戦挑戦手合いのレベルであれば難しいことではないはずである。 後手にやりようがなかったかといえば、私見で恐縮だが、△7四角は質駒になりやすく、恐らくは疑問。 大駒が壁でバカみたいだが、△7二角と打ち、羽生の馬が6四に来た時に△6三歩と追い返せるようにする方が些かはマシだったのではないか。でも、後手の攻め本位で考えると、そもそも角を手放してしまうと、飛車を九段目に降ろしても詰めろがかからないので、やはり既に辛い展開なのかもしれない。 4図で渡辺は角を逃げ、控室のプロ達は驚いたということなのだが、飛車を降ろしても何でもない。▲7四銀成と角を取られてしまい、それだけのことである。▲8三成銀と飛車の利きを止められてしまうので、先手玉に不安はない。 羽生、まずは圧勝。気持ちよく第二局に行けるのではないだろうか。

      6
      9
      テーマ:
  • 19 Oct
    • さいたま国際、有力女子選手不参加

       岩出玲亜と吉田香織しか有力選手が出ないさいたま国際マラソン。 瀬古俊彦が「寂しい限り…。駅伝よりマラソン選手を作ってほしいとずっと言ってるんだけど、変わらない」「(設定)タイムも他より1分遅いし、出やすいと思うんだけど。なんで出ないのか…」といっているが、・ 駅伝よりマラソンを優先したいなら、それぞれの大会の日程を陸連主導で調整すればいい。・ さいたまのタイムアドバンテージが1分では全く不足。他の対象大会に比べて、気温は高いし、アップダウンはあるし、4分程度が妥当でしょう。・駅伝の日程を動かせないなら、さいたまを12月下旬開催にすれば、まだしもでしょう。 それよりも冬の選考大会を全部真夏に移せばいいんですよ。夏はフルマラソン、冬は駅伝、これで棲み分けOKです。

      2
      テーマ:
    • 【囲碁】独学で3日で最強になったAI

      『米グーグル持ち株会社のアルファベット傘下の英ディープマインドは、新しい囲碁用の人工知能(AI)「アルファ碁ゼロ」を開発した。世界トップ棋士に勝った際は大量のプロの対局データを学習して強くなったが、今回は人が手本を示さなくてもAI同士の対局を繰り返し、独学で勝率の最も高い打ち方を編み出した。以前のアルファ碁も圧倒し、人間を含めて史上最強になったという。』記事によると、その後、人間の棋譜を学習させたところ、アルファ碁との対戦成績が89-11になった(悪化したということ?)という。将棋ファンならだれもが同じことを考えたはず。「アルファ将棋ゼロ」を作ってください。どんな棋譜をみせてくれるのか。それはさておき、医療とか投資とか経営管理の分野であれば特に新たな地平をみせてくれるのではないか? さらにいえば、政治、政策判断ですっきりとしたものを見せてくれるのではないか、とも期待したいところ。(小池知事の「私はAI」という発言をさっさと暴言として片づけてほしいもの)ただ、AIの結論へ至るパスが凡人に分かるようなものであることも必要であり、開発陣にはその辺りの目配りもお願いしたいです。

      1
      4
      テーマ:
  • 15 Oct
    • 宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち 第三章「純愛篇」レビュー(ネタバレ全開)

       今日は氷雨。全く走る気が起きず、宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち 第三章「純愛篇」を観てきた。以下、ネタバレ全開のレビューです。まだ観ていない方は回避願います。・2199の時も奇異に感じたのだが、敵国の指導者(今回はズウォーダー、前回はデスラー)が何をしたいのかがさっぱり分からない。今回でいえば、辺境の惑星の一戦艦の館長代理(=古代)を嬲ることが目的なのか? 仮にも大帝なのだから、悠然と彗星を進撃させればいいじゃん。・福井晴敏が関与している割には粗すぎる脚本。・250万隻の敵戦艦のワープアウトを指咥えているヤマト並びに地球連邦軍。ヤマトに動く気がないなら、アンドロメダを派遣すればいいじゃない。春秋戦国の宋襄の仁ですかね。・250万隻もいて、ヤマトに全く備えをしない彗星帝国。1万隻くらい割いておけばいいのに、無能ですね。それ以前に、それだけの艦船がいれば、いちいち人工太陽を使うまでもなく、全艦地球に進撃させて、砲撃すればお終いでしょう。・250万隻もいて、修理部隊が皆無とはこれいかに? 超時空要塞マクロスのゼントラーディ人? 250万隻を動かすとするとざっと5億人くらいの兵士が乗船していることになるのか? どういう能力の兵士が乗船しているのか? もしかすると、大帝はスタンド使いで艦隊を運用していたりするのかな?・動けなくなった250万隻艦隊を放置する古代。相手が万が一修理に成功して、地球に進撃を再開したら大変だ!という風には考えないの? 能天気。周りの連中も特に反対意見もなく追認ですか? 変な組織だ。・彗星帝国の手先はかなり地球に入り混んでいる模様。桂木さんが手先なのは古代には分かったはずだけれど、以後も普通に佐渡先生の助手をしたままなのはなぜですか? あれはサーベラーではないか、と私の友達はいっている。だとしたらどういう仕組みなの? やはりスタンド使いか? そもそもIDチェックとか遺伝子チェックとかしないのかな。・ガミラス船3隻に避難民移送を委託。大帝は暇なのか、この3隻に人間爆弾を乗せていた。忝くも大帝は1隻だけ助けるという。その1隻を古代は選ばなければならない。古代はそのことを誰にも言っていないのに、森雪は古代の苦悩を察知して(でもどうやって?)身投げ。動揺した古代は1隻を選ばず森雪救出に向かったため、3隻とも爆発。あの・・・古代が腑抜け、かつ優先順位を設定できないせいで、被害が1.5倍になるんですが。それ以前に、第1作でも人間爆弾は出ていたし、戦時なのだから、避難民収容時にスキャンすれば体内に爆弾抱えていることくらいは直ぐに分かり、その場で銃殺、以上!でいいじゃん。桂木さん(サーベラーさんが化けている人?)も同様に処分できるのでは?・それと、この時、命綱なしで古代は救援機に戻ってきている。実は風を操るスタンド使いであったか・・・・惚れた女が戦場に来ていると分かれば、職権を使って、地球帰還を命じておしまい、以上!でいいのでは。ところが、軍の回線を使って、個人的な感情の吐露ですか。危険が目前なのに。べた甘。・古代はただの戦艦艦長代理なのに、なぜか波動砲取り扱いの判断を委ねられた状態。心身ボロボロに。この映画を見る人は40代、50代だから、旧作の時は涙を流しながら鑑賞したかもしれないが、今ではすっかり世知辛くなっている。「イスカンダルとの約束は国家レベルの判断で覆った。以上!」でいいじゃん。福井晴敏が関与しているとは思えない、グズグズぶり。あるいは、任に堪えず、ということで、参謀本部に判断をヘッジ、以上!でいいじゃん。・クラウス・キーマンはどうもガミラス正統血統の人らしい。となると、次作でデスラーさんが復活してもガミラス帝国には全く居場所がない。どうするの? 旧作の場合は、自国の生存のため戦って武運拙く負けた、ということで部下の信頼はあったけれど、2199の設定では全国民から愛想つかされているはず。・宇宙蛍、全く不要なエピソードでは? しかも、若い世代だけ目が赤くなって、攻撃衝動が増えるって、何かの伝染病ですか? 斎藤に「古代、お前は厳しい判断をしてない!」といわせるための状況設定なんですかね。 と、ストレスがすごく溜まる。第2作ではそれなりに取り繕っていたのが、どうにもならなくなってきた感じ。だが、成り行き上、全作みるんだろうな。私も愚かよの。。

      7
      テーマ:
    • 東名事故の適用刑事罰について

       東名の夫婦死亡「事故」について、過失運転致死傷の(7年以下の懲役または禁錮もしくは100万円以下の罰金)容疑で逮捕というので、世論が激昂している。 なお、以後は「事故」ではなく「事件」と表記します。 私が目にした論評は東洋経済に掲載されていたこちらだが、冷静に事件、法令等を分析して、今回の事件における各機関の判断はやむなしとしている。 恐らく、そうなのだろうが、抗ってみたい。・本件は、そもそも「運転中の事件」ではない。停車後数分が経過しての事件である。過失運転致死傷にはそもそも該当しないのではないか。・殴りかかったことが死に直接つながったわけではないので、傷害致死もしくは殺人とはいえないという論考もみかける。殺意をもって殴り掛かったわけではないといえば、その通りであろう。しかし、高速道路の追越車線に停車を余儀なくさせたこと、被害者を車外に引きづり出したことは事件結果との因果関係がある。・上の東洋経済の論考にもあるが、ある非常に危険な場所(踏切内)に被害者を追い込み、そこから動けないよう余儀なくしたところで列車が到来し、被害者が死亡した場合、電車の運転手に過失を問うことはあるかもしれないが(実際には逮捕すらされないと思います)、より重い責任を問われるのは加害者であろうし、殺人を問える事案である。・本件の場合、高速道路追越車線の停車を余儀なくし、車外に引き出し、殴りかかった経緯にどれほどの強制力を認めるかで判断は分かれるが、直前1.4キロにわたり蛇行運転、煽り、接近を繰り返し、威圧を加えていたことを踏まえると被害者が冷静に対応できないことも十分な予見はできる、つまり強制力を行使したといえないか。本来であれば、路肩までいくべきである、運転中に110番をかけるべき、追越車線停車がやむないとしても車内に留まるべき、等たらればをいうことはできるかもしれないが、被害者にとて過酷な感がある。・以上のような加害行為が本件のような結果を招来しかねない、してもいい、という認識があれば未必の故意を問えないか。この場合、本人も同様に高速追越車線に降り立っているのだから、命への危険を認識していなかった、という主張も見たような気がするが、無理心中でも殺人罪に問えるのだから、そこは問題にしなくてもいいのではないか。・いやいや加害者は風貌からしてもいかにも知能程度が低そうだし、そこまではリスクを認識できていない、という整理であっても過失運転致死傷以上の犯罪に問えないか?  東洋経済の論考にあるように、検察は裁判で負けることを最も恐れるので、最初から刻んだ罪状認定をするものかもしれないが、今回は敢えてリスクを取ってほしいものである。※ 私個人は、危険運転致死傷罪のそもそもになった東名の事故当日、ほんの30分違いで現場を通過していたこともあり、また蛇行運転、煽り運転で不愉快を通り越した思いをした経験もありで、この種の運転手にはハードなスタンスになる傾向があるとは思う。

      2
      テーマ:
  • 14 Oct
    • 箱根駅伝予選会

       今年の予選会、練習に行くのを先送りにして観戦した。よく考えると、このイベント、結果発表をやたらに引っ張るので(ランチップをつけているはずだから、ゴール時点で総合順位は判明しているはず・・・CMを何回跨いだことか)、ビデオ録画して視聴する方が効率的ですね。来年からはそうしよう。 感想といっても誰も同じようなものにしかならないのではあるけれど、そうはいっても書きます。「明治」  スタート時点で坂口欠場(これで2回連続やらかしたことになるのかな・・・)、4年生不在。さらに5キロ過ぎにチームトップを走っていた三輪が他の選手の給水所での転倒に巻き込まれ自身も転倒、棄権。これが激痛でなくて何が激痛かというくらい痛い。後続のチームメイトも事情を察知し、また圧力を感じたことでもあろう。集団走のペースを上げて、10キロ地点ではまずまずの順位を確保するが、続かなかった。15キロまでの5キロで引っ張る中島、南についていけない選手が出始め、タイムが悪化。17.5キロで10位になり、リードは2秒(だったかな?) 赤信号である。最後の5キロは15分後半はおろか、16分台の選手まで出現してしまう。これでは勝てるはずがない。10位の東京国際大学に2分半遅れ、数字だけでは惜しくもない13位となった。 この予選会、近似したレベルの選手が大量出場するので、給水所の長さはもっと長い方がよいのではないか。明治についていえば、レース展開のシミュレーションが甘かったのではないか。予想外のことを脳内イメージしておくだけでも、その場の対処が大分違うことはあると思う。「上武」 相変わらず予選会の安定度は素晴らしい。本戦では全く目立つことがない大学だが、10年連続出場でしょう? ここはメンタルトレーニングを重視しているという。その辺もぶれない走り、チーム力に寄与しているのではないか。「東京国際大」 スタンレーが60分かかっているのは想定内だろうか? それはそれとして、15-20キロの速力維持は見事でした。日本人選手の総合力で勝ち取った箱根です。おめでとう。そういえば、「あれこの人なんでここにいるの?」と思ったら元世界選手権代表の渡邊が1年生になっていた。(知りませんでした) だからといって、全盛期の走りとは程遠かったけれど、あと2か月で切れが戻ってくるだろうか。気になる。「中央」 3位の発表のところでひときわ歓声が高かったような気がした。流石伝統校。主将の船津が「心無い声も届いた」とか言わないでもいいことを相変わらず言っていて、誰か対外コミュニケーション能力を指導した方がいいのではないかと思うのだが、まあ、大学2年生ならこういうもんですかね。(去年の「文句は言わせません」も(-ω-😉ウーンだったが、その時も1年生なら仕方ないか、と聞いていた)「日大」 ここ数年の留学生のみが活躍する展開を見ていれば、こういうことも予想できた。ワンブイが予定通り走ったとしてもまだ足りない。日本人選手の底上げをしない限り、何も起きないでしょう。  ついでに本戦。出雲を東海大が圧勝したのだが、距離も短いし、選手の数も箱根ほど要らないし、参考にはならないのではないか。青学もさすがにメンバーは落ちているけれど、彼らの学内予選会を兼ねる246ハーフで昨年実績と比較すれば何かみえてくるかもしれない。

      3
      テーマ:
    • 加齢と戦い方:羽生善治

      羽生の王座陥落の一局を改めて並べてみたのだが、居玉+4八金+2八飛という非常にバランスの悪いところで、先攻されて、収拾がつかなくなったというところか。相手の攻めを緩和するために継歩、そして桂馬をとばしたが、そのリアクションが輪をかけて強烈で、どうにも地合いが悪い。 1図の陣形が既にバランスが悪い。あちらこちらに両取りの筋が残っている。後手は早繰銀なので、桂跳ね、金上げ、銀の前線出動は後回しにして、右玉にしておくとか、桂馬を跳ねるとしても飛車を引いておくとか、やや守備重視の布陣をしても、と思う。  2筋を押し込んでも明白な戦果とはなっていないのに対し、後手の戦果は分かりやすい。  さらに7筋を蓋され、飛車で銀を取られてしまうと、そもそも3手かけて銀を進出させたこと自体が無駄手になってしまっているわけで、実に悲しい。 こういう一直線の攻め合いで読み負けました、というような将棋の作りは羽生には相応しくない。 以前は一直線でも戦えたのだろう。でもプロ野球で剛速球投手も晩年は球半分の出し入れで勝負するようになるのと同様、間合いを変えてもいいのではないかと思うのである。具体的には振飛車再興を試みるとかですね。。ややスロー目の将棋を主軸にしてはだめだろうか。大山流の結論を意図的に先送りにする指し方である。もともと曲線的な将棋でもあり、最近の短兵急な指し方はどうかと思うのである。

      1
      テーマ:
  • 13 Oct
    • 秋田100キロチャレンジマラソン総合成績

      秋田100キロマラソンの成績が漸く発表された。この大会は経費節約のため、ランチップを利用していない。人力で集計をしているため、時間がかかってしまうのだそうだ。それはそれで一つの考え方ではありますね。で、気になる順位だが、なんと40位台に進出していた。前回は9時間53分で70位台だったのが、+4分のタイム悪化にもかかわらず30人近くの改善。完走率は52%と相変わらず低いのは、制限時間13時間によるものとして、ある程度の走力の持ち主にとってもあの日の温度(最高25.5度)は厳しかったということなのだろうか。こういうことであれば、自分自身もまだまだ走力がある、と喜んでもよさそうである。前半の30キロ前のエイドで「66位」といわれたのだが、その後も拾うことの方が多かったことを思い出した。確かに80キロ以降、先行するランナーで歩いている人がかなりいたようでもある。この先の予定だが、10月29日の手賀沼ハーフ、11月12日の246ハーフ(またも当選しました)、11月26日つくば、12月10日の佐野の後は、2月の青梅、東京まで空いてしまっている。1月によいハーフがあればと思うのだが、新宿は売り切れ、ハイテクは谷川真理なので地雷踏みそうで回避、サンスポ千葉マリンは陸連登録者にメリットがあるかもしれないが、激混みみたいなので、気が向かない。赤羽は前回自転車がコースに突っ込んできた、というレポート多数で敢えて近づかなくてもいいよね、となると2月の大会になってしまうか。あるいは昭和公園でやっているハーフも考えようかと思っている。

      2
      テーマ:
  • 11 Oct
    • 羽生、ついに一冠に:王座戦敗退/中村初戴冠

       本日行われた王座戦第4局は、挑戦者中村が後手番ながら強攻、羽生の反撃はいかに?というところだったが、よい攻めはなかったようで、中村がそのまま押し切った。残り時間は羽生が1分、中村は48分。 どこから見ても中村の圧勝であり、初タイトル戴冠に相応しい勝利であった。羽生はついに一冠に後退。序列でいえば、二冠の渡辺、名人佐藤、王位菅井、王座中村よりも下になる。。。 ほんの1年半前は名人を含む四冠を保持し、文句なしの天下人であったのが、あまりにも顕著な後退ぶり。大山→中原の時のような、天下を賭けた大勝負がないまま世代交代になってしまうのだろうか。藤井が上がってくるまで存在感を維持できるだろうか。 ゆっくりとした落日をみている気がしてならない。 この将棋についていえば、1図で何かがないとおかしいのだが、先手玉が弱すぎて、どうも何もなさそう。  その前の△7一歩がもしかすると決め手だったのかもしれない。負けは仕方がないとして、もう少しコクのある戦いぶりを期待したいところではあった。この戦形では無理か。保険のかけやすい戦形を選択するとか、個別具体の指し手以前にまだやりようはあるのではないか、と思うのだが。。。

      3
      2
      テーマ:
  • 10 Oct
    • 奥武蔵グリーンラインチャレンジ個人詳細編

       奥武蔵グリーンラインチャレンジの個人編です。 スポーツエイドやトレニックワールドが主催するトレラン大会では、設定コースが奥武蔵グリーンラインを出入りするようになっていることが多い。実際、この日も馴染の地名を何回もみかけたので、過去通過していることも何度もあったのだろう。 トレランをしていると、舗装道から離れては戻るのが何とも無駄な感じがしていて、舗装道を走ればかなり率がいいのだろうな、などと「隣の芝は青く見える状態」だったのだが、実際に走ってみると、それはそれで大変な道であった。 ちなみに、この地域のハイキングコース、トレランコースは多いのだが、気が挫けると直ぐに林道に降りたくなったり、西武線の駅まで下山したくなりそうで、精神力を試されそう。丹沢だとそもそもエスケープルートがありえないので、私のような根性なしにはやはりあっているしれない。 スタートは高麗神社。八高線高麗川駅から徒歩15分くらい。高麗川着6:56の電車は大会参加者が多数利用していた。会場に着くと、7:30からのスタートを待つ列が既に長い。私も荷物を預けてから並ぶ。2秒間隔のウエーブスタート。皆、割とゆっくり目に出ていく。 私がスタートしたのは7:41。かなりの数のランナーの出走後である。初めてのコースだし、激坂の連続なので妥当なペースがよく分からない。ウルトラの前半よりやや強めのイメージでよいだろう。一人でヤビツ峠に行くよりいい練習になればいいわけである。このペースだと、先行する人達のほとんどよりは速いようで、特に前掛かりになっているつもりはなくてもガンガン抜けてしまう。前週の南房総ウルトラのシャツを着ていた人がいたので「連戦ですか?!」と声をかけてみる。ちょっと恥ずかしそうだが、自負はあるのでしょう。連戦を明示するランシャツを着ているのだから。 5キロ表示地点が出てきたのはGPSでは4.7キロ地点で、ラップは29分30秒くらいだったか。最初の2キロはフラットだったから、こういうものか。どうせここから野辺山の馬越峠みたいなのが連続で出てくるので、喜んでも仕方がない。そのまま、前の人達を抜いていくと、距離調整のトレイルに導かれた。1キロ程のトレイルを往復するのだが、ウエーブスタートのせいで、速度がまちまちの人々がひしめき合い、普通のハイカーさん達もいるしで、混んでいる。スポーツエイドの運営は全般的に高水準ではあるが、この設定は肯定できない。前日の雨のため、滑りやすくもなっていて、実際転んでいる選手も何人かいた。ハイカーと衝突があったらと懸念してしまう。 トレイル部分が終わってちょうど10キロ。1時間1分経過。12キロを過ぎたくらいのところで、どうやら私より遅い人はほぼ抜き切ったようである。以後は、たまにやってくる速い人々にかわされる一方になる。実に腰の入った走り方の人ばかり。ウエアは押し並べてランシャツ+ランパンのみ。軽装で押せるのは速度に自信があるからか。自分自身としては手抜いているつもりもないのだが、元気はでないですよね。そういうことを鑑みると、この大会は、遅めにスタートして、先行者を抜いていくことで気合を維持する方が得なのかもしれない。 15キロ通過時点で1時間33分。キロ6分を維持できない。それどころか、ここからどうにも苦しくなり、キロ7分を超過していく。傾斜が厳しくなったようでもあり(地図を見ると17キロからの坂が最難関であったようだ)、2週間前のウルトラの疲労が顕在化したようでもあり、そもそもその程度なのかもしれない。こういうことだと、富士登山競走は厳しいだろう。。。いずれにしても、回復を待つのみ。歩くことだけはなかったので、そこは自負してもよいだろう。 このレースは来年出場を検討している奥武蔵ウルトラの予行演習でもある。坂は所与として、景色は林道、樹木に覆われる部分が大半ではあるが、たまの展望はよく開けている。6月のレースでも滅茶苦茶暑くはならなさそう。エイドが頻繁であれば出てみたいかな、と思った次第だ。 ただ、このエリアはバイク族の集結地でもあるようで、東京や神奈川ではあまり見かけない大型バイクの集団が往来している。マナーよく走っていたが、ランナーとしては留意が必要である。 20キロは2時間8分で通過。19キロか23.5キロのエイドでお握りをいただいた。食料、飲料は十分なのだが、被り水がないのが何気に痛い。また、肩が異様に凝る。秋田でも序盤、アームガードを外していたら肩が激凝りしたのだが、この日は日陰を走るだろうということで、アームガードを着用していなかった。どうも教訓を生かし切れていない。 30キロのエイドでトン汁をいただいて、元気が急に出た。おこわもあったので食べたいところではあったが、塩飴で胃がやられている感じもあり、自制。汗の出るレースで塩飴は必須といわれるが、私の場合、胃壁が侵食されている気がして、このところ、ありがたくいただけない。100キロでも連続的な摂取はやめる方がいいように感じている。 登りは続いているが、斜度は穏やかになってきた。ストライドが広がるようになり、先行する人達を拾えるようになってきた。35キロで標高900M。最後のエイドに蕎麦があったが、ここからの7キロで550Mを下っていくわけで、ゴールまでの時間は大してかからない。ここは先を急いでもよかろう。とはいえ、大腿四頭筋を破壊したくないので、程々のペースでいく。キロ4分50秒くらいか。他の人達もそれなりの速度は出ていて、ごぼう抜きというほどではないが、何人かは躱せている。 そのまま旧芦ヶ久保小学校校庭のゴールに到着。木造の古い校舎の中に更衣室が確保されていて、助かる。平成19年時点の在校生の絵が展示されていて、つい最近までは十分な数の子供人口があったのだろうか、とか考えてしまった。基本、過疎地域なんでしょうか。 ゴール地点では給水のみ。武甲温泉への無料バスも出ているが、多分、ひどく混んでいるんだろうな、とも思い、空腹もひどく、温泉はやめてそのまま道の駅に行く。食事処は直ぐに着席できて、蕎麦をいただいたのは前回のエントリーで紹介した通りだ。 総合記録の発表がスポーツエイドからあり、私は全体の上位21%。8時間以上かけてゴールした人も結構いて、それはそれで大変だったことだろう。ずっと支えている主催者側の温かい心は素晴らしい。 実に特色のある大会であり、まずはお勧めできる。

      4
      テーマ:
  • 08 Oct
    • 奥武蔵グリーンラインチャレンジ:登り坂強烈

       今日は奥武蔵グリーンラインチャレンジという変わった大会に出てきた。距離はフルマラソン相当だが、問題は累積標高にあり、私のGPSだと1400M級。ルートと標高遷移は下のようになる。 私自身は、まだ2週間前のウルトラマラソンの疲労を引きづっているのか、それともその程度の能力なのか、連続的な登りに中盤で疲れ果てて、歩きはしなかったが、キロ7分台を連発、4時間25分を要した。私よりは遅い知人が今のコースになる前に4時間未満でクリアしているのだが、全く及びもしなかった。そのことはあまり重視しないでおこう。 このレースは以前から出てみたいとは思っていた。主催者のスポーツエイドの運営能力には全幅の信頼感があり、料金は激安(今回は3200円! 今時フルでキロ100円を割り込む大会は珍しい)。ただ、この時期はどうしてもウルトラと被りやすい。今回は秋田終了後2週間ながら、次のフルは11月最終週のつくば、間隔が空いているので敢えて試してみる気になったものである。 今日は総括的な感想だけ書きます。・繰り返しになるが、非常にコストパフォーマンスの良い大会。・スタート直後の道路が狭いこととスタート時間が7時半と早いこともあり、ウエーブスタート。これはこれで合理的。私は会場入りが7時10分になるので、助かる。・但し、エイドは6カ所のみ。ドリンクを携帯しない人もかなりいたが、小さいペットを携帯する方が安全でしょう。給食は、前半3カ所は軽め、後半はおにぎり、トン汁、おこわ、蕎麦が出てくる。ゴール地点にはドリンクのみ供給がある。スポーツエイドのトレランの大会だとゴール地点でも給食があることが多いが、今回のゴールである旧芦ヶ久保小は道の駅の近くなので、これは大きな問題ではなかろう。・35キロまで連続的な登りが続く。たまにある下りは結構急で、足を削られる。しかし、樹林帯を行くので、あまり暑さを感じない。下りに転じてからは遮るものがあまりなく、暑い。・距離調整のため、10キロ手前に往復1キロのトレランが混じる。対面になるので危険だし、正直、意味が分からない。2キロを追加したいなら、スタートを高麗川駅前からにすればいいのではないか? というか、40キロのレースということでもいいのでは? 公式レースではないのだから。・参加者の能力は非常に幅があり、激坂を平気でこなす人を何人も見かける一方、太鼓腹のランナーもそれなりの数。結構年配の女性もいた。スタートして2キロ地点の微坂で早くも歩いている人をみかけた。ゴールできるのだろうか。(この大会、棄権に追い込まれた場合、自力でゴールに行くことも覚悟しておく方がいい。何といってもエイド間隔が大きいので、直ぐに救援があるとは限らない。ちなみに奥武蔵グリーラインからなら西武線の最寄り駅に辿り着くことは難しくない筈だ)・ゴールから武甲温泉への無料送迎バスが出ている。すっきりしたい人は割引料金で利用可能。(私は腹ごしらえを優先したので、利用せず)・道の駅は芦ヶ久保駅前にあり、お土産調達、腹ごしらえに最適。私は茸の天ぷらそばをいただいたが、秩父名物わらじかつ丼もお薦めでしょう。・私の場合、ゴールしたのが12時。サクッと着替えて、食事をして、12:53発の上りに乗車。飯能でFライナーと接続していたので、自由が丘まで乗り換えなしと楽々、等々力到着は15時。悪くないです。 「えちご・くびきの」と開催日がもろ被りなので、来年は不参加確定。再来年は参加するかも、ですね。

      6
      テーマ:
  • 07 Oct
    • 将棋新人王戦決勝:増田、先勝&連覇へ

       昨日は将棋新人王戦三番勝負第1局があった。決勝に勝ち上がったのは増田と佐々木大地。藤井の光芒があまりに大きいので目立っていないかもしれないが、二人ともキャリア、年度勝率ともに7割超え、割といい子の多い将棋界にあってかなり自分の押し出しを感じさせるところもあり、私は注目していた。 戦形は相雁木。ほんの少し前までは実戦で出てくることなど全く予想されない代物である。、こういう発想の自由度はプロが精査した定跡(個人名を挙げて恐縮だが例えば長岡とか村山とかが力を入れている方向性)と全くかけ離れた序盤を構築し、プロを圧倒したソフトに刺激を受けたものか。雁木について特にいえば、源流がソフトなのか増田のような意欲的な指し手によるのか私はよく分からないのだが、定跡覚えっこのような序盤よりは面白い。 私は対雁木があまり得意ではなくて、どうも角の活用に苦労して記憶が濃い。雁木側が先手(=私)の飛車先歩の交換を厭わず、居角のままだと先手の角の居場所に困るのである。居角の雁木側が4筋の位を占拠して中央方面で攻勢を取ると、先手の飛車角がこれに上手に対応できない、という構図になり、ボロボロに攻め込まれる、という展開が多かった。 しかし、今の雁木は角交換になってもいいようで、両人ともあっさり角を上がって、相手の飛車先歩の交換を一度は妨害する。佐々木に至っては玉の中住まいである。この陣形の目指すところを解説してほしいものである。 開戦は増田から。歩を片っ端から突き捨てて▲7四歩で桂得確定という実に雄大なものであるが、普通のアマなら桂馬を取ってもものすごい歩切れになるのでここまではできない。本譜のように進んで3図の段階で△4二玉とかされると後続がどうか、ということを脳内で考えると「うーむ」と逡巡するのであるが、よく考えると歩を各所で突き捨ててあるので▲4七桂と打てば指し切ることはなさそうである。それ以前に▲8七角で戦えるとする増田の大局観はプロ標準なのか彼ならではなのか。 ここからの攻防はかなりの見もの。佐々木は△1四角と先手玉を間接射程に入れながら応戦。なるほど。増田が「だったら攻めてみろ!」とばかり▲1六歩。玉を回避する▲7九玉は△3六歩があるので、間に合わない。普通は△3六歩を先にするものと思うが、佐々木は飛車切を先行させ、△3六歩。派手な駒の交換が行われて、さて4図。 佐々木は△8八歩を選択したのだが、桂馬を取っても詰めろとか当たりになるわけではないので、ぬるそう。△7六銀に指が行きそうなところだけれど・・・ ここからは増田が後手玉に対して攻勢を取りポイントを回復していく。 感想を読んでも4図の断面で増田に分があるような記述だが、5図の△3五歩に代えて△7六銀以下▲同金△同歩▲同玉△7五歩▲同玉△6四銀▲8五玉△8四歩▲同玉△7三金▲8五玉△8四歩▲7六玉と形を決めてから△6八馬とすれば王手飛車取りを含みにしており、まだ綾があったのではないかと・・・本譜は▲6三成桂以下、手番が永遠に先手に移ってしまい、勝ち味がない。 終盤は、表面的な解説や感想以上にいろいろな手段があったのではないかと私は思うのだが、そこは引いても面白い中盤から終盤の入り口の攻防だった。これだけのクォリティの将棋を指してくれるのであれば第2局も楽しみにできるだろう。

      3
      テーマ:

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。