• 24 Nov
    • 熊坂五段の復活の目

       昨日放送されたNHK杯戦の畠山―熊坂戦を今朝ビデオで視聴。熊坂五段に充分以上の勝ち味があったと思うが、着地に失敗。フリークラス脱出=引退先延ばしに向けて星勘定が気になる中、惜しい一敗となった。 今年度末までにフリークラスを脱出しないと、トーナメント棋士としての寿命が尽きる熊坂五段の動静はコアな将棋ファンの関心事になっていると思う。自分なりに諸条件を調べてみた。1.今年度成績が17勝以上かつ勝率6割以上(17勝11敗以下、18勝12敗以下…)2.良い所取りで30局以上の勝率が6割5分以上(20勝10敗、21勝11敗…)3.今年度の対局数が30局以上4.全棋士参加棋戦優勝、タイトル戦挑戦 この内、条件4はもはやない。現在の状況は、条件1では11勝6敗、2では14勝6敗。3では17局。となると条件3に照らして残り13局を年度内にこなすのは相当に難しい。2も残り10局必要だが、朝日とNHKを負けたので残りの王位戦と王座戦の予選トーナメントで局数を稼ぐしかないが下手に王位戦リーグに入ってしまうと勝率が悪化してしまうので痛し痒しか。条件1に照らして、6勝2敗で乗り切るのが最も現実的なシナリオに思えるが、王位戦の佐藤慎一はともかく王座戦の堀口七段は普通ならかなりの難敵である。時々堀口七段に見られる、大長考→一人相撲→投了のパターンに巡り逢えばとは思うが。。。 さてNHK杯戦だが、畠山七段の相当に強引な仕掛けを△5五歩~△2七角のカウンターできっちり咎めて熊坂五段が優勢になったと思う。1図の▲4二銀をみたところでは、「何?この銀? こんな銀を打ってもらっては『もらったぁ!』というところだろう」と踏んだのであるが、この後色々とあり逆転負けをした。 感想戦を流してしまったので実際のところが分からないのだが、1図で△5四銀と一度は引いておきたかったと思う。そうしておけば、本譜の▲5五桂も大してきつくなく、△5四金のような無理な手を考えなくても良かったはずだ。 今頃、これだけ戦えるようになるなら、これまでの9年間でもっとやりようがあったのではないかと思え、残念な気がする。※ 追記: 2月にNHK杯戦の次期予選がありますね。どうにかなるかもしれないですね。

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    • つくばマラソン:暑かった・・・

       昨日のつくばマラソンの振り返りです。超長文です。 2011年のこの大会に初フルとして参加し、サブ3.5を達成した思い入れの深い大会である。今回で4年連続の参加、割と相性のよい大会で毎年タイムが改善されている。超フラットなコースでタイムを期待しやすいので人気も高く、エントリー時のクリック合戦は激烈。今年もPC3台投入して無事に参加できた。 天気予報では快晴、最高気温17度。かなり温度が高いか。足が万全とはいえないので、目標タイムをどうするか・・・前半は80%くらいの気持ちで距離を稼ぎ、後半頑張ろう、その80%が4分30秒なら絶好調と判断するし、それを超えているなら並みの調子ということでその場で考えましょう、という方針は定めた。 東京駅からの直行バスで会場入り→筑波国際大学の生徒さんのマッサージで解す→荷物預け等慣れた流れでスタートに移動。まだランナーが集結していなくて、なんとAブロック(陸連登録者ゾーン)の最前列を占有。「私なんかがいていいのかな?」と思いつつも、ルール通りなんだから卑下することもないか、と言い聞かせてスタートを待つ。ゼッケンのチェックはかなり厳しく、Bブロック以下のランナーが紛れ込んでいないか何度も確認される。横入りもその都度制止が入るのも好感。背番号11番の選手(参加選手中持ちタイム最高)がスタート直前で前から入ろうとしたのに対しても「後ろに行ってください」。彼は自分の持ちタイムを盾にそのまま居座り、周りの高速ランナーもサポートしていたが、どうなんだろうか? ルールを適用しようとする若い人にとっては不本意な顛末だったのではないかという気がする。 ゲストランナーはフルマラソンが早稲田大学出身の武井雄二さんとチームR2のかわいこちゃん2名。10キロの部がノッチ。ノッチ氏、あんまりオーラなかったな。。。緊張していたのかもしれない。 9時半にスタート。まだ気温が低く、足が冷えている。血が通うまでは無理をしないことにして流していくが、ラップは4分30秒をちょっと超えるくらい。やはりキロ4分半は難しいか。。。最初の5キロは22分49秒。去年よりは速い。私の自己ベストは今年4月の霞ヶ浦で出した3:12:54。更新は不可能ではないが、あの時よりは確実に温度が高い。厳しいレースになりそう。 この大会、去年もそうだったがなぜか美形女性ランナーが多い。背中からみていてもそれと分かるくらいである。あの華やかな湘南国際よりも多く、失礼ながら茨城県の大会とは思えん。。。正しいフォームは目線をやや下目に設定するものだと習っているが、私はついつい前方の景色をみてしまい顎が上がることが多い。よって美女の下半身を凝視することは、イコール正しいフォーム維持である。モチベーションも上がる。適切なマイハニー発見が重視される所以である。スタート直後から「これは!」と思える二人組がいたので3キロくらいまではフォローしていたのだが、どうも目標タイムが3時間20分前後らしいことが二人の会話から推測されたので断念することにする。さらに進んでいくと、3人組の女性集団がいた。ルックスは先程ではなさそうと推測したが、十分なクォリティ。この3人は本当に強くて、最後まで引っ張ってもらうことになる。ありがとうございます。 以後、5キロ22分後半のラップを刻みながらハーフ地点までやってくる。ストライドにしたりピッチにしたりとフォームを程々に変えて筋疲労が集中しないように工夫する。気温と日射が厳しいが、足にはまだ余裕があった。路面の捉え方がまだまだ柔らかい。ハーフ地点でラムちゃんのコスプレをした美女を発見。多くの男性ランナーを奮わせたことであろう。走っていない人にとっては決して高温度ではない中でのフル装備の虎縞ビキニ(つまり原作通り)。 感動するしかあるまい。ハーフは1時間36分12秒で通過。湘南よりもやや速いが余力は今回の方がある。PBも狙えなくないタイムを維持していた。 ここからもペースを維持したいところだが、温度がどんどん上がっていて給水が追いつかない。どうもまずいな。。霞ヶ浦の時はラスト7.2195キロを30分未満でクリアするという大爆発があったのだが、多分好タイムをマークする時というのは地道にペースを積み重ねというよりはビッグイニングを作れる時なのではないか? この日の自分にはそういう感じがなかった。足底のタコが痛くて仕方ないし、腰も重いし、呼吸が荒すぎる。。。 35キロ過ぎからキロあたりのタイムが4分40秒周辺に収斂し始める。頭の中で計算するが、どうもPB更新は難しそうであるがセカンドベストならというところか。女性3人グループは一時は私よりも50M以上先行していたが、根性で拾っていく。「追いつくぞ!」という時のモチベーションはやはり女性でないと持ち得ない。多分、2人は抜かして1人は逃したか。 ゴールの撮影ポイントでそれなりのポーズをとろうとしたら、せこくダッシュして追い抜こうとする男性ランナーが・・・しっかり私も最後のダッシュで「させるか!」でしたけどね。3時間13分を少し越え、個人セカンドベストでした。順位は湘南の時よりは下ですが、まずは頑張ったといえます。 しんどいレースでした。よく長引く会議とか交渉を「マラソン会議」とか「マラソン交渉」とかいっていますが、あれは嘘ですね。少なくともフルマラソンは実に忙しないです。コース取りとか給水とかペースとかフォームとか考えることがものすごく多くて、まったりする余裕なんかないですもの。こういう風になるとウルトラに移行してくランナーが出来上がるんでしょうかね。 終了後も筑波国際大学のブース(写真)でマッサージを受け、今日も家の近所のトレーナーのところでケア。臀筋が異常に緊張していたようで、マッサージが拷問みたいに痛かったが、今ではダメージは顕在化していません。

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  • 22 Nov
    • 銀得穴熊でも勝てない・・・(竜王戦)

       竜王戦第4局。糸谷2-1ながら第3局は森内逆転勝ち、かつ本局は森内先番ということで森内竜王に勝ち味があるかと予想していた人が多かったのではないかと思う。(私もそう) 局勢は森内優勢で推移したが、着地に失敗。1-3の角番に追い込まれた。 森内ファンには申し訳ないが、このところの指し回しをみていると第5局への展望がみえない。序盤で作戦負けになることも頻繁だし、中終盤の急所での判断の誤りも目立つ。ここから作戦傾向を一変して全局従来型振飛車にすることを考えてもいいと思うが、中終盤がついてこないのではないだろうか。 昨年度最優秀棋士がここまで負け込んでしまうのは残念なのだが・・・今年度タイトル戦で通算1勝10敗。今年度の番勝負が盛り上がらない原因の過半は彼の不調にあると言い切ってしまいます。 将棋は変則な出だしから糸谷中飛車へ。まさかと思われるタイミングで糸谷七段がジャブを放つ。 どこまで腰を入れていたのか分からないが、一目危険である。金への援軍が見当たらないから。飛車は四段目、8四歩を突いていないので、△8三銀と後詰もない。森内竜王も絶好球と見取ったのだろう、▲7八飛と転換し、一気に局面が急迫した。 2図まで進み、先手の模様が圧倒的にいい。盤面左側での駒の進み方の差がありすぎる。盤面右側でも3三角が相当に負担になりそう。私なら指をしならせて▲3七桂と跳ねる。次に銀をぶつければオートマティックに桂馬が角当たりで4五に進出できるのが見えている。5四飛を移動させても▲4五銀の厳しさはあまり変わらない。交換した銀を盤面左で使う余地は先手に遥かに多く、桂馬の利きが5三にあることもあり、かなり分がよさそうだ。 感想でもやはり桂馬を跳ねるべきとの結論ではあったが、森内竜王は穴熊への移行をはかる。今時の指し方ではある。5点差にできるところを3点差にしたくらいのところで、マイナス評価ではないだろう。 森内竜王は3筋に矛先を変えて攻撃。耐えかねたか糸谷七段は角取り放置で△5六歩。これも随分な手で、角を奪われる代償が金当たりのと金ができるだけ。と金で金を取ってもどの駒にも当たっていないという始末で、普通ならこの手順を選ぶはずがない。折角重石になりそうだった4四銀を6四まで繰り換え、鬱陶しい8五歩を除去して形勢を回復しかけていたのを台無しにする暴挙であった。 穴熊の遠さを信じてさらに森内竜王は踏み込み、▲5三歩の好手がクリーンヒット。頼みのと金を掃除すれば、穴熊+銀得が残る。結果を知らずに並べていた私は「もはや投了級だな・・・」と呟いたものである。これで2-2か・・・番勝負も盛り上がるな、と予想したのだが、ここから形勢がよれによれるのである。 誰もが目を疑った4図の▲5六金打がその始まりだった。常識ばかり書いて恐縮だが、この金はない。身動きできないし、△7九銀を打たせるから。普通の穴熊党ならここも指をしならせて▲6八銀だろう。何かの時に5七金を6七に移動させてもいいし、次の手の選択幅が広い。△7九銀▲6五飛△7四角と進んでは随分と怪しくなった。4図のような局面は金銀を自陣に打ち付けておけばまず間違いがないものなのだ。 後手の飛車が詰めろで金を取りながら竜に出世して、後手の雰囲気がかなりよい。それでも8六角の守備力があるので、先手かすかに良いかと思っていたところで、その角が6四に飛び出たので私はひっくり返った。4図の感想と被るがこういうのは敵陣に駒を置くところから考えないか? 具体的には▲6二角。本譜のように△6二金との交換では分が悪すぎる。 ちょっとやそっとでは寄らなくなってしまい、逆に先手玉は詰めろが解けない。差し引き速度で1.5手くらい損したところか。トッププロではありえない速度計算ミスであった。 今の森内竜王の相対的評価がプロ間でどうなっているのか訊いてみたいものである。

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  • 17 Nov
    • 将棋順位戦展望

       半分を折り返しての展望です。A級:第2グループと目していた行方、深浦、広瀬が首位を形成とは全く意外。特にといっては失礼だが、行方八段は前期できすぎくらいの評価だったので驚いている。とはいえ残りの4人がそれなり。鍵を握るのは間違いなくこの3人との直接対決を残す佐藤九段。不調ではないが、絶好調でもなく、というところか。残りの面子を見る限り、広瀬が楽そうだが。名人戦の組み合わせとしての羽生-広瀬はどうか? 王位戦以降ほとんど勝てていない広瀬だが、期待感はかなりありますね。 森内竜王の後退は全く意外。深浦戦の惨敗といい、久保戦のぼっきりといい、不可解。この棋戦でこのパフォーマンスでは不調と評価されても仕方ないだろう。降級は阿久津確定。順位最下位でここまで分かりやすく負けるというのも悲しいが、順位戦の歴史ではよくあることで、A級1期目で超一流棋士か並みの一流棋士かの選別で後者になってしまったということだろう。近年だと最初の時の行方、先年の橋本等古くは真部、田丸等々先例多し。B級1組:豊島が弾けない。何でなんでしょうね? この時期に4敗は全く想定外。山崎、佐藤が突っ走っていて、木村がまくれるか、というところだけど、河口史観だと佐藤は昇級になる。今期の勝ちっぷりだとまぁそうだろうな、と思います。降級は飯塚さんにいよいよ順番が回ってきたか、という感じ。頑張ってほしいが、このクラスは以前のA級みたいに鮫と鰯が分類されていて・・・そうなってしまったということなのでしょう。B級2組:先崎が昇級戦線のトップとはね・・・順位戦の中堅クラスで時々発生するベテランの復活現象ですかね。いや、弱い棋士ではないのは間違いないんだけど、糸谷がてこずっているところなどいかにもB2現象という気がします。稲葉は昇級するでしょう。C級1組:澤田、平藤が全勝って。こういう現象が起こるからB2以下はスイス式にするべきなんだが。さすがに菅井に上がってほしいです。中村の取りこぼしが悲しい。C級2組:まだ全勝が4人。さすがに横山を上げたいものだが。随分C2も長くなりました。村田もすっかり太ってしまったが、それはおいておいて、そろそろかな、という気がする。今期を逃すとずっとC2漬けになりそう。

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  • 13 Nov
    • 「棄権する勇気」について追記

       主題エントリーに対して、「賛成があること自体が変であろう」「周りの関係者の判断がおかしい」「こういう事象に対し賛成を行ってしまう国民性はいかがなものか」との趣旨のコメントをいただきました。ありがとうございます。 私の操作ミスでコメントを反映させることができなくなりましたので、お詫びをさせていただきます。大変申し訳ありません。 私自身は今回の件で強烈な賛成論は楽天新監督、程々の賛成論は前国会議員の小宮山洋子氏からしか出ていないような気がしているのですが、もしかすると一般人の中ではあれに感激してしまっている人が多いのかもしれません。 私自身は怪我をしたのが羽生君でなくても、棄権して欲しかったです。ましてや影響力のある一流選手の場合、未成熟な若年層運動選手に誤ったメッセージを伝えてしまうリスクもあります。一流選手はそういうところも背負い込んでいることを自覚していただきたいのですが、それがご本人の思い入れで出来ないなら周囲の大人が制止すべきでした。

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  • 09 Nov
    • 棄権する勇気

       言うまでもなく、昨日のフィギア男子グランプリ中国大会での羽生選手のことである。 これは周りの大人が全力を挙げて止めて欲しかったな・・・ 身も蓋もない言い方だが、オリンピック翌年のグランプリシリーズというのはそれほど威信の高い大会ではない。プルシェンコとかチャンとかが出場しているとかならともかく、このメンツの大会で全力投球する意味がみえない。 観客に手でも振って、さっさと病院にいくのが相場観というものである。若者が生真面目すぎて融通が利かないなら、大人が諭すのが役目というもの。(これは個人的好悪丸出しになるが中国大会で無理する必要はさらになし、と思う) なんというか、プロ野球のスカウトが注目している高校生投手が延長18回再試合を投げている時に覚えるヤキモキ感とでもいうか。安楽投手が滅茶苦茶な投球数をこなしていた時の、良識あるファンや専門家が覚えたのと同じ焦燥感とでもいうか。 まずは安静第一で治療してもらいたい。

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  • 08 Nov
    • 湘南国際マラソン:暑かった・・・

       11月3日、今期初のフルマラソンとなる「湘南国際」を走ってきた。例によって長いです。 この夏、50代のおっさんにしては相当な仕込みを行い、8月、9月の走行距離は2カ月連続の400キロ越え。足はしっかり作れたという自負はあった。。。しかしさすがに10月のウルトラで10時間台突入の激走から3週間では疲労が抜けきらず。あのレース後、右膝裏に違和感を覚えていたのだが、私のトレーナーによると筋硬結(要はしこり)が発生していて、筋肉の円滑な動きを妨げているとのこと。それは加療により一応抑制はできているのだけど、不安を抱えた状態であるのは間違いない。 この湘南国際のコース、海岸線とはいえ案外アップダウンがあるし、浜風も受けるし、何よりもまだ冬ではない11月・・・結構暑いので、タイムはあまり狙える大会ではない。 こういう状態でさて目標タイムをどうするかな? いくら強気でも最高気温が24度とか予想されている時にPBはないわね。3:15ならまあまあかと思うが、現実的なところで3:19くらいかな。まぁ走り出してから調子見ながら考えよ。といった感じであった。 朝は武蔵小杉からの直行バスに乗って会場入り。霞ヶ浦ほどの参加者数ではないが、1万8千集めた会場は人でいっぱい。でも、動線は整理されているし、トイレ数も潤沢であまりストレスはなかった。ストレッチブースで上半身を解してもらい、事前準備も順調。 スタート台には河野太郎(親から神奈川陸協会長の地位を世襲した、といっていいだろう。こういうのはどうなんだろうか?)、千葉真子、徳光アナがいて雰囲気を盛り上げている。陽がさんさんを降り注いでいて、憂鬱なんだが、しかたない。前半は逆風に突っ込んでいく感じにもなる。 コースは大磯プリンス前から西湘バイパス、134号を東進、江ノ島前で折り返し戻ってくるコース。人気の海岸道路を完全封鎖するわけで贅沢なしつらえだが、防砂林のため案外、海はみにくい。言い切ってしまうと単調といえる。 スタートブロックにいるときから気になっていたのだが、この大会、中級者レベルはともかく私のブロックだと全く女性がいないのね。これだけでモチベーションが5分くらいダウンにある。。orz  スタートすると案の定逆風がうざい。西湘バイパスの路面も案外荒れていて走りにくい。にもかかわらずラップは4分30秒台、下りだと4分20秒台が出ている。アホである。平塚の花水橋とか結構なアップダウンがあるのだが、構わず押してしまっている。他のランナーを風よけに使いたかったが、どのランナーもペースのアップダウンがあり、いまいち使えない。どうも展開がよくないな・・・ とりあえずは一定の走りを維持しながら19キロの江ノ島折り返しを通過。後続のランナー群を見ながらの走りとなり、気分が一新される。4時間前後の層が厚い。全体の競技力が上がっているのではないか。もちろん、完走が望めない体型のランナーもいるにはいるのだが、各自走力なりの仕上げをしているようで、今のマラソン熱を感じてしまう。ハーフを1時間36分40秒で通過。どう考えても、この天候では早すぎるよね。 後半は追い風になるのではと期待していたのだが、どうもそうはならない。ただ防砂林の近いレーンを走っているので日陰の恩恵は受けることができる。ペースを維持して28キロくらいまではやってきたのだが、どうもこの辺りで足が売り切れた。 江ノ島でみた温度計には21度とあったので、30キロ付近ではきっとさらに上がっていただろう。今年9月の小金井公園でおこなわれるフル練習会に出たときは3時間28分でクリアしたのだが、この時はオール日陰で最初からキロ5分決め打ち、ペースメーカーつきだった。おかげで最後まで足が残っていたが、この日は愚かにもPB含みのレースをしてしまっていた。実際28キロ時点のタイムを1.5倍するとセカンドベスト更新するかというペースになっている。何回も書くが、本当にアホである。 ここからはキロ5分を越え、遂には6分を超えないようにしのぐのがやっと。。。もう暑くてやってられない、というのが正直なところでした。3時間25分をクリアするのが精一杯で終わった時は敗北感にまみれていました。 ゴール後、さっさと撤収。二宮へのバスの中で貧血を感じ、東海道線の中ではうずくまる。たまたま隣の席に座った男性がフル2位(2時間28分、23歳)のランナーで、とても眩しくまともに見れませんでしたわ。 1日経って順位を確認すると、「あれ、案外悪くない・・・」 他のランナーも大変だったんだな。。。ちょっとだけ気分が戻った次第。 さてこの大会を同じ規模のマンモス大会である霞ヶ浦と比較してみよう。「参加費」 湘南が霞ヶ浦の倍の12000円。「アクセス」 最寄り駅徒歩10分圏内の霞ヶ浦の圧勝。「混雑度」 大同小異だが、早めに動けば湘南に分があるか。「雨天対応」 屋内退避ができる(ただし全員は無理)の湘南が勝る。「コースの風光明媚度、レア度」 どちらも単調といえば単調だが、やはり134や西湘バイパスを走れるのはうれしい。「エイド」 私設エイドが大量にある霞ヶ浦の圧勝。湘南も悪くないけど。「スタートブロック管理」 どちらもほどほど頑張っている。 ということで、大会の品質は同じくらい。となると、価格差が効いてくる。来年、この大会にでるかどうかだが、11月開催のままだと多分見送り、12月なら参加検討というところ。やはりつくばの方がタイムは狙えます。 

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    • 竜王戦第3局・・・見応え充分

       挑戦者の2連勝でこのままワンサイドで押し切るのではないかと懸念もあった竜王戦番勝負。第3局は大熱戦となって、森内竜王が1勝を返した。どちらに肩入れするわけではないが、名人戦に続いて4-0では興趣を欠くこと著しいというもので、まずは良かったと思う。 本局は私ではなかなか手の行かない方向に駒が動くことが多かった。深い読みがあるのだろうが、選択肢も多く、丁寧に研究すれば肥やしになることは間違いない。私にはそれだけの根気がないので、並べた印象をまず記しておく。 戦型はまたも角換わり。うーん。これでは二年連続の渡辺―丸山と変わらないよ。。。あの時は、さすがに飽きたが今回もそうなるのだろうか。事前に森内振飛車を期待する声もあったのだが、竜王はその辺を考慮する気はなかったみたい。 不思議なことに正調の同型に進む。あれ? これって先手必勝なんじゃ? 竜王、なんか仕込んでいるのかな? 変だな??? と訝しい思いが満載であるが、糸谷七段も前例と異なる仕掛けで対応。この辺の機微は局後記者がいくら訊いても回答のないところなのだろうなぁ。 それはそれとして1図まで進むと先手が上手くやっている感じがしない。馬を作ったとはいっても、行き場がない。4五で精算をして初めて自陣に利きが通るが後手の飛車は△6五桂一発で通るし、それに応じて▲7二歩と打つのもいかにも愚形である。後手の飛車は追われて4一に移動するとこれがまた先手の4筋への防ぎ+飛車の侵入を見ていて味がいい。まずは後手指しよしと感じたものである。 糸谷七段も性急な4五の精算を避け、2図のように味をつける。なるほどの指し方と感心する。もっともその後は私には思いもよらぬ応酬が繰り返され、もう理解を越えている。何よりもなぜ△6五桂を決行しない? 玉を2筋方面に置いて、飛車と距離を保ちつつ7筋で反撃するのがノーマルだと思うのだが。。。  3図以下の森内竜王の思想がさっぱり分からない。なぜ大してワークしていない馬に働きかけ、交換によって七段目のと金を八段目に移動させて機能を落とすのだろうか? ▲2二銀の放り込みは当然△同銀から精算すると思ったのだが、わざわざ4筋に玉が移動する手順を選んで4五銀の脅威に晒されている。▲3三銀成に対し△同桂と銀に当てたいところ、△同金で先手の手番を維持させる理由が分からない。 どれもが立派な理由はあるのだろうが、1図の頃の雰囲気の良さは消えて、一方的に玉を追われている後手。この将棋は実況では観戦できず、帰宅してから結果もコメント欄も全く見ないでゆっくり並べたのであるが、この段階では「糸谷3連勝か・・・」とみていた。 4図の▲3三銀打のつるべ打ちはちょっと重い感じもするし、後手に△5一玉のオプションを与えるのでどうかな、とは思ったが、角を温存しておけば攻防の好打がありそうで(実際あったし)私自身はそれほど問題視はしていなかった。馬が8七にできたところで先手の攻勢は一段落。3筋、4筋の金銀が重いが、後手の攻撃陣も分厚さがなく、削り合いをすれば先手に分がありそうである。 ところが、馬の守備力を重視しすぎたのだろうか、糸谷七段は5図で精算して手番をとらない、その後の△8七歩にも▲同馬を見送り▲9七玉と逃げたため速度が逆転し、ウッチャリを食ってしまった。 表面的になぞるとこういう感想になるのだが、並べてみるほどどうも奥が深そうだ。佐藤天彦とか稲葉といったところがその内解析してくれると嬉しい。 まずは熱戦を鑑賞できて、私の気分はかなりよいです。

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  • 02 Nov
    • 観戦記の終わり方

       将棋世界最新号(12月号)の王位戦第7局観戦記を読んでいて、思わず「アホか」といいたくなった。無用なツッコミなんだろうが、将棋の記事を書いていて知らない間に地雷を踏むこともあるんだよ、ということですかね。 「マラソン選手は30キロ地点のタイムは意識しても、31キロ地点は気にしないだろう。人が記録を意識するのは、そこがある程度の区切りだからのはずだ。・・・」 気にしますよ。30キロだろうが31キロだろうが。当然でしょ。1キロごとの全ラップはおろか、その時点のペースや心拍まで気にしている人が私の周りには多いです。(今の時計はそれくらいのことは計測してくれる) このライターがアホなのは、タイトル獲得数とマラソンの途中距離を並列にみているところ。これが完走数とかならまだしも、レースが終わってもいないのに、その距離に意味を見出すランナーがいるわけないだろう。 観戦記の終わり方というのは結構難しいもので、それなりの格調を持って締め括りたい気持ちは分かるのだけどね。。。全然知らない競技のことなら引用しない方が無難ではあった。。。

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  • 01 Nov
    • 糸谷、一瀉千里

       竜王戦第2局は第1局に続いて糸谷七段の勝利。内容的には圧勝だった。森内竜王はタイトル戦怒涛の9連敗。私はタイトル戦の最多連敗記録の持ち主が誰かを知らないのだが、二上とか加藤でこれを上回る記録ってあったか? でもこれらの棋士はいってはなんだが、天下人ではない人たちで、今回の9連敗は永世名人保持者としては悲しい記録だ。 将棋は後手糸谷七段の一手損角換わり。早々に馬を作っては消す力戦模様+後手糸谷得意の右玉。先手玉は7九に移動し、上からの攻めには抵抗力のある位置を占める。お互いまずまずか。1筋の突き合いを生かして端から仕掛け押し込みに成功する森内竜王。。。。というのはどうも違っていたようである。 この種の将棋で1筋から仕掛けて押し切った例となるといつぞやの竜王戦本戦準決勝での森内-羽生くらいか。本譜で▲1五歩△同歩にストレートに▲同銀といっても、後手玉は5一だし、先手玉は露出しているしでとても押し切れる感触がない。森内竜王もその辺を踏まえて▲1四歩と一拍置いたのだが、当然△1六歩と香車を釣り上げられ、駒組みに大きな制約を抱えることになった。ここまで戻ると将棋の作りの話になるが、△1四歩に▲1六歩とせず、3筋方面で駒を組み替える方が森内竜王らしかったのではなかろうか。 制約をかかえながらしんどい展開が先手に続く。なぜ金を3七から4七に移動するのかな? 5七が弱いからということなのだろうが、でも2筋をいつかは突破しようとするなら後手の2筋の歩が切れた瞬間、△2七歩と叩かれるのは見えている。陣形としては一見バランスのよさそうな4七金+2八飛だが、そもそも金が4七にいること自体がどうなのよ?(このブログを長く読んでおられる方は私が4七金とか6七金といった形への評価が低いことを覚えておられるかもしれない) そういう心配があったところに封じ手は▲2四歩・・・いやあこれは相当に勝てないのでは? 案の定、△2七歩を決められ、△2八角ともたれられる。先手の攻撃陣は渋滞気味で雰囲気が悪い。 ここからの糸谷七段の指し手にも驚かされた。なんといっても△4六角成の強硬手段。ここまでやらなくてもまったり△3九角成から攻めていけばよさそうなんだが。角金交換後森内竜王は▲5八角と自陣角で応戦。対する△2八金は芋筋だが、私ごときでも第一勘だった。先手の飛車を八段目から移動させておけば諸事楽になると思えたので。 結果から判断するとはこの判断がよかったのだろう。。先手の攻撃陣はさらに渋滞。検討陣は明確に後手持ちを表明しなかったようだが、相当に形勢の差はあったはずだ。さらに致命的な▲3四成銀の激ヌル手と△2五角の痛打の応酬があって大勢は決した。 先日の対熊坂戦敗北といい、竜王の材料が悪すぎる。0-4も十分にありそうだ。

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