• 30 Aug
    • 王位戦第5局・・・いやはや

       ちょっと遅れてしまいましたが、第5局の感想です。 といっても、内容がちょっと・・・で、コクのある感想はないです。 今回のシリーズは手数も短いし、ワンサイドの将棋ばかりで、名人戦といい2日制の将棋にしてはどうなのよ?というものが多かった。竜王戦や王座戦は濃い将棋を期待したいもの。 さて、第5局だけど、序盤から後手の行方八段が苦労を背負っているとしか思えない駒運び。早繰り銀模様の先手に対し腰掛け銀で臨む常道も、羽生王位に柔軟に棒銀に切り替えられてみると(なんていうことはないのかもしれないが、こういうのに私はなるほど!と思うのである)、先手の銀をいじめる術がない。3筋攻撃に銀矢倉で応戦するのではなく、△6五歩~△6四角と角の威力でどうにかしようとするが、先手の飛車が3筋に移動してしまい、牽制しきれない。持ち歩がないので反撃手段もみえない。 3五歩をいつ取られるかという将棋になり、攻撃選択権が先手にのみある。なんとなく雰囲気が悪い駒組みである。羽生王位は金を4七に上げる。私はこの金の形がバランスが悪いのであまり好きではないのだが、観戦していたプロも驚いたらしい。この金の意味合いを本人から聞きたかったが感想戦追記には出ていなかったのが残念。漸く駒がぶつかり、これで後手もそれなりに戦えるかな、と思ったところで△3四歩。 ここで飛車の移動を促す必要があるとは到底思えず、また折角の持ち歩をリリースする意味も理解できず、「これは後手、勝てんな」と思いながら、夕方の外出となった。帰宅して感想を調べてみると『「△3四歩を打つバカはいないですよね」と行方。』とあった。それは同感だが、なぜここに指が行くかな? 手拍子、うっかりが多い番勝負だった。多分、このシリーズを思い出すことはないでしょうね。。。

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  • 26 Aug
    • 第3回電王戦

       電王戦の開催要項・ルールが発表されていた。 「第3回将棋電王戦へは、本大会で出場したソフトで参加する事とする。ただし、大会終了後の一定時間内に限り(時間は後日設定する)、対プロ棋士用の乱数調整等を目的とした変更のみ、ソース変更・再コンパイル・パラメータ調整等を実施できるものとし、主催者に提出した後は一切変更できないものとする。」ということなので、練習で対戦するソフトと全く別物が本番に登場して棋士がびっくり、ということはなさそう。 棋士はソフトを存分に研究できるので、これで負けたらかなり悲しい。いわば背水の陣か。誰がでるんだろうか? 持ち時間の調整はしないのだろうか。相変わらず、普通のタイトル戦よりも気になるイベントである。

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    • A級順位戦佐藤-羽生戦

       現在、朝日新聞でA級順位戦の佐藤-羽生戦の観戦記が掲載中。この将棋、佐藤九段の序盤がノーガード戦法かと思うくらいデフェンスが甘く、あっという間に8筋を突破される。観戦している時は▲8三歩~▲6一角の筋があるので、8筋をがらがらにしていてもいいのだろうか? いやいくらなんでもこれが先手の設計図ということはないだろう、焦土戦術ならせめて▲3七桂がとんでいないとおかしいだろう? lこのままでは先手の飛車がお荷物になってしまう、とみていた。ところが実際には8筋を突破した後手のと金はそれ以上動くこともなく、玉頭戦に移行。形勢不明の激闘が繰り広げられたものだから、その時は驚いたものだ。 その後、感想戦の結果が載せられ、「ふーん、そうか」と思った内容が観戦記ではまた覆っていた。以下記しておく。「次の△6五同桂に代えて△8八とならば、羽生が優勢を維持することができた。以下、▲8三歩△同飛▲6一角△8七飛成▲5二角成△8九と▲5三桂成△5一歩▲6三馬△5三銀▲同馬△9八竜で後手よし。8九飛を犠牲にさばかれたようだが、7六角と5一歩がよく利いているので後手玉は寄らない形だ。」→▲8三歩△同飛▲6一角△8七飛成▲5二角成△8九とに▲5三桂成でなく▲7七歩△6五桂▲同歩△同角▲6三馬で難解「次の△2四歩に代えて△8八とは、▲8三歩△同飛▲8四歩△同飛▲6六角△8一飛▲8八飛で飛車交換を迫られる。端の取り込みも残っているので、後手が嫌な形だ。」→▲8三歩△同飛▲8四歩△同飛▲6六角に△8一飛ではなく△8九とと飛車交換を決行。▲8四角△1五歩▲8二飛△8八飛で後手充分。 観戦記の手順の方がなるほどと思わせるものがある。これらの手順は対局の段階ではどちらも気が付かなかったのか? このレベルにしてこういうことがあるから将棋は難しい。深夜のへとへとの時間の感想戦をそのまま信じるものでもないかもしれない。

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  • 22 Aug
    • カット打法

       花巻東の千葉選手のカット打法への審判団対応が話題になっている。 準決勝では普通の打ち方を強いられ、ノーヒットに終わって、ご本人は悔しかったと報道されている。 私が監督なら、「まずはカット打法をやってみて、審判団の許容度をチエックしよう」と指示するけど、ダメなの? ストライクボール判定基準を確認するのと同じで、仮に審判団が強い姿勢に出たとしても最悪の結果で三振だけなんでしょ? ランナーのいない打席ならまずは確認作業を行うべきだったのではないか。そこを必要以上に畏まってしまって、完全自粛にいってしまった、というのは過剰反応じゃないだろうか。審判団から示唆があったのでそこを尊重した、ということなのかもしれないが、試合後に悔しいと感じるなら、まずはチャレンジしてみるべきだったと思う。 彼の打法だと構えの段階で両手が離れていて、指摘を受けやすかったのかもしれない。であれば、そこを補正してみてほしかった。あのファール打ちはひとつの芸だし、チームの勝ちパターンを構成していたので、見切るのは早計だった。

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    • 屋台のレベル

       福知山の花火大会での爆発事故 お祭りの屋台のレベルの低さが最悪の形で表現されたような事件と思う。 祭りのありよう次第なのかもしれないが、元々衛生面では不安が強い。 ある七夕で有名な町の縁日では、屋台店主が咥えタバコのままたこ焼をひっくり返していた。手を洗っているところもみなかった。博多のラーメン屋台は丼の洗いが相当に甘い印象だった。衛生をしっかり管理できない人達が危険物を適正に扱える、とは中々にいえないだろう。屋台ではビールとか清涼飲料水(多くの場合激ヌル)を買う位にしておくのがよい。 もっといってしまうと、縁日に屋台ってどうしても不可欠なんだろうか? 風情があるので必須です、というのであれば、せめて地元の飲食店、トラックレコートを確認できるお店にお任せ願いたいものである。 私個人は特に真夏の屋台で食べ物を買う意欲は皆無である。

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  • 20 Aug
    • 竜王戦挑決追記

       ちょっと遅れてしまいましたが、竜王戦挑決第1局の追記です。 追記です、といってもやっぱり名人がぺしゃんこにされた、以外に記す内容がない。感想戦の内容を読んだが、個別の手の内容以前に、・金銀4枚が全て2段目より下にいる。・歩が切れている筋が8筋のみ。・角が手持ちになっているわけでもない。それどころか角が1三にいるため端攻めの可能性すらない。以上の状況で、どうやって手を作れるというのか? 普通に考えれば、これでは戦力不足だから左銀を前線に押し上げ、左金を玉側に牽引することを考える。上手であれば飛車角桂馬で手を作ることを考えるのかもしれないが、本局の駒組みでは相当に成算がない。 名人にしては実に不出来な将棋だったが、それでも先手玉に絡みをこさえるところまではくるのだから、大したものなのかもしれない。

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  • 15 Aug
    • 竜王戦挑決、郷田先勝

       今日行われた竜王戦挑戦者決定戦第1局は郷田九段の快勝。森内名人の作戦思想がよく分からない、というか、先手の銀に後手の攻撃部隊が押されて方針が定まらなかったのか? あの平ペったい陣形では力がでないとしたものではないだろうか。 詳しい感想は月曜日以降に書きます。

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  • 11 Aug
    • 竜王戦準決勝:穴熊が・・・

       王位戦よりも遥かに熱戦だった竜王戦の郷田-佐藤についての感想です。 後手番佐藤九段のダイレクト向飛車。郷田九段が穏健策を選択したので、佐藤九段は順調に穴熊に囲えた。この段階で私の中での佐藤期待勝率は5割をやや超えた。特に尖った指し手になることもなく、無事3筋開戦。懸案の左金も6二までは牽引できている。8三が怖いがこの金で支援することは可能だ。1図の直前で佐藤期待勝率は55%を超えていた。角を犠牲にある程度の飛車のさばきは確実に思える。また先手の囲いから金を1枚は剥がせそうだ。先手の飛車が活躍する見込みは守備駒として8九にいって機能するくらいかとも見込まれたからである。ここまでの手順も技巧が満ちていて流れがよい。 しかし佐藤九段も魂消たという▲6六角が流石郷田九段という一着である。佐藤九段も迷いながらの△7四桂であろう。この手は当然にみえても実に感触が悪い。・本譜のように▲3三歩で飛車のさばきができなくなる。・桂馬で角金を奪って好調にみえても、6八金が手順に逃げてしまい4筋の後手の小駒と交換になる目処が消える。 だから私も観戦中は桂馬は打たないのではないかと思っていた。むしろ感想でも出ていた1)△5七銀不成か2)△3六飛か3)△4七角成のいずれかを検討するところだろうとみていた。1)はオール手抜きで角が残る。この角を先手の飛車で取らせないとそもそもの将棋のつくりから逸脱してしまう。2)爽やかな攻め合いになり後手の盤面右側の駒は全部さばけるが、先手の飛車が龍に出世し、2枚飛車で攻められるというのは辛すぎる。6六角の防衛力も強い。3)以下▲3三歩以下すっきりしない戦いにはなるが、3三歩が邪魔して先手の飛車もすぐに活性化するわけではない。 しかし、本譜が後手にとって悪いというわけではなく、攻防に△5七角と打って後手の方がやや速度がありそうな感触である。もっとも5七に小駒ではなく角を置かなければならない、という点に後手の思いのままの形勢でないこともうかがわれるのだが。 局後の感想で2図での△9四銀打が悪手ということだったが、観戦している時はこの手よりも▲4一飛に金を見捨てて△3九角成とした手であるように思えた。今でも実は意見は変わっていない。 この手順は相当に違和感がある。穴熊の要の金を見捨てて→金で弾き→龍が逃げるついでに香車を拾わせている。鈴木八段の理論に隅っこの桂馬香車は追われて取るのが理想的、というものがあるが、この動きはまさにそれ。それより△7二金寄として金を温存(この場合守備の金と持ち駒の金の2枚だ)すべきではないのか。仮に▲3三飛成とされても(しないだろうが)後手はびくとも効かない。桂馬を外して△8六歩くらいで攻め勝てるだろう。 この辺から先手が手番を握るようになり、私的には3図で△7二金左寄ではなく△6一飛だったところで「先生、8二の金を取られて玉を引っ張り出されたら主張するところがないですよ・・・」と呟いたものである。 もしかすると佐藤九段は本譜の順で先手玉に詰めろがかかっていると考えていたんだろうか?  最後に△7一銀のところでは△5二銀の方がまだしも、と思うが、多分それでも後手は勝てないのでしょうね。 これで挑戦者決定戦は郷田-森内ですか。どうせなら名人竜王の組み合わせの方がよいのではないかと思います。    

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  • 10 Aug
    • ブラック企業の社名公表

      これ、実効的な意味があるんだろうか。検討している人達は大企業(ワタミとかユニクロ等)の暗部を抉り出す、みたいな絵図面を期待しているのではないかと思う。 だが、組合が機能していたり、コンプライアンスにそれなりに感度を持っているのは大企業に多く、中小企業に少ないわけで、公表しても「この会社、何の会社?」みたいなところ、例えば運輸業界とかソフト開発業界の中小企業がじゃかじゃかと出てくるだけなんじゃないだろうか。 仮に名前晒されても、経営者達が堪えないんじゃないかと・・・http://mainichi.jp/select/news/20130809ddm041040080000c.html

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    • うっかり、うっかり、うっかり(王位戦)

        昨日は王位戦第4局、竜王戦準決勝、A級順位戦と重い対局が集中。観戦する方もなかなかに大変。もう何回書いたか分からないが、分散するべきだろう。 内容的には順位戦>竜王戦>>>>>>王位戦だった。まずは駄局だった王位戦から。 観ていて最初に???となったのが第1図。なんで銀を二枚とも上げるのだろうか。玉の下部がスカスカで端も弱くなるし、メリットが全然ないだろう。それでなくても飛車交換が発生しそうな局面なのにわざわざ弱点をこさえてどうするの? 並の指し手でもリスクが見えすぎて、1秒も考えないような類の手ではないか? 普通は銀の動きを保留して▲7五歩くらいだろうか?  でも、2図の驚きにはかなわない。この飛車ぶつけはありえない。交換して後手を引いて、相手に有効打がないならともかく、いきなり詰めろで△8九飛を食うわけでしょ。対して同じインパクトの飛車打ちは先手にはないので、言ってしまえば2手違ってしまう不利を跳ね返すだけの材料がないといけないのだが、そんなものはありはしない。いや、それ以前に飛車打ちを詰めろで打たせるくらいなら、最初から銀を上がらなければいい。上がった以上は別の将棋の作りをしないと一貫性がないじゃないか、ということで、これも普通の指し手であれば1秒も考えないのではないか。 深い裏付けがあるのかと思いきや、常識的な△7五香をうっかりしました、という感想にがっくりと項垂れるしかなかった。。。第1局の△1一角といい、どうしたことか。せっかく行方八段にあった長時間対局なのに実にもったいない、と感じたのは私だけだろうか。 さらに、もしかすると控え室で検討されていたような抗戦手段があったかもしれないのに、△7五香以降はサクサクと指してしまって一瀉千里の敗戦。番勝負の興趣が醒めつつある感触が濃厚にたゆっている。

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  • 07 Aug
    • 竜王戦:郷田準決勝進出

      昨日は竜王戦郷田-山崎があったことに気がつかず、今日になって棋譜を並べた。接戦を予想していたが案外なワンサイドだった。 山崎八段好みの早めの△5三銀(1図)からの矢倉中飛車だが、どうもいい作戦とは思えない。・通常の矢倉中飛車と比較して8筋の突き越しが無意味で、自玉の安定確保を遅らせている。・玉を4二~3一と移動させるのもわざわざ敵の攻撃陣に近づいており不合理。金を3二に上げて様子見をするべきではないか? (ただこの玉の動き方こそが作戦の眼目らしい)・この結果、角を手損しながら6二という中途半端な位置に移動させることになり、自陣の整備が遅れる。 岐路は2図の△5五歩だった。他の棋士が相手ならともかく郷田九段が相手なら駒が逃げない可能性を警戒するものだろう。▲4五銀と強攻され、銀交換は手順に桂馬を飛ばすので論外なので銀を6三に撤退させる。後手の6筋の3枚の駒が実に不細工である。後手は6一金の参戦はありえず、盤面右側が薄い。駒損承知で強攻されるとエリアの戦力差が大きく、防御困難である。 受けがないなら攻めるしかないが、元々の駒組みがいびつなので、置き駒を活用した攻めにならず腰が入っていない。△7四桂ともらった桂馬を使っても実効性が乏しい。ついに飛車と金は戦闘に参加することなく終わってしまった。 まだまだこの作戦を投入する意欲が旺盛な山崎八段だが、普通に迎撃されて困るのでは相当に工夫の余地があると思う。1図の山崎勝局としては24年度のB1順位戦の対木村戦があるが、序盤が指し良い印象はなかった。プロ筋の評価はどうなのだろうか。

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