• 31 Jan
    • 里見2連勝

       昨日行われていたという女流名人戦第2局を先ほど並べてみた。 里見さんの手が伸びに伸びているのに対し、清水さんの手が・・・という感じだ。 特に変わった感想はなく、1図の△5五飛には「なるほど」(浮き駒を先に処理してしまうのか。手の善悪はともかく考え方は参考になります)、2図の▲9七角に「こんな壁角、あげてしまえばいいのに」と思ったのだが、ピント外れではなかったようだ。 清水さんの終盤の粘りはいつものことではあるが、里見さんの切れ味の前には通用しないのもいつものことかな、という既視感が強い。

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  • 30 Jan
    • 通った猛攻(NHK杯戦:松尾-丸山)

       今日放送の松尾-丸山戦で出現した1図に思わず「え~!」と大声をあげてしまい、家族に白眼視されてしまった。佐藤九段が指したのであれば、「さもありなん」というところで、全く驚きもしないのだが、思い直してみると、最近の丸山九段の指しっぷりは、以前の激辛流とは別物の、強硬策も辞さず、に変わってきているのかもしれない。この手の無理さ加減は解説の野月七段が分かりやすく説明していたが、突き捨て後に▲9三歩成の可能性があるのが実に鬱陶しい。野月七段は先手玉が7九に戻り、後手玉が2二にいるから、丸山九段が局面打開に動いたと解説していたが、上から攻めるなら普通は8八の方が当たりがきついわけで、本当なんだろうか、とも思う。。 恐らく2図の対応がおかしかったのではないだろうか? 本譜は▲6二角成△同金▲8二飛△6一金▲7七金だったが、△6一金が通ってしまうのであれば、この手順は破綻している。角金を渡して、玉頭に成桂が居座る代償として、後手玉に迫る手段があって然るべきところ、ない、というのであれば、見込み違いだろう。松尾七段は野月七段が解説していたように△6一金で△7三角の一手と思っていたのではないだろうか。 2図では香車を逃げておくのが私の第一感。それでも相当難しいけれど、本譜は後手の攻撃力が充実しすぎている。 いずれにしてもこちらのブロックの決勝進出は私の予想では糸谷五段です。

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    • 自転車事故・・・

       痛ましい事故である。 私自身も、後方不注意の運転手もしくは注意していてもこの頃の自転車の速度への認識が激甘な運転手が、いきなり自動車のドアを開けて、際どい思いをすることが多いこともあり、運転手への怒り、被害者への同情が湧き上がってくる。

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  • 29 Jan
    • 音協マラソン@横浜こどもの国

       1月のこの時期には、規模の大きいマラソン大会が各所で行われている。先週は湘南国際が西湘バイパスを開放して行われているし、千葉ではハーフではあるが千葉マリンスタジアムを使うサンスポマラソン、明日は勝田マラソン、若潮マラソンとよりどりみどりだ。 そんな中、私が参加したのは音協マラソンというこじんまりとした10キロのレース。10キロ、5キロ、駅伝と分れ、10キロ男子の参加者は140人弱。ランを真面目に始めたのが8月で、この段階で湘南とか千葉とかは予約が締め切られていたし、勝田や若潮のような大会があるなんて知らなかった。知っていても、フルマラソンはまだまだ先のことと思っていたので、参加を検討すらしていないだろう。この時点では、ハーフをキロ5分で走り切る力をつけるとは毛頭予想していない。。。 大会というものの雰囲気になじめばいいだろうくらいの動機でしかなく、ゆえに近場の距離の短いところを物色していたところ、この大会が検索にヒットしたのが実のところだ。こどもの国は娘が小さい頃はしょっちゅういっていたし、そもそも私自身がここの周回コースで26年前に駅伝大会に参加していたという縁もある。その時の記憶を辿ってみたのだが、やたらに狭い道がうねっていたというものはあるが、どうもアップダウンについては確かなものがない。地形的には強烈な高低差があるはずなんだが、どうだったのだろうか? その点のみが不安だった。 レース開始は13:30から。この種の大会はハーフマラソンでも開始が9時くらいというところが多く、早朝の移動そのものが課題になるのだけど、近い上にこの開始時間なら、気分もゆったりできる。会場には2時間前に入り、芝生の上で十分な柔軟、アップを行うことができた。受付、着替えもスムーズで、事前段階はパーフェクトである。運営側の態勢が不十分で苦情が噴出するマラソン大会も多いが、ここは間違っても不満をいえない。 時間もそろそろかな、ということでスタート地点に移動すると、女子5キロ、10キロのランナーが交錯していた。どうもファンランの要素が強いのか、2周目に入るところで応援の家族と話をしている女性ランナーが多い。話を聞いてみると、異口同音に「高低差がすごすぎる」という。会場の脇にある坂道をみると、なるほど斜度10%くらいだ。足慣らしに走ってみる。上りは・・・多分、問題ない。下りは・・・まじでびびる。普通に走れば、膝をやってしまいそうだ。といって、体重を後ろに残して減速して降りるのもやはり膝に負担がかかる。地面に背骨を直角、というのが掟だが、怖すぎる。。。 いよいよ召集である。なんとなしに移動してみると、私は最前列にいた。いいのか? まぁ、論外に遅いわけでもないし、いいだろう。後ろをみると、列の長さはせいぜい数十メートルというところか。道幅が狭いといっても、全く抜かせないわけではないし、競技性は維持できていそうだ。 スタートした瞬間、後続の5~6人が猛ダッシュをしかけて私を抜かしていった。こんなのに付き合ったら、あっという間に脚が売切れてしまう。500mほど走ると、駐車場を周回するコースに入り、前後の位置関係を確認できる。私の前を走るのは30人くらいか。後続は・・・・列が長い! 既に200m(この時点で私は800mくらい走破している)以上の差がついている。。。同じレースとはいえ、相当にレベルの差がある。 1キロの通過時間は4分1秒。おい、速すぎるぞ。この後、確実に上り坂があるのに・・・案の定、周回道路に戻って、いきなり階段みたいな坂道が現れた。何これ? 26年前にこんな坂あったか? そういえばあの時は逆ルートだったのか・・・いや、上がるのはいいんだが、問題はこれだけ上がるっていうことはそれだけ下りるわけで、膝が潰れないか、本当に心配だ。とりあえず、歩幅を狭くしてピッチを上げることで下りを凌ぐことにする。 それにしてもタフなコースだ。こういうところで練習をすると、大腰筋とか体幹も強化されるのだろうな。。もっと坂道練習を組み込もう。 2周目に入るまで、それでもキロ4分台を維持できていたが、2周目の6キロ~7キロ区間(上述の激坂)でついに5分を超える。給水がないから、特に辛い。ここまで来ると、前後のランナーも固定されてくる。私の前にいるのは「魂」の文字が背中にプリントされた若いランナーと、この真冬でもタンクトップ、短パンでのいでたちのいかにも本格派という40前後のランナー、さらにその前にキャップを被ったランナー。後ろからも足音が聞こえている。 9キロ手前の上りで、魂の兄さんを追い抜いた。彼はもう脚がないな。。。タンクトップさんとキャップさんも追い抜けそうな感じだ。なんとかしたいなぁ・・・9.5キロのところにものすごい下り坂がある。もう少しだから、とここはストライドを広げるが、ここで魂さんが復活してきた。余程に下り坂が得意なのだろうか。タンクトップさんとキャップさんまで抜いていく。この先は上りがないから、彼はこのままいってしまうだろう。彼ほどではないが、私にも脚が残っている。最後のストレートでスパートを仕掛けて、2人ともかわすことができた。最後の1キロは3分55秒。やればできる。 時間は46分を越えてしまったが、このアップダウンの中であれば実質PBに等しい走りだったと思う。1位の方のタイムは36分1秒! 素晴らしいタイムだが、これも前回までの昭和記念公園の優勝タイムよりは2~3分は悪い。であれば、私の走力なら3分から3分半はフラットなコースよりは悪くなっているとみてもよいだろう。実質42分台の走りをしたのかもしれない。 終了後の抽選大会では一番違いで賞品が当たらなかったが、これもそれなりに楽しめた。いい大会だった。246ハーフといい、参加人数の少ない大会ばかり参加している私。2月末の深谷ハーフもせいぜい3000人くらいの大会で、恐らくストレスフリーだろう。そして3月の板橋シティになっていきなりマンモス大会になる。いらいらせずに臨めるかが課題となりそうだ。 

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  • 26 Jan
    • なぜその手が悪手なのか?

       今、日経で掲載されている王座戦予選の観戦記がピンと来なかった。観戦記者は野月七段である。   それによると、図の△2九角は悪手で、△3六歩とするべきだという。ところが、なぜ△3六歩が必要なのか具体的な理由が記述されていない。ちなみに以降の手順は▲4六香△4五銀▲3九金△4七角成▲同玉△4六銀▲5八玉△4七銀成と進んでいる。 理由を推測すると、▲4六香で飛車道を止められるのがみえみえだから、△2九角がストレートに△4七角成とできるはずがない。それは分かるが、△3六歩を入れておけば、利かしになる? うーん。 日経はプロの観戦記が多く、七大タイトル戦の中では執筆陣が充実している方だと思う。私のような読者は手どころの解説や、対局者の気持ちを分かりやすく示してくれるので重宝している。野月七段の解説は特にその特性がよく出てくることが多いのだが、今日の観戦記はちょっといただけなかった。

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  • 24 Jan
    • 素晴らしい手順(順位戦:丸山-三浦)

       この将棋、観戦していた時は、桂馬に逃げられるし、先手の手が変だなぁ、と思いつつも、穴熊城が健在であることから、結局は先手が残しているのか、と見立てていた。実際にはそうはならなかったので、自分の感覚が腐ったのか、と思っていたのだけど。。。 そして、1図の局面。朝日観戦記では▲9三香で先手の勝ち。毎日は丸山九段が検討に気乗り薄ということで深い変化手順の紹介はなし。朝日によると以下△7九と▲9一香成△8九と▲同玉△4九飛▲7九香△9一玉に▲9三銀!△同桂(これで8一に空間ができるのが大きい)▲7二金で先手勝ちとのこと。 何とも凄まじい手順であるが、穴熊の神髄を見た思いだ。この手順を指摘したのは渡辺竜王ということだが、どれくらいの考慮時間で読み切ったのだろうか。さすがという他はない。

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  • 22 Jan
    • 豊島初勝利

       王将戦第2局。とても難解で私の腕ではちょっとついていけない。もっとも控え室の高段者も同様だったような風情を実況コメント欄からは感じるのだが。。。この将棋は途切れ途切れではあるが、ライブで観戦できてよかった。 豊島六段については、(あえてこう表現するが)第1局の惨敗で揺らいだかもしれない評価が、本局の粘勝で「やはりこの人は別物だ」と磐石のものになったのではないか。二冠相手に捻りあいで勝ったわけで、以後はA級と同様の信用を博すことだろう。本局のコメント欄では、難しい局面でも、豊島側に辛い雰囲気があったような気がする。豊島六段の指す手だから、なにか理屈があるのだろう、という風になるのではないか。 この将棋で印象的だった局面に触れたい。 まず、1図だが、この仕掛けは・・・・一目、無理と断じるところだろう。角銀が後方にいるし、飛車の位置も端攻めということに絞れば前すぎる(もちろん、横展開を視野に入れているからこの位置にいるのだけど)。美濃囲いもできれば9筋、6筋の歩を突いておきたい。これもこの局面で仕掛けたい理由はもとよりあり、2手守備に使うと▲3九金寄が入り、2八への援軍が可能になるということなのだろう。それでも端攻めを仕掛けるなら、本譜ではなく△1七桂成と先手を歩切れにしておきたいような気もする。豊島六段は細かい攻めをつなぐのが得意という評価があるようだが、その評価通り、ボキッと折れることはなかった。  この後、控え室は久保王将指しよしの論調が多くなる。でも。先手の歩が少なすぎる。そんなに明確に先手がいいのかどうか、私には分かりかねた。2図は後に絶賛された△2一香の局面だが、2枚の下段香車がいい働きをしている。  3図の後、後手持ちの声がようやく増えてくるのだが、それはさておき(どうもあまり頼りにならないような・・・)、3図の▲1三桂もよく分からないけどすごそうな手。この手の意味が私にはさっぱり分からない。香車に逃げられるとそれまでのように思えるし、取られてしまいそうでもある。  4図の前の▲4二角成の局面では、私は先手よし、と見立てた。▲2四馬が激痛にみえるし、先手の囲いは当面崩れそうにない。  受けても仕方がないからか、あるいは勝ちがあると思ったのか、逆転の臭いを嗅いだのか、この辺もさっぱり分からないのだが、豊島六段は自陣を省みず、△7九飛を強行。指されてみると、「あれ? 相当、後手玉も寄らないかな?」 飛車、角、香車が7三を防衛し、先手側の手がかりが少ない。。。ここから▲6四銀△6六角▲6九歩△同飛成▲7五銀△5五角▲2四馬△4九桂成に(1)▲同金としたため、△同竜▲3九金打△1九金を見舞われて、後手勝勢になったのだが、(2)▲2八金上でも△1一飛と逃げられると、6九竜の防衛力も相当で、まだまだ難しかったのかもしれない。 と、いろいろと分からないことだらけなのだが、見ごたえがあった将棋であることに異論のある人はいないだろう(不動駒も6枚だけ)。今回の豊島六段のような若年の挑戦者は20年近く前に戻らないと例がないのだが、当時はタイトル奪取に至る、至らないに関わらず、皆、いい勝負をしていた。今回も、ワンサイドにはなりそうもない。(私も豊島奪取に戻りました)

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  • 21 Jan
    • 路上であったこと

       今日は自転車を漕いでいて、随分いやな目に遭った・・・・日比谷通りの東京プリンス前(片側2車線のバリバリの幹線道路)になぜか焼きいも屋が。一車線を塞ぎ、なおかつものすごい煙を本線上に吐き出している。回避しようとすると、後続の車にクラクション。一体どうしろと?・都バスに幅寄せされた。川崎市バスも随分運転マナーが悪く(信号無視は日常茶飯事だったし、内輪差が強烈にあるのを無視して停車時に急ハンドルを切るものだから、歩道にいても直ぐそばを車体が掠めること頻繁)、嫌な思いをしたが、都バスも運転のアバンギャルドさはいい勝負だ。・明治通り外回り、天現寺交差点南側にあるバイク屋、いつも本線上にバイクを展示しているんだが、警察は何とも思わないのだろうか。・恵比寿駅近くで停車していたタクシーがハザードのまま急ハンドル発進。ANZENというルーフの表示が笑える。客を拾うときにレーン左側にスペースをあけて停車するのも結構、怖いのだけど、まだウィンカーを使ってくれるのであれば対処できる。ルールどおり、やってくださいよ。。。。 最近、寒くて全く速度が出ないです。私だけなんだろうか。

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    • 竜王戦:里見-吉田後記

       この将棋の一方の立役者である吉田四段がフリークラス脱出を決めた。おめでとうございます。決めきれずに王位リーグが開始となると、そうそう気持ちよく勝ち星を集めることはできないだろうから、際どいところだった。このフリークラス脱出規定、勝率条項が適用される事例以外はなかったはずだが、リーグ入りや本戦入りを単独で評価するような建付けもあってもいいのではないかと思う。まぁ、所詮は例外事象なので、こだわるほどのことではないのだけど。 さて、この将棋の観戦記の掲載が終わった。対局時に、このエントリーを立てているが、それ程変な内容ではなかったようだ。  それでも先手勝勢とまでは感じられない私の形勢判断には相当、問題があるんだろう。

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  • 18 Jan
    • NHK杯戦:佐藤-久保 脆かった穴熊

       日曜日放送のNHK杯戦(久保二冠対佐藤九段)を改めて検討してみた。将棋はゴキゲン中飛車→馬を双方製造→佐藤九段が金銀を押し上げ(金は歩越金)→久保に冠は穴熊へ移行、と進展した。 普通なら「さすがにこの金は使いにくいでしょう。穴熊に組み替えるのが現代将棋の神髄ですね」みたいな総括がなされやすい建付なのだが、実際には佐藤九段が8筋でいくぞいくぞとみせ玉をちらつかせたのにつられた久保二冠が左金の処置を誤り、2筋ががら空き。地下鉄飛車を大転換した佐藤九段の圧勝に終わった。 決戦前の▲6八玉といいいかにも用意周到な駒運びで、昨年度とは随分違うな!と感じた一戦でもあったが、久保二冠側の視点でどうすればよかったのか、たらればを考えてみた。 本譜は穴熊側から手を出せずに膠着状態になってしまったので、何か仕掛けるとすると、1図の場面だろう。飛車が近接している分、先手からの反撃力が弱まっているはずだからだ。 となれば、△4四歩が考えられるが、▲8九飛と引かれ、△4五歩▲同銀にいい手が見当たらない。(私の腕ではという留保付きだけど) 以下△4三金と活用するのかな? ▲2五馬△5三金▲8四歩が痛く、△7三銀左▲4七馬△4四歩▲5六銀△3一飛▲3六歩△3五歩▲同 歩△同飛▲3六歩△3三飛くらいで、決戦に持ち込めない。 あるいは、防衛体制の再構築が考えられる。本譜は2筋ががら空きになってしまったので、盤面右の防衛は馬に任せ、金を盤面左に牽引するのが妥当に思える。具体的には、2図で△3一飛と振り直し、▲5七玉(他にも手はあるだろうが)△4一馬とし、先手の応手に応じて△5二金とするのもよし、△1四馬と出るのもよし、というアプローチはいかがだろうか。 以前のA級順位戦八回戦でこの両者が降級争いの最中に激突した将棋を思い出したのだが、あの時も玉形堅固+馬付きの久保さんが、盤面の左側に銀を残したまま決戦に入ってしまい、逆転されていた。もしかすると、馬の利用方法について、何か別の視点があるのかもしれないが、私のレベルでは全くうかがい知れない。

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  • 17 Jan
    • 佐藤九段、祝A級復帰!

       先週金曜日のB1順位戦で佐藤九段がA級即復帰を決めた。まずは一安心だ。今期の順位戦は激闘ばかりで終盤戦で負けが発生した将棋も一つならずあったが、それでも最後の勝利を収めるというのは、終盤力が他の棋士とは違うから、と総括してもよいだろうか? その山崎戦だが、ご本人に将棋の内容をお聞きすることができたので、あらましを紹介したい。・山崎七段の4筋、5筋の歩突きを保留する作戦が巧妙で対応が難しかった。(争点ができない)・序盤はどちらが持ち歩を打たずにすむかをめぐる神経戦。・▲7五歩を打たせることが出来たのは戦果。ここから穴熊に囲うのは常道。・▲6八銀が疑問手。下段がスカスカになったため、△3六歩に▲同飛とできなくなってしまった。その場合は△7八角成から飛車を殺して後手よし。5九銀型のままなら飛車打ちに強く、△3六歩は生じなかった。 ・△3八歩以下ダイナミックな動きに見えたが、△7一金~△7二飛と7五歩を的に戦う方がよかった。本譜は▲7六歩がよい辛抱で大変。後手の攻めが薄い。・▲5七金打が疑問。▲5四角なら後手の攻めが相変わらず薄く、むしろ先手が指しよかったかも。 ・△6三金打で後手必勝。・楽観してしまい、△3一飛(△3六飛と突っ走れば簡明)、△8七角(△8九銀▲同飛△3六成桂で楽勝)と変な手を連発。・動揺したが、△9九金(この金の変な動きが心の乱れを象徴しているとのこと)があり、勝ちになった。 実況では全く知ることの出来ない内容で大変勉強になった。 日曜日のNHK杯戦も見事な指し回しで、次戦の羽生名人戦が楽しみだ。

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  • 14 Jan
    • 順位戦観戦中

       今日は所属団体の勉強会。終了後、懇親会があるのだが、佐藤九段のA級復帰のかかった一戦やA級順位戦でトップを突っ走る森内九段を追走する谷川九段、渡辺竜王の将棋があるので、断りを入れて帰宅。 佐藤-山崎戦は夕食前では佐藤九段がよさそうに思ったのだが、今はいろいろな評価があるようだ。もっとも私は穴熊のパワーを信じている以上佐藤持ち。 それよりも谷川-高橋戦がとっくに終了していたのには驚き。谷川九段らしくもない一点攻めを余裕で余され、強烈な反撃に膝を屈する形で、内容がよくないように思える。 今日の将棋はさておき、昨日の森内-藤井戦はすごい将棋だった。終局時に広瀬王位がその場に居たのにも驚き。

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  • 10 Jan
    • 今日の運動・・・痙攣

       今日は風がむちゃくちゃ強かった。代々木公園で行われたアシックスの練習会に自転車で出かけたのだが、移動方向が北向になると(明治通り北上とか)、全然前に進まない。時速が4割減という感じだった。 今日の練習は3時間走。キロ7分のペースから徐々に押し上げていく。持久力養成を目的としていて、大凡30K近くを走ることになる。代々木公園でランをするのは初めてだが、駒沢公園と違い、周回路が多様であるのはプラスだが、距離表示が全くないのはマイナス、アップダウンが適当にあるのはメリハリが利いていてよいが、風通しがよすぎて、身体を持っていかれるのは辛いですね。 公園内では、・玉川大学の女子陸上部員が練習。速い。かわいい子もいる。しかしふくらはぎの充実振りから相当な練習量の裏付けがありそう。・夫婦ランナー(40前後かな)を目撃。3時間ぶっ通し、かつ我々よりも遥かに高速でラン。二人とも3時間を切りそう。すごい。・演劇や演奏の練習をしている若い人々もそれなり。がんばってね。と様々な人々が有意義な活動を。 そういえばホームレスの人々のテントもあり、空き缶の取り纏めをしていた。それに植木を楽しんでいるような人もいるようで、パワーがありますね。 さて、肝心の自分だが、2時間半経過時点までは好調。2時間を過ぎたところからコーチのペースを上回り、自分で前に出るようにして、まずまず。ところが、直後の給水でゼリー飲料の口を上手く開けることができず(手がかじかんで、握力が失せた)、エネルギー補給に失敗した上、再稼動にも手間取り、大きく出遅れる。追いつこうとペースを上げようとすると、右足の向こうづね周辺の筋肉にかつて感じたことのない異常。「こんなところ、痙攣するのか?」というくらい変なところである。 去年の年末から左足の脹脛は複数回の痙攣を起こしていて、以後、給水、バナナ補給等気をつけていたのだが、ここで右足もか。。。泣ける、というかまだ脚ができていない、ということで、ちょっと情けない。いずれにしても今日の練習はこれにて実質終了。 だいたい、ランニング雑誌のいうような練習って、まずできないものと違うのだろうか。12月上旬に2日連続で25k走ったら、たちまち靭帯炎症になったし(ドクターストップがかかった)、坂道走をやったらやったで痙攣。セオリーはあるのだろうが、結果はあまりにも属人的すぎる。  

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    • 王将戦第1局・・・・

       この将棋、私は実況がないものと思っていた。「今週の対局予定」には「中継」の文字はないし、将棋連盟のトップサイトにも実況サイトへのリンクがない。(他棋戦の重要対局ならついている) 豊島初登場に相応しい華々しい建付けを用意してあげないのはどういうことなんだろう、と訝しく思いつつ、7大タイトル戦序列最下位ゆえそういうことなんだろう、とあっという間に納得してしまった。 ゆえに、土曜日はゴルフ、昨日は家の用事、今日はランニングの練習に集中し、この対局のことはすっかり失念してしまっていた。「そういえば・・・結果ぐらいはニュースには出ているよね」と思い出し、アクセスしてみると、実況サイトがあった?? よく分からないんですが、リアルタイムで観戦できたんでしょうか。将棋連盟はもう少し丁寧に広報してください。 とはいえ、将棋の内容は実況を見逃したことを悔やむものではなかった。豊島六段の序盤構想がいまいちで、中盤早々、久保王将のペースになってしまったからである。 1図は▲5六歩といけなければおかしい。先手の作戦思想は、後手の盤面右側の駒に置いてきぼりをくわせ、中央から左側で戦うことにあったはず。現局面であれば、後方に待機する金2枚が同じであるとすると、前に出ている銀の枚数が1枚違う分、有利になる手順があるかもしれない。というか、あるはずだから、飛車を5八に展開したのでなければおかしい。 しかし、豊島六段の選択は▲3五歩。この手に何分考えたのか実況サイトのコメントでは不明だが、敵の最も駒の多い部分への攻撃を選択せざるを得ない=5筋反撃に成算を持てない、のであれば、苦渋の作戦変更だったのだろうか。アマのレベルならともかく、このレベルでは影響が大きすぎる。 さらに、2図の▲2四歩の突き捨てと続く▲9七角の覗きの組み合わせが最悪で、角交換で上がった香車を狙われて9筋突き捨て~△6三角~△9六角から8七に久保王将が殺到し、挽回不能な局勢になってしまった。 王将リーグの指し回しとは別人のようで、2局目からの復調を期待したいものである。その2局目だが、▲7六歩△3四歩▲7五歩までは確定しているとすると、4手目は何だろう。久保王将の作戦選択はある程度予想できるので、豊島六段は狙い撃ちができるはずだ。相振りも十分にありそうだ。

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  • 08 Jan
    • 穴熊に背を向けると敗北する

       前女王の矢内さんが準決勝で敗退した。 矢内さんは、上田さんの振飛車穴熊に対し居飛車穴熊ではなく銀冠+米長玉を選択。対美濃囲い・銀冠と異なり、玉頭攻撃を受けないことを考慮し、経験のある布陣にしたのだろうか。序盤から中盤にかけて押し気味にみえたが、やはり穴熊は深く遠かった。最強の囲いの前に米長玉(決戦時点では銀冠だったけど)などは所詮は豆腐であった。 以下は、昨日の終局後、メモしておいた私の感想で、局後の感想戦を見る前のものだ。 1図と2図を比較してみると、後手が随分と損をしているようにみえないだろうか。先手の飛車はさばきようがなかった1図と比べ、角を質駒にし、縦横の活動範囲が拡大している。対して、後手は右翼方面で具体的な戦果をあげていない。どこかで5五の銀を4四に引けばまだ後手がよさそうだが、先手玉を睨む後手の角がパワーを発揮しそうな瞬間に▲7三飛成で中和されてしまう。 しかも△4四銀が指されることはなかった。▲3五歩に△同歩(どうして銀を引かないのか? 飛車角が一気に通り味がよさそうなのに??)▲同角に△2五歩。ここから以下の進め方がいいとは思えない。本譜は桂馬と歩だけで穴熊上空に攻撃をしているのだが、本隊であるべき飛車角は不稼働のまま。5五銀に遮られてしまっている。変な喩えだが、関ヶ原で毛利家本隊が前方に布陣する吉川広家らの部隊に邪魔されて前線にいけず、戦っているのは石田、宇喜多だけ、というのと似ているような。攻撃の足腰が弱いのである。どこかで△5四飛として▲5三歩を予め回避しておく、とか主力活用に配慮するべきではなかったのだろうか。さらにいえば、△4四桂も相当に違和感がある。5五銀を使いませんよ、といっているのと同じであり、それは飛車角を使いませんよ、という宣言とも同義であるように思えるのである。 一通り並べてみると、先手の飛車角が縦横に活躍したとの印象のみが残る。 で、感想戦の反映した実況欄をさっき読んだのだが、そもそも△6四同角として先手の桂馬をはねさせたのが・・・という記述があった。しかし△同歩はいかにも指しにくい。また△5三同金が疑問という記述があったが、もうこの辺ではすっかり後手が勝ちにくいように感じる。 「無責任な総括」 やっぱり、居飛車穴熊にすればよかったんですよ。 

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  • 07 Jan
    • 棋王戦挑戦者決定戦

       昨日の将棋、何回か並べてみました。 54手目の局面(1図)では、飛車・・・先手:素通し。後手:歩が前途を遮る。角・・・先手:いじめられているが、相手が金なのでそれ程気にならない。後手:遮るものはないが、先手に浮き駒がないので、効果は程々。金銀・・・先手:全て盤面右側に。但し、4四銀を後手の守備駒と交換できる見込みは乏しい。後手:金が中段に浮遊。大活躍は望めない。玉の囲い:お互いきっちり。遠い分、後手の方に分がある。 というところで、先手がそれ程悪そうではなかった。1図で指された▲5七角も機能で劣る自分の角と相手の角との交換をしつつ、飛車の素通しを維持する訳で、好手でしょう。 しかし、2図でなぜ▲7七同桂なのだろう?   後手飛車にとっての邪魔駒であると金を桂馬のプレゼント付きで掃除してやる必要性が分からない。ストレートに▲8三角と打ち込んではいけないのだろうか。私の腕では6五金の取扱が相当に難しいように思える。 △6六角と先手で打たれた局面では、手番を維持できそうな後手に分があるとは思うが、控え室のプロ達が言うほどの差だったのかという感触を持っている。 あとどうかな、と思うのは3図での▲7一竜。△4四馬がみえるだけに、1)▲4一歩成△同金▲7一竜△5一歩▲7七歩、とか、2)▲5五歩等妨害手段を考えたいところ。何れの手段も本譜のような斬り合いよりはまだしもと思える。本譜のように竜を切っても、右翼で厚みを築けないのでは、主張がない。  問題視されている▲4八金打のシーンだが、「普通は」▲3八銀とか▲4八銀もありそうで、アマなら指運の領域か。というのは何を打っても3七に金気を放り込まれるのが見えているからだが・・・タイトル保持者間の将棋なら指運ということはなく、恐らく広瀬王位に何か錯覚があったのだろうか。

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  • 06 Jan
    • 渡辺竜王、二冠挑戦へ

       年初の大一番かつタイトルホルダー間の挑戦者決定戦は渡辺竜王が手数はかかったもののペースを離さず、制勝。久しぶりのタイトル挑戦となった。 将棋の内容については明日、詳しい感想を述べたいが、7筋を桂得しながら飛車を成り込めたところでは居飛車穴熊の方がさすがによいだろう、と感じた。 75手目▲8一飛成の局面は駒の損得もなくなり、先手陣も一定の守備力を有しているとはいえ、手番は後手、金の5九への離脱もあって、流れは後手のものだったようだ。先手にも終盤、たらればはあったのかもしれないが、河口老師風にいえば、「後手のよかった時間が長かったので後手が勝った」ということになるのだろうか。 将棋界については、ファンは循環史観のようなものがあり、ある年代で生じたことは別の年代でも再現される、とみたい心情がある。実際には類似した事柄だけを抽出してこじつけているだけなのかもしれないが。私にもその傾向はあり、中原十六世名人が単一天下人から群雄の一翼になった昭和55年ごろの事象が、羽生/渡辺間でもある段階で発生するのか、と見立てたものだ。私の見立てでは、竜王は2年ほど早くA級に到達しており、一期で名人挑戦を果たしているはずだった。(羽生、森下、森内のような感じ) 実際には、「羽生世代」は「中原世代」(そんなものはないと思うが、いわば中原、加藤、米長といったところだ)よりは遥かに手厚く、順調なA級昇級、即挑戦、即名人はおろか、複数冠挑戦すら容易ではなかった。そもそも羽生名人からして、90年代のようなundisputed 天下人というわけではなくなっているくらいで、以前とは随分と様相が変わってしまっているのだ。 今回の棋王戦五番勝負は、将棋界における渡辺竜王の立ち位置を見定める上で大きな意味を持つのではないだろうか。

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  • 05 Jan
    • TVのダイエット番組(駄)

       帰宅すると妻がNHKの「ためして合点」をみていた。内容はというと、よくあるダイエット。同じ時間帯では民放もダイエット番組をしていた。ゴールデンタイムはいずれかの局はダイエットものをやっているから、ウチの妻のような層(体重がやや多いという現状認識はあるが、十分に具体的な対策を打ち出せていない人々/エステに行けば解決できると思い込んでいる人々/もしくは何にもしていない人々)の支持を受けているのだろう。 思いっきり上目線でいってもいいですか?(すみません) くだらなさすぎて反吐が出ます。特に●●ダイエット(●●には食べ物が入る)の無意味さは番組の作り手も受け手も十分理解しているのに、お互いの安易さゆえに取り上げられていると言い切っては不当だろうか? ためして合点では「意識を向けることに意味がある」と総括しており、その点では民放の数多の番組群(●●さえ継続的に食していれば、○○の効果がある!の類)よりはましな主張ではあるが、何かに意識を向けるよう促したいのであれば、1日1回体重計に乗ればよい。 他のことと違い、運動をするということに関していえば、貧富に関わらず五体満足な人には等しく機会が開かれている。(テレビを見ながらでも、腹筋、背筋、大腿四頭筋、内転筋を強化できる/買い物は近所ではなく自転車でターミナル駅まで片道10キロ走ればよい) ダイエットに関心があるのは仕方ないとしても、もう少し建設的な番組をこしらえてはもらえないものだろうか。(本音は将棋番組に代えてほしいが、スポンサーが全くつかないことは理解できる)

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    • 購読紙を変えました(駄)

       1月から購読紙を産経から読売に変えました。 産経表紙を飾る「ひなちゃん」とカラー刷りの美しさに惹かれ購読したものの、産経とは名ばかりの経済記事の薄さ、世界には中国、韓国、北朝鮮しかないかのような偏った紙面構成には、「もう勘弁」というしかなくなった。12歳の娘の教育効果も意図していたが、記事に興味が持てないのかさっぱり読んでくれない。私の政治信条は保守だが、さすがに何かあると拓殖大学の先生ばかり出てくるのでは、辟易する。 代わりをどこにするか考えたのだが、日経を娘が読むはずもなく、朝日は教育上の観点から論外、毎日もやや左(しかし名人戦主催紙ゆえ有力候補ではある)、東京はバランスが取れているような印象があるがちょっとねぇ、ということで穏当に読売にした。巨人の記事が多いのが全く気に入らないが、それくらいは我慢してみせる。 読売を読んで改めて思ったのだが、総合紙というのは海外記事も程々に地域のバランスが取れているし、文化面も総花的ではあるが各分野(美術、演劇、音楽)をカバーしていて、それなりに読めるようになっている。ロンドンに住んでいたため、EU情勢は相変わらず気になるが、産経とは比べ物にならないくらいインプットはあり、私の興味を満たしてはくれている。 3ヵ月後に更新をするかどうか再検討するわけだが、延長6分、毎日移行(名人戦が始まる時期だし)が4分というところか。

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  • 03 Jan
    • 箱根駅伝復路

       非常にハイクォリティな年だった。早稲田の完成度は特に高く、ほぼ互角の東洋(8~10区で区間賞を取ってなおかつ敗退とは)とともに本当に素晴らしいチームだった。駒沢も来年につながる走りで近隣住民としては一安心。予選会から上がってきた東海、拓殖も見事。 シード権争いも激烈すぎて、つぼにはまってしまった。早稲田の優勝胴上げシーンは後回しにしてフルカバーしてほしいものだ。ちゃんと田町付近からきちんと映さないとだめでしょ、日本テレビさん。國學院最終ランナー寺田選手のゴール直前のコース逸脱には腸がねじ切れそうになったが、あそこからよく10位に滑り込んだものだ。一瞬、シード逃し→自責の念で真っ暗→最悪の事態、すら連想した人が何人いたことか? 地元二子新地の商店街の人々も喜んでいることだろう。またとんかつを食べに行こう。 目の前にご馳走が落ちてきたのに拾い切れなかった城西にはかける言葉もない。8位で何とか粘りそうな状況もあったが、もたなかったか。。。これで何回目の11位なんですかね。 死者に鞭打ちますが、日大は無様。コーチの「2区で1位になっていれば」というコメントの意味が分からない。1区の堂本選手があれだけの走りをしてもさっぱりプラスのサイクルに乗れないのだから、地力が不足しているのでしょう。3区以降で区間19位が3人、20位が3人って。好選手保有に伴う伝播効果が全くないチーム作りをしてしまったのか、予選会でリソースを使い果たしてしまったのか。伝統校ならではあるといわれている暗黙知が実はなかったのか。 トータルでは脱水症状とか怪我とか棄権がなく、よい大会だった。最後のコースアウトは防ぎようがなかったのかだけは検証してください。

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