インスタで読む小説は54字で完結する〜^o^ | Senseful Design

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センスのいいデザインってどんなデザインなのだろう

「カッコいいデザイン」=「センスのいいデザイン」とは限らない

'Simple is best' なデザインだからって、センスの悪いデザインもあるだろう

そんな答のないSenseful Designを見つけに行きましょう!

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------- Senseful Visual Art 3×3 -------

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前回、前々回と「Senseful Design」では

写真集を紹介しましたが

今回は小説の1ページを3×3にしました〜

 

書籍カバーのデザインでもなく

イラストや写真でもない

文字だらけのページです

 

では何がSenseful Visual Art 3×3なのか

 

お答えしますと

まずその本のタイトルが『54字の物語』

なんと9マス×6行の54字で

1ページに1つの

超短編の小説が載っているのです

 

そしてその小説は文芸誌などに

掲載されたものではなく

インスタグラムにインスタ特有の

正方形の画像として投稿されたものを

書籍化したというところがすごいのです

 

テキストではなく画像の小説

それも全て54字の

正方形としてのビジュアルとして〜

 

 

内容もさることながら

やっぱり一種のビジュアルとしての

そのセンスに驚きます

 

多分そのテキストだけを

雑誌やブログに掲載されたとしても

正方形の原稿用紙に書かれた

このスタイルと同じようには

読まれないでしょう

 

ちなみに一つここに

全文をテキストとして

載せてみますと

 

私は訪問販売の営業マン。

今日は防犯カメラがよく売れる。

昨晩寝る間も惜しんで

一軒一軒訪問した成果が出たようだ。

 

いかがでしょうか

おのずとインスタグラム版の方に

軍配は上がりますよね

 

そういえば乳酸菌ドリンクと

この54字の物語がコラボした

「ヨークル54字の冬物語」が

ただいまコンビニで売っています

 

そのパッケージには

乳酸菌ドリンク&冬にまつわる内容で

54字の物語が載っていて

作品は全部で6種類あるそうです

 

さあ書店に行くかコンビニに行くか

まだまだ『54字の物語』は

進化を続けそうですね〜(o^^o)

 

  

『54字の物語』『54字の物語 怪』  著者:氏田雄介

 

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