有名雑誌の休刊 | 守谷聡オフィシャルブログ『SENSE編集長のブログ』 powered by アメブロ

有名雑誌の休刊

去る9月1日。

講談社からは月刊現代、他2誌。

マガジンハウスはBOAO。集英社はROADSHOW。

世界文化社はGRACE(何故か来秋再創刊だとか)。

と、老舗出版社の有名雑誌の休刊が相次いで発表された。


販売部数の低迷に加え、広告出稿の低下。

さらには資材の値上がりが影響しているのは言うまでもない。


しかも、先集英社で言えば、

この業界の中でもある種別格の存在であったにも関わらず、

8月末の決算発表では、減収減益。

加えて、約50年ぶりの営業損失およそ12億円を計上となった。

高収益のコミックが低迷したことも大きな要因であったと思う。


M&Aや合併等の動きも、他業界に遅ればせながら

少しずつ現れ始め、封建的なこの業界もようやく

変わらなければいけない時にきた。今の日本政治に近い状態である。


だからこそ我が社のような社にはチャンスがある!

大手を知ることは重要だが、

自分達が大手志向の人間になってはいけない。


情熱・執着・感謝の日々はまだまだ始まったばかりだ。