xenophobia ゼノフォビアと発音します。
xenoは、外国人とか外来のもの、そしてphobiaは、恐怖症という意味です。
2つの語源を組み合わせた言葉 xenophobia は、つまり外国人嫌いを意味します。
日本人は外国人を嫌うと、先日バイデン大統領が発言し、日本政府がクレームしていました。
クレームをした日本政府はしかし、永住資格を取得した外国籍の人たちに、在留カードの不携帯などで折角の永住権を剥奪する法案を審議中です。
つまり、日本には永住権は存在しない、と言うことになり、世界でも極めて異質な国になろうとしています。
言う方(バイデン大統領)も言う方ですが、クレームする日本も、いい加減であることが分かります。
この法案を通じ、日本はやはりゼノフォビアの国だと、思っても不思議はありません。
インバウンドが増えて、特に都会や観光地では、外国人を見ない日はないくらい、もはや以前の日本の風景ではなくなりました。
とは言え、外国人は観光客であり、一過性の現象だとする見方もあります。
しかし、よく見ますと、地域差はありますが、住んでいる周辺にも外国籍の人たちがいることが分かります。
けれど、その人たちがどれほど地域に溶け込んでいるのか、実際には分かりませんが、日本人が思う以上に活躍している人は多いようです。
在留外国人の人口は200万人強だとされ、日本人の総人口の約2%強になるとの事。
多いとみるか少ないとみるかは主観によりますが、無視できない数になっているのは間違いのない事実です。
となると、今はゼノフォビアの感情のままでは済まない時代になっているとみるのは自然です。
むしろ彼らの能力なりパワーを、日本に活かさない手はありません。
多民族共生社会をどう構築するか。
今の日本人に求められている課題です。