ＣＰＭができるまで【２０】ありえない光＜１＞

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ＣＰＭができるまで２０
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ありえない光＜１＞

（人の周りに）ボーっと見える光は、
日増しに　
よく見えるように
なっていきましたが、

相変わらず　
見ようとしなければ見えませんし、

見ようとしても、
見れないときもありました。

現実化の仕組みがわかっているだけに
「これも私の思考なんだよねー」
とぼんやり考えながら、

「見える人も多いということは
これは現実の部類よね。」

なんて冷静に、考えてはいました。

ある日　
夜に車を運転していると、　

いつもと違って　
やたらにまぶしいのに気がつきました。

無数の光の線が　
(カメラで夜景を撮るとき
レンズを開けっ放しにしてとるときにうつる光の帯の感じ）

すごいいきおいで　
前から後ろへ　流れています。

エレクトリカルパレードでも
始まったようです。

あまりにまぶしかったので　
路肩に車をとめました。

まだ夜の７時半ごろ
だったの思うのですが、

通行人は、
その光は見えていないのか
普通に歩いています。

光の帯が光線銃で
遠くの前方から放たれたように
スムーズに流れています。

ほとんどは　
きれいな黄色(金色）の
濃い色でしたが、

紫もあるし、
赤もあるし、　
黒もグレーもありました。

「きれいだな～」
と茫然としながら見ていると、

すごいいきおいで
道路をつっきって
私の車に突進してくる光が
見えました。

　

「うわ～！うちの車にぶつかる！！」