ここ二日間程急な寒の戻りでびっくりしましたよね。

袷の着物では暑くて踊れないので、単衣の着物を着ていたのですが、慌てて袷を引っ張り出してきました。


会まであと1ヶ月ちょっととなりました。

マジで自分のお稽古も頑張らないといけないのですが、事務方の仕事におわれて時間がなーい🤣

昨日はついにお稽古をお休みして、広報の仕事をしてきました。

どうしてそこまでしてお席を埋めて頂きたいかというと

「扇壽会」の発表会は


チケット代金は全て

チャリティーでご寄付するからです!


第一回の会からそうしてきました。

皆さんのお気持ちが「震災で今尚更大変な思いをされている方々」

「癌で苦しんでいる方々」のお力になって頂きます。





そんな忙しい日々ですが、先日のお稽古で

こんな嬉しい事がありました。

どこの和菓子屋さんも、ゴールデンウィークを過ぎると無くなってしまう柏餅!

今年のゴールデンウィークは特に多忙で

「あ!柏餅買うの忘れちゃった!」と思っていたら、お弟子さんが買ってきてくださいました。

頑張ろ!!って力が湧きました。





ゴールデンウィークの仙台市街中は

牛タン屋さんとずんだ系の店が長蛇の列でした。

地元民としては?と思っちゃいますが


実は地元民が知る人ぞ知れ渡っている

坦々麺のお店があります。

北目町にある「竹竹」というお店です。




麻婆豆腐も美味しいんです。



いつも長蛇の列で断念するのですが

ゴールデンウィーク中だったのに、たまたま席が空いてました!ラッキーでした。

美味しいものを食べると元気でますね。

これセットなんですよ😅

坦々麺と麻婆豆腐ご飯が半分づつ!

体格の良いおばちゃんになる訳です(笑)






お朔詣りに来ました。

藤棚が綺麗でしたぁ〜!





早くも夏越の払いの時期なんですねぇ



杜若も素敵でした



いよいよ扇壽会のチャリティー公演も

1ヶ月半後となりました。

国立劇場の稽古場にて「つぼ合わせ」をしてきました。


つぼ合わせとは

普段は録音した音楽を使ってお稽古しますが、

本番は生演奏な為、発表会が近づくと「つぼ合わせ」といって

動きと地方さん(生の演奏をする人)のタイミングをはかるものです。


写真は花道の場面ですが

ちょこんと扇壽会のアイドルの2人が写りこんでおり、なんかいいでしょ🥰

ジワジワきますよね。



視力を失ったクライマーとサイトガイドをする2人が

無謀ともいえるロッククライミングに挑みます。

目の見えないクライマーがロッククライミングをするというドキュメントの話で


「見えない中で登る恐怖心は無いのか?」という

インタビューの問いに



「クライミングの恐怖心は見えていても

 見えていなくても変わらない。

 今落ちたら怖いなと思う時はあるが、

 それは障害のせいではなく、人間の本能だと

 思う。

 恐怖心よりも

出来なかった事が出来る喜びの方が遥かに大きい!


というお話を聞いて感動しました。


どんな努力も辛いし、先は見えない

でも努力し続けた先には

努力した人にしか見えない景色が

見えるんですよね。



そのお話と比べると

私などまだまだ努力のスケールは違いますが

ずっと目指していきたいなぁ〜

健康な身体になる為に

病気を患ってない健康な方々と比べる事なく

(病気をした事を理由に逃げたくなる時があるから。また加齢を理由にしたくもなる。)


身体を鍛えていきたい!健康に老後を過ごせるようにと思います。


そして 今。生かされている事に感謝して

今年も

「震災復興と癌撲滅チャリティー公演」を

開催したいと思います。


応援宜しくお願い致します。




色々な癌がありますが

癌の治療をしながら1番苦痛に感じた事のアンケートをとったものが、NHKの番組で取り上げられてました。



こちらは乳癌の方の例ですが

他の癌の方々も、全身の痛み!吐き気、嘔吐など

直接身体の負担になる事よりも

精神的苦痛を伴う「髪の脱毛」が男女共に上位をしめていました。


私も11年前に悪性リンパ腫という全身の癌を患いました。

その時は

「突然!悪い事が我が身に降りかかってきたのかな?」と

原因は外的要因からきたもので、自分の中にあったとは受け止められませんでした。

しかし、今振り返りますと

免疫を司る「腸」が弱かったにも拘らず

食生活を気にしていなかった事!

自分でストレスを溜め込んでいた事!

等反省する事が多々あります。

(全ての癌患者さんに当てはまる事ではないかも知れませんが、私の場合です)


治療が始まり、身体への負担は勿論苦痛でした。

でも、「なったものは治すしかない!」と

なんとか治療に立ち向かう事ができました。


でも

治療で泣かなかった私も

髪が抜け落ちた枕カバーを見た時は

涙がハラハラと流れました。

本当に冷たい涙がハラハラとサラサラと流れていった事は今でも忘れられません。

しかも、私は再発していますから

2度も髪は抜けました。


でもね!生えるんです。

髪は細くはなりましたが、髪が多くて大変だった時とは違うスタイリングを楽しんでいます。




爪も二枚爪、三枚爪になったり、毎日剥がれ

痛くてジェルネイルや色々な方法にトライしましたが、爪も細胞!毛細血管がゴースト化していては駄目なんだと気づきました。


野菜、きのこ、タンパク質を主にまんべんなく

栄養を摂取し、「身体を動かす事!」

そうすれば良い睡眠に繋がります。


10年経った今、やっとまともな爪になりました。

(私は60過ぎてますから時間が掛かりましたがお若い方はもっと早いと思います。)



病気になってから努力するより

病気にならない為に努力する事が1番かとは思いますが

病気になってしまった場合は


どうやって治療に立ち向かったらいいでしょう

勿論、人それぞれとは思いますが




「そう言えばガンだった!

と一時忘れるような自分が夢中になれること」



人それぞれ好み事があるはずです。

なんでもいいのです。自分が夢中になる事

私の場合は

最初の写真です。

日本舞踊の発表会等、自分が開催するなんて

思ってもいなかった私でしたが

師匠、生徒さんに恵まれて

第一回目の発表会を開催する準備をしていました。

だから「死ぬのかな?」なんて考える余裕なく

治療に耐え乗り越える事しか頭にありませんでした。


心は身体を支配します。


身体が病魔に侵された時

心が身体を治していく事も思い出して欲しいです。