ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

さて、本日は織田信長の弟さんになります。

え?って思った方、ウソじゃないですよ。

織田信長には妹がいます。お市の方という女性です。

このお市の方と結婚したのが浅井長政ですから、

義理ではありますが、信長の弟です。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな長政さん含む浅井家は、

のちに信長によって滅ぼされてしまうのですが、

そのあたりも少し掘り下げていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは肖像画コーナーです。

どん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この長政さん、実はどのページをのぞいても

戦国一のイケメン、長身ですらっとした精悍な若者、

という超絶イケメンを強調して書かれています。

 

 

 

 

肖像画からはどうでしょう。

現代のイケメンとは少し違うのかもしれません・・・

 

 

 

 

ではこちらはどうでしょう。

ゲーム「戦国無双」のモデルです。

どん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。超絶イケメンに描かれています。

そんなにイケメンイケメンと伝えられているからか、

全面的に反映されています。

 

 

 

 

 

女性を大切にしていた、と言われており、

そこからレディースファースト、西洋風の装い、

という連想でデザインされたのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

では、そんなイケメン長政さんがどんな人だったのか、

掘り下げていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

まず浅井は「あさい」ではありません。

「あざい」と読みます。

「あざいながまさ」が読めるかどうかが、

俄かファンか、歴史マニアかどうかわかるボーダーですね。

 

 

 

 

 

 

その浅井家は長政さんの祖父の代に、

北近江の守護であった京極氏を追い出して得た領地がありましたが

南近江の守護であった六角氏との合戦に敗れ、

六角氏に臣従していました。

 

 

 

 

 

 

長政さんのお父さんである久政は、

六角氏との外交に力をいれ、北近江を維持していましたが、

家臣の中には久政の政策に反発する者も多かったようです。

 

 

 

 

 

長政さんが生まれたのは、

浅井家にそんな不満うずまく臣従関係の真っただ中でした。

 

 

 

 

15歳で長政さんが元服した際、

六角氏は浅井と臣従関係にあることをはっきりさせるため、

長政さんに六角氏当主である六角義賢の一字をとって、

「浅井賢政」と名乗らせました。

(あれ?長政じゃなかった・・・)

 

 

 

 

 

また、六角氏の家臣である平井定武の娘と結婚を強いられました。

六角氏への忠誠を誓わせるためですね。

親戚関係なんだから、しっかり協力しなさいよ、

という六角氏からの強要です。

 

 

 

 

 

そんな浅井賢政さんは、16歳の時初陣において、

六角軍を相手に野良田の戦いで見事な戦い振りだったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

六角氏に服従する状況に不満を持っていた家臣達は賢政さんに期待を寄せ、

父親の久政を竹生島に追放して隠居を強要しました。

だから長政さんは家督を強奪に近い形で相続したわけですね。

 

 

 

 

 

また、長政さんは六角氏から離反する意思を明確にするため

平井定武の娘を六角氏に返し、「賢政」の名も「新九郎」に改めました。

「賢」の名前も返しますよ、そして六角氏とは無関係ですよ、

という強い意志が感じられます。

 

 

 

 

 

そういったことから、浅井氏は勢力を伸ばしますが、

六角氏との停戦協議のため、膠着状態が続きました。

 

 

 

 

 

この転機となったのが、織田信長との同盟です。

同盟にあたって、信長の妹お市の方と政略結婚をしています。

 

 

 

 

 

 

このお市の方も戦国一の美女と評判の方で、

長政さんとお市の方の美男美女夫婦は

現代ではかなり有名です。

 

 

 

 

 

この時に「浅井長政」に改名したと言われています。

信長の「長」をいただいたということですね。

 

 

 

 

信長は長政さんの勇猛っぷりを評価しており、

この結婚を大変喜んだそうで、

本来浅井家が出すはずの結婚の費用を

全額信長が負担したという話が残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、将軍家である足利義昭は、越前に身を寄せていましたが、

一向に上洛の意志をみせない朝倉義景に見切りをつけ、

尾張の信長の元に身を寄せました。

 

 

 

 

 

 

足利義昭からすれば、早く京都へ行って

将軍に就任したい、という意思があったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

やがて信長は上洛を開始しました。

上洛の道中、反抗する六角氏を攻撃。

これにより、長政さんの敵である六角氏の勢力は、

南近江の甲賀郡に撤退。浅井氏も、義昭を守護しながら上洛を掩護しました。

 

 

 

 

 

長政さんからすれば、敵を撃退しながら、

信長という強い味方を得て、将軍の上洛を助けるという、

一石三鳥のできごとだったわけですね。

 

 

 

 

 

この約2年後のことです。

信長が徳川家康と共に琵琶湖西岸を通過し、

若狭および越前の朝倉方の城の攻略に乗り出したところ、

長政さんは突如同盟関係にある信長を裏切り、

織田・徳川軍の背後から軍勢を攻めかからせました。

 

 

 

 

 

この裏切りの理由ですが・・・

現代においても謎です。

 

 

 

 

朝倉氏との同盟関係を優先したからだというのが通説でしたが、

創作物の影響だったらしく、学術的には否定されています。

ただし、六角氏から独立した際に、

朝倉家と従属関係を結んだという説もあります。

 

 

 

 

 

この戦いは、殿(しんがり)として残った

秀吉と家康の活躍により、

信長本隊は無事に退却することができました。

 

 

 

 

長政さんはこの戦いに勝利したものの、

信長を討ち取れなかったことによって、

信長との敵対関係がここではっきりとしたわけです。

 

 

 

 

 

この織田・徳川連合軍VS浅井・朝倉連合軍の戦いが

姉川の戦いです。

この戦いは織田・徳川連合軍の勝利に終わっています。

 

 

 

 

 

織田信長の勢いを脅威と見た畿内の勢力や武田信玄など、

信長包囲網と呼ばれる対立関係が生まれたのはこの頃です。

 

 

 

 

 

ところが、信玄が亡くなるなど、徐々にこの信長包囲網は瓦解していきます。

 

 

 

 

 

再度北近江に信長が兵を差し向けた時、

朝倉氏も援軍に駆け付けますが、

浅井家内の裏切りや、信長の攻勢の強さもあり、

援軍は不可能と撤退したところを追撃され、

朝倉氏はそのまま滅亡してしまいます。

 

 

 

 

 

 

こうして孤立した浅井家は小谷城で滅亡します。

久政・長政親子は自害し、親族や家臣は処刑されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

結果だけ見れば、足利義昭を将軍にする同盟関係までは

とてもうまくいっていたものの、

朝倉氏との関係を優先し、信長と敵対したことで、

長政さんの運命は180°変わってしまったわけですね。

 

 

 

 

 

そんな浅井長政さんから得た生き方のヒントは2つです。

①女性は大切に

②長い物には巻かれない強い心

 

 

 

 

 

 

 

 

①女性は大切に

 

 

 

 

 

長政さんは、六角氏の家臣である平井定武の娘と結婚していましたが、

六角氏を離反する時に彼女を返しています。

その際、一切手をつけずにきれいなまま返しているそうです。

 

 

 

 

また、政略結婚とはいえ、お市の方との仲は大変良かったそうで、

小谷城が落ちる前に、お市の方と3人の娘を織田方へ送り返したことも

「元は信長の妹なのだから、命を取ることはないだろう」

という長政さんなりの配慮があったと思われます。

 

 

 

 

その後、この3人の娘はそれぞれがすごいところに嫁いでいるのですが、

それはここでは割愛させていただきます。

 

 

 

 

長政さんのそんな女性を大切に、

生きる道をしっかり見出せるような配慮は

私も見習いたいところだと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②長い物には巻かれない強い心

 

 

 

 

長政さんは、信長に対して立ち向かっていったように、

強大な力が相手であっても、

決してひるまずに果敢に戦う姿は

どこか男として惹かれるところがあります。

 

 

 

 

元々、六角氏の支配に不満だらけの浅井家家中において、

父親を追い出すような形で家督を継ぎ、

六角氏から独立することができたわけですから、

その強い不屈の心は尋常ではなかったと思います。

 

 

 

 

生きていく中で、長い物には巻かれることは、

ある意味生きやすく、世渡り上手である一面もありますが、

自身を偽り、自身の可能性を潰してしまう側面もあります。

私は今後生きていく上で、選択する際に、

この長政さんの生き方も頭の片隅に置いておきたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よろしければ、

過去作品のリンクを貼りつけておりますので、

そちらから過去作品もご覧ください。

 

 

 

本日もここまで読んでいただき

ありがとうございました。

 

 

 

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