新橋演舞場! | 片岡千次郎 憚りながら…

片岡千次郎 憚りながら…

憚りながら…、平成26年元旦よりブログ始めました!
どれだけ更新出来るかわかりませんが、お芝居のこと、プライベートのことなど色々書かせていただきますー!
よろしくお願い致します!

今日は、新橋演舞場、『壽三升景清』を拝見!



いかにもお正月らしい、歌舞伎らしい華やかで、迫力あるお芝居でした!

昨年五月京都南座で、このお芝居の二幕目にあたる『鎌髭』が復活上演された時に、私は軍兵役で出させていただいておりました。お稽古から初日、その後も毎日舞台のモニターを録画し、立師の市川新十郎さんと色々話し合い、軍兵の段取りや立ち回りを作りあげていったことを懐かしく思い出しました。立回りの変更で、結構難易度の高い技をぶっつけ本番でやったりもしましたが…あせる
今回はさらに色々と改良が加えられ、それに加えて『関羽』『景清』『解脱』を新たな構想にて“景清”の世界を通し狂言として上演。途中津軽三味線とのコラボも素敵でした!
また、大詰には舞台上に羅漢席(今回は三升席と名付けられています)が登場。



これは平成中村座でもありましたが、立回り中に走り込んでトンボを返って着地した時に目の前にお客様の顔があり、ドキっとした覚えがありますあせるお客様は本当に間近でお芝居を楽しめるので臨場感たっぷりやと思います!

二代目團十郎さんにより初演された関羽、景清、四代目團十郎さんにより初演された鎌髭、解脱、その当時はどんな雰囲気だったんでしょうね。タイムマシーンでもあればなぁ~にひひ

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