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なにか変だぞ?と感じる決着

あれ?なにか変だぞ・・


朝青龍の引退表明で世間は大騒ぎ。


マスコミはこぞって最強横綱、朝青龍のこれまでを伝えていますが・・


『大相撲は、スポーツ、興業、伝統文化の三側面がある国技であり、その最高峰に位置する横綱には強さだけでなく品格が求められる』


結局この考え方が、まだ現役として相撲の取れる朝青龍を引退へと追い込んだ訳ですが・・・


品格とは程遠い


『やんちゃ』


な朝青龍を横綱にしておいて何を今更になって、品格うんぬんと言っているんだか・・・


品格を求められる程に崇高な世界なのに一方では興業芸能の世界にどっぷりのタニマチによる


『ごっちゃん体質』


が、まかり通っているのは品格のひの字も感じられないのでは?


そもそも大相撲って正式な国技では無いし・・・


しかも引退を自己申告したことで、本来暴行事件という不祥事を起こしてクビのはずが一億円クラスの慰労金まで貰うらしい・・







あれ?なにか変だぞ・・


小澤幹事長が不起訴となり世間は大騒ぎ。


マスコミはこぞって今後の民主党の対応を注目していますが・・


『秘書が勝手にやったこと』


このお約束のセリフで明らかなトカゲのシッポ切りをしておき、現状では小澤幹事長の関与を立証するのが困難なことから不起訴となったら、鳩山首相は幹事長続投を示唆。


しかも


「本人は起訴されずとも秘書は起訴されるのだから、このまま幹事長を続けることはどうなのか?」


といった記者の質問に


「小澤幹事長本人がお決めになること」


との発言・・・


これは立証がされなければ問題無し、秘書の逮捕、起訴も小澤さんの問題で小澤さんの進退も本人が決めることという意味か?


そして、この気を使った物言いでは何だか総理より幹事長の方が偉いと感じてしまうのは私だけでしょうか?


それにしても、去年の時点で小澤幹事長の口から公の場で発せられた


「資金管理団体陸山会の土地購入資金は定期預金を担保にして借り入れた資金を充てた」


との内容と、現在の


「個人貯金を家族名義で所有していたもの」


という言い分は、づれているんですよね。


これって明らかに黒に近い灰色でなんですが・・


黒でなければ良しって事なのか?





昨日はこの2つのニュースが繰り返し報道されていました。


『朝青龍の素行不良問題』



『小澤幹事長の資金管理団体陸山会による土地購入問題』


の一応の節目が重なった訳ですが、なんか変だぞ?


と感じる物事の決着の付け方には


『もやもや感』


を感じました。


問題が起きた時に良いか?悪いか?の2極で判断が付くことは以外と少なくて、大抵はそこに


『落し所』


を見つけて解決を図ることになります。


ですがその


『落し所』


を決める場合にはやはり良いか?悪いか?の基準によるバランスと、誰にとっての落し所か?が必要だとこの2つのニュースから感じました。



朝青龍は自ら引退を申し出て相撲界から身を引き、マスコミはこぞって名横綱の引退を惜しむ報道をして勇退的な終わり方をさせる。


相撲協会は朝青龍のキャラクターによる人気で相撲界の人気を、若貴ブーム後の支えとして来たがその素行が増長して問題になってきていた為、ここらで体よく朝青龍を引退させる。


これは相撲協会と朝青龍の間では


『落し所』


としてまとまったように思いますが、実際は2者間での


『落し所』


でありファンや一般の目から見た場合の視点が抜けている為に私は、なにか変だぞ・・


と感じた気がします。


本来は、一般の目、当人である朝青龍、相撲協会の三方から見てある程度納得が行く


『落し所』


をもう少し模索すべきだったのでは?


と感じます。


小澤さんの問題も検察と小澤さんの戦いとなり、その結果を受けての鳩山首相(民主党)と小澤幹事長の間での『落し所』というのが、起訴されれば議員辞職。


起訴されなければ現状維持にて夏の選挙へ向けての戦い。


といった2者 + 検察による


『落し所』


としか感じないこの結果は、肝心の国民の気持ちが無視された者だといえるでしょう。


大岡越前の


『三方一両損』


のお話ではありませんが、もう少し広い目で物事をみて公の場における問題は解決へ向けた


『落し所』


をさぐることが必要なのでは?


と感じたニュースでした。



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