戦国武将の足跡

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テーマ:
お城の基礎知識シリーズ

不定期にお城の基礎知識について紹介します。


●今回は『石切り』について紹介します。



会津若松城(福島県会津若松市)
戦国武将の足跡-石切01

上の写真を見てください。

石垣の大きさは不均等ではありますが、ある程度大きさが揃ってますよね。
それは、石を切って揃えているからです。
じゃないと、運ぶのも大変ですし、不均等な大きさだと積むのも苦労しますよね。

では、石って、どうやって切るのでしょうはてなマーク



簡単に工程を紹介します。

山や海などに行って、良質で大きな岩や岩盤を見つけ、
そこを石切り場(石の採掘場)とします。

そして、適当な石の大きさに切り出していきます。
まず、石の目(割れる方向)を見定め、石に矢穴と呼ばれる穴をミシン目のように数箇所堀り、楔(くさび)等を打ち込んで石を割ります。

工程は次の通りです。

①矢穴を掘るための仮線を掘る。

②矢穴を掘る。

③矢穴に矢と呼ばれる楔(くさび)等を打ち込み、石を割る。

石切りといいますが、実際は“切る”ではなく“割る”といった方がいいかもしれません。
割られた石は、平らに加工、あるいはそのまま使用されます。

それら各工程の状態の石を見たくないですかはてなマーク

ならば、お城に行きましょうビックリマーク

意外と簡単に見つける事が出来ますよ。目



○石切り場
石切り場は関東では伊豆の海岸、関西では六甲山などが有名ですが、
石切り場に行かなくとも萩城に行けば石を割る前の状態をたくさん見る事ができます。

萩城(山口県萩市)
戦国武将の足跡-萩石04

萩城沿岸で見られる石。
この状態は上記工程②の矢穴が掘られた状態です。
このようにミシン目のように矢穴を開けてから、上記工程③矢穴に矢と呼ばれる楔を打ち込み、石を割るのです。

戦国武将の足跡-萩石05



そして、
面倒くさがらず詰の丸にも必ず行きましょうね。
(とくにうさこ姫)
戦国武将の足跡-萩石06

天守台と詰の丸。
赤矢印の山が詰の丸です。


山上まで行くと…。

戦国武将の足跡-萩石01

このような光景が待っています。

萩城詰の丸で見られる上記工程②の矢穴が掘られたまま放置された石。
1つ1つが一個の石垣になると考えれば、いかに巨石であるかが分かると思います。
詰の丸は山上にあるため、石を運ぶのではなく、山中の石を多用したようです。

戦国武将の足跡-萩石03


戦国武将の足跡-萩石02


大概の城は近隣に良質または巨大な石がないため、遠くの山海まで切り出しに行き、それを運んでいましたが、萩城は城郭敷地内の石も多用出来たようです。
そのため、今日でもこのような光景をお城内で見る事が出来るのです。




次回、お城で見られる、上記工程①~③の例を紹介しながら、
矢穴や石の割り方について紹介したいと思います。




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