先生は何故、カウンセラーになったのですか?と聞かれることが多いので本日はカウンセラーになった理由について書きたいと思います。

私は肩書のあるカウンセラー(有名大学で心理学を学び博士号取得)の先生方とは異なり完全に経験と知識を積み重ねてここまで来ました。

※医師になりたく日々休むことなく18時間勉強した日々もありました、貧しい家庭であったため夢は叶いませんでしたが人を救うという道としては同じかと・・・。

 

教本と独学、経験と実践が私の教科書です、そして何より多くのカウンセラーが行いがちな”症状から病名に紐づける”のではなく、クライアント一人一人の心と過去に向き合い(幼少期経験から現在まで)、クライアント側に100%立った”心のケアと根本的問題自体を解決するカウンセリング”をしたいと思いカウンセラーになりました。(実際、日本全国みても根本解決型のカウンセリングルームは殆どありません、毎回ケアして楽になるけれど、根本が解決されないので永遠に通い続けなければなりません)

 

また、このような考えに至った理由(要素)は5つあります。

 

 

一つ目は、【私の過去の人生で様々な傷つきの経験があったこと】

様々な人生の経験でクライアントの心情と寄り添うことが出来ています。クライアントの相談や根本的問題の多くは自らが経験した出来事や同じ心情であったことからクライアントの気持ちが手に取るようにわかるため心理を読まなくても理解できるのです。

 

二つ目は、【カウンセリングルームのほとんどがカウンセリングの技法に注視しクライアントの根本的問題に触れていない事】

認知行動療法、ゲシュタルトセラピー、フォーカシング、論理療法・・・などなど様々な心理療法がありますが、結局のところカウンセラー自身が問題を解決する知識や技量がなければ”傾聴して励ます”だけのカウンセリングになってしまいます。このような焦点のズレた心理療法を繰り返しても効果は表れません。結果的に”話を聞いてもらい一時的に楽になったような気持ち”になって時間が経過するとまた気分は落ち込み(根本が解決されていなので)焦点のズレたカウンセリングを受けてしまっているのです。このようなカウンセリングルームが多く存在することと本質を知らないカウンセラーが多い事が二つ目の理由です。

 

三つ目は、【カウンセリングルームの多くが経歴や肩書をちらつかせビジネス重視であったこと】

カウンセリングルームを調べるとほとんどが”●●カウンセラー資格” ”元看護師” ”●●講座受講”と肩書きだよりであった事、その方のブログを読んでみると夢のようなフワフワした宗教的な発言が多かったり、”心を解き放ち新しいあなたに出逢う適な理想強要型(正しい考えというニュアンスでクライアントの思考を洗脳し、考え方を変えさせる)だったり” ”名言や詩集から引用した言葉をあたかも自分の言葉のように語っていたり” 現実的な悩みや解決方法とは程多い内容ばかりでした。

肩書に頼らず、宗教や他人の明言を引用せずにクライアントの過去と現在抱えている課題と問題、心の苦しみと向き合うカウンセラーが必要ではないかと考えたのが三つ目の理由です。

 

四つ目は、【家事事件を中心とする問題や対人関係の問題に対し圧倒的な知識と経験があったこと(仙台家庭問題相談センターの業務経験)】

カウンセリングとは簡単に言えば、1.クライアントに起きた問題をクライアントに再度考えさせる(再認知)、2.問題に対する自分の考え方や感じたこと、傷ついた気持ちに気付かせる、3.考え方のクセを修正する、4、過去の問題の清算と未来に起きうる問題との向き合い方を構築するというものです。簡単なように見えますが対人関係含めた問題解決の”方法と対処の仕方”を知っていて過去に反復的に問題を乗り越えてこないと簡単には出来るものではありません。実際、カウンセラー歴10年以上のカウンセラーでも自分の問題で悩み不眠症になった方もおります。(このカウンセラーは年間臨床時間2,000時間だそうです、元看護士で裁判所や警察などでもカウンセリングの講座で講師を務めています。)それだけの経験があっても、カウンセリングの様々な技法を習得していても、問題を解決する術を知らなければ”人生相談レベル”のカウンセリングでしかないのです。そして、家事事件などの複雑な問題において調停や裁判、判例や現実的問題(心理だけでは解決できない課題)を知らなければ”本当の問題から目を背けるだけの逃避のお手伝い”でしかないのです。例えば家事事件で多いのは離婚問題です、相手から離婚請求されて精神的に疲弊しているクライアントに”今は考えないようにしよう、相手とも話さないようにしよう、調停も出ないで無視しよう、今はあなたの心だけを考えよう”このような現実的な問題から逃げることだけの選択を”同情・同調で後押ししてしまう”結果、裁判にまで発展し何単位で争う事にもなりかねないのです。このような専門的な知識がないカウンセラーの多くは”問題から逃げる”ことだけをすすめてしまいます。また、対人関係においても同様で”あなたはあなただから気にしないクセをつける” ”自己肯定感を上げて自分らしく生きる”といったありふれた言葉をクライアントから引き出させ、それを盛り上げ認識させるという友達に相談したレベルのカウンセリングを行っているところが多かったです。(実際に70件くらい調査しました)対人関係というのは”基本である同じ人は二人といない”ということや”回避するのではなく受け止める”といった命と命の触れ合いを大切にしなければなりません。このような人として対人関係で重要なことを置き忘れているカウンセラーと出逢ったことがあり自らカウンセリングの業界を変えていきたいと考えたのが四つ目の理由です。

 

五つ目は、【こんなカウンセラーに任せていてはいけないという人物に出逢ったこと】

正直、これは非常に大きな理由です。とあるカウンセラーにカウンセラーになろうと思っていると相談したことがありました、このカウンセラーは当時、独立して3年くらいだったと思います。カウンセラーになるために必要なことやカウンセラーの大変なところについてお伺いしました。

すると、カウンセラーになるには知識や経験が必要、特に知識より経験であると言っていました。心理学は素人でも私は人生相談を長いことやってきていましたので心の基礎は出来ていたと思います。そしてカウンセリングという仕事の大変なところは”精神が持つか”ということだと教えて頂きました。この方が語るには、クライアントの様々な悲観的な言葉に同調するので自分の気持ちも引っ張られてしまい落ち込むとのことでした。正直、それはしっかり傾聴しているから起きることかも知れませんが、この方自身が人生経験が浅いために目の前のクライアントと同じ角度でしか捉える事が出来ずに落ち込んでしまうのだと私は思いました。このとき私が感じたのは、クライアントと向き合う時は”客観性”を保ちながらクライアントの心と現実的な問題を切り分け問題の根底にある課題を細分化し、更にクライアントが傷つくことを恐れずに受け止め、時には笹舟を小川に流すように”しなやかに、したたかに”生きていくことが必要だし、カウンセラーはその案内人という仕事なのだと感じました。そしてこの五つ目の理由には更に大きな理由が一つあります。

 

それは、このカウンセラーが語ったのは”個人を相手するのは疲れるよ、文句を言う人もいるし態度もね・・だから企業相手の講座とかの方が楽でいい”と語ったのです。藁をもすがる思いで勇気を振り絞り変えたい・変わりたい・楽になりたいと思ってくるクライアントが本当に可哀想だと感じました。また、警察や裁判所、その他、大手企業のカウンセリング講座の仕事はカウンセラー協会でオークション形式で得ている仕事で最安値で落札するので、お金にはならないけれど実績作りにはおいしいと実状を素直に教えて頂きました。カウンセリングの業界はこんななのかと愕然としました。ショボーン

このようなことから(申し訳ないですが)こんなカウンセラーと業界に任せておけないと感じたのが五つ目の理由です。

 

正直、これだけカウンセリングの業界のタブーを公にしていいものか・・・・と感じていますが、素直に書かせて頂きました。