朝倉秋成著「6人の嘘つきな大学生」をAudible(Amazon系音声配信)で聞きました
あらすじ
成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。
全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。
それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。
内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。
個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。
彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。
(出版社より)
感想
就活は学生にとって一番難しい問題ですね
入学するより、卒業するより難しい
アタシが大学生頃はそれほど多くを望まなければ相応の企業に入社できました
会社によって様々な入社試験はありましたが、アタシの場合1日で面接&筆記試験と運にも恵まれ希望する企業に就職できました
現在の大学生は有名企業を望みすぎです
名の知らない企業でも立派な会社はたくさんありますのでじっくりまわりの人に聞くなり大学の就職課で確認すると良いでしょう(アタシは何もしなかった)
さて本に書かれているように面接時は盛って話をするか、話す内容を記憶してその通り話す学生が多いです
アタシも初期段階の面接をしたことがありますが、これは社会経験のある社員が聞くと、すぐバレます
自分の言葉で本当のことをじっくり話すと心が惹かれるもんです
ところで何で大学生のウソがバレたか?
この企業に就職することを望んでいない学生がやらかしたことです
あとは本を読んでストーリーを味わって下さい
就活生の苦労が忍ばれます
お薦め度
★★★★☆
(みんな多かれ少なかれウソはつくもんです
採用する側もそれは知っています)
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