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今日は
目の下のたるみ、クマ
の話題です。
モニター様は20代中盤の方です![]()
『目の下のクマを改善したい』というご要望の元、
目の下のふくらみ取り、
ヒアルロン酸注入
をさせていただきました。
施術1か月後の経過を診せに
ご来院くださいました![]()
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↓施術前↓
↓施術後1か月↓
以下に、
正面から見た時の経過を
時系列で並べてみます。
↓施術前↓
↓施術直後↓
↓施術後1週間↓
1週間の時点で
右涙袋内側のすぐ下に
もう一段ふくらみが生じていましたが、
腫れのくすぶりです。
↓施術後1か月↓
目の下のクマの改善方法は
いろいろな手法があります。
どの方法が最も良いのか、
ということを考えました時、
医師によって
考えは異なることと思います。
私は、これまで
これらの術式を行ってきた中で、
目の下の眼窩脂肪除去と
ヒアルロン酸注射の組み合わせが最も良いと、
私個人としては考えております。
理由
① ハムラ法・裏ハムラ法や脂肪注入は
料金が一般的に高額になる
② ハムラ法・裏ハムラ法は、
目の下の剥離範囲が広いことなどもあり、
手術時間も比較的長く、また
ダウンタイムがより長くなる可能性がある
③ 生着率の高いコンデンスリッチファット技術等で行っても、
脂肪が死ぬことも鑑み、最初は脂肪を多めに入れなければならず、
ダウンタイム中には仕上がりよりも膨れた状態で経過することも
ある程度心得ておかなければならないが、
ヒアルロン酸であれば、ジャストフィットの量で調整ができる
④ もし感染が起きた場合、脂肪注入の方が
治療に難渋する可能性が高く、
ヒアルロン酸の方が対処しやすい場合が比較的多い
⑤ 生着できずに死んだ脂肪は
石灰化として画像検査で指摘される可能性がある
⑥ 注入した脂肪は、他の部位の皮下脂肪と
同様に痩せたり太ったりはしないため、
ダウンタイムが過ぎて一旦落ち着いた際に
ちょうど良い平面を保てる量の脂肪が生着したとしても、
ヒトはずっと同じお顔ではいられないので、
5年後、10年後、お顔がどのように変わるかによって、
生着した脂肪に過不足が生じる可能性があり、
過量となった場合には、目の下表面に膨らみとして
見えてきてしまう可能性がある上、
そういった脂肪を脂肪溶解注射で
簡単にしぼませることができない難点があるが、
ヒアルロン酸であれば、ヒアルロニダーゼという
ヒアルロン酸を溶かす注射によって
簡単にリセットをかけることができるという
長い目で見てのコントロールの良さがある
⑦ 脂肪注入において、眼窩脂肪を移植に使う場合以外は、
脂肪を採取する場所として腹部や大腿部など別の部分も
腫れ・内出血・傷などの経過を辿る部位ができる
⑧ ハムラ法に比べて、単純に脱脂した方が
のちのち再発、つまりまた脂肪のふくらみが
出てくることが少ない
↓
ハムラ法、裏ハムラ法は移動させた脂肪は
眼球の下の奥にある脂肪と連結はそのままなので、
また奥の脂肪が芋づる式にズルズルと
後から出てきやすいのは当然です。
CPFという硬い腱膜で脂肪を覆うような手法など
工夫しているクリニックもあるかと思いますが、
ハムラ法をした後に、
ふくらみが再発して当院に来られるお客様は
ちょいちょい見ます。
当院の方法では一度、奥にある脂肪とは切り離されて、
出っ張っていた脂肪がいたエリアに
ご自身でコラーゲンをつくっていき、
それが硬い障壁バリアをつくるので、
追々また脂肪が出てこようとしても、
硬いバリアに阻まれて出てきにくいのです。
もちろん、
ヒアルロン酸にも長所ばかりではありません。
① 皮膚が薄い方や、埋めるべき凹みが深い場合など、
ヒアルロン酸によって、皮膚の色が透けるような色に
変わって見えることがある。
② 血行障害や感染のリスクも否定できない(非常に稀ですが)。
③ 長持ちモードに入るまで、何度か注入の回数を要する。
しかし、目の下のふくらみ取りの手術と同時に
ヒアルロン酸を入れた場合には、
1~2回の注入で長持ちモードに入ることが殆どで
5年経過してもまだ残っていることも多々あります。
④ どんなに綺麗な平面に注入しても、
普段の生活の中での眼輪筋の動き等により
ヒアルロン酸の居場所に偏りが生じることがある。
といったことがありますが、
脂肪注入やハムラ法で起こり得ることと
比べた時には、
些細な問題であることが多いからです。
ご参考になりました幸いです。








