塩こしょう少々のかけ方・・・料理初心者向け | リバのおいしい話

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グルメのみならず・・・おいしい話を基本的にお届けしていきます。

 タコス、ブリトーを紹介する前に、
料理初心者の方もチャレンジできるように
塩コショウの振り方をご紹介しておきます。

基本、料理は塩コショウが上手く出来れば、
何でも美味しく作れますからね・・・

先ず、大切な事は、
「薄い味は、後で修正が利くが・・・濃い味は修正が利かない」
という事を必ず頭に入れて料理してください。

失敗しても薄ければ、
醤油など掛けて食べる事が出来ますが・・・
濃い味で失敗すると、
我慢して食べるか
最悪食材を無駄にするしかなくなるという事です、

よって最初は薄味で作ると思って
チャレンジしてみて下さい。

では、塩とコショウ
どちらを先に振るべきか理解してもらいます。
簡単な話ですが、
見易さという点で塩が先です。
コショウが先に掛かると塩の色が見えなくなる
ただそれだけです・・・
そういう順序でも塩・コショウと言う訳です・・・

【塩の振り方】
初心者の方は、極力食卓塩を使用する事を
お勧めします。

 
味塩は調理用としてはお勧めしません。
 
食卓塩の利点は、使い勝手が味塩同様で、
料理をしない人でも、手にして使った経験が
あると思われるからです。

では、ステーキ肉(牛でも豚でも)で
振り方をご説明します。
まず、振るさいに食卓塩の塩が
出てくるギリギリの角度を確認して下さい。
だいたい塩が出口キャップの底に
集まったぐらいがそのポイントになります。

そこで、塩が出るか出ないかの角度で
手に持ち、
手をスナップさせる感じで食卓塩を振ります。
出るか出ないかの角度なら
振れば塩が自然に飛び出してきます。

そして・・・

 
図のように手首をスナップしながら
ジグザグに振り掛けて行きます。

目で塩の掛かった場所を確認しながら
「同じ場所に2度振り掛けない!」
これに注意しながら手を移動させていきます。

逆に塩の掛かっていない場所は、気にしないで
スムーズにスナップしながら
手を奥から手前に引く感じで
振り掛けて行きます・・・

初めての方は、塩加減をここで終了して、
コショウの方へ進んで下さい。
人それぞれなので、何とも言えませんが
この状態では薄味になる可能性も有りますが・・・
濃くなる事はないはずですから・・・

何度か挑戦された方は
この時点で塩目を確認してみて下さい。


 
白い点が振った塩の状態です・・・
画像では少し解り難いかもしれませんが、
イメージはこんな感じです。
料理に慣れた人は、
大体の塩のばらつき状態で味を見極めます・・・

正直、これは慣れなのですが、
上記の振り方で、
「ほぼ理想的」と同じ感じで
塩のバラつきを感じられれば、
いい状態と判断して見て下さい。

【コショウの振り方】
次に、コショウは
バラつき具合で言えば
塩よりも荒めに振ります。

極力、料理には
 
このタイプ黒コショウを使用することを
お勧めします。

テーブルコショウだと
 
目が詰まって、
上下に振って出す感じになるので
初心者にはお勧め出来ません。
料理に慣れた方なら、
問題ないのですが・・・

塩同様に、振る角度は出るか出ないかぐらいです。
そして、今度は横向きに振ることをお勧めします。


 
 

ある意味、塩は振り手を小さくスムーズに・・・
コショウは振り手を大きく手早くがポイントです。
よってある程度掛かっていればヨシとして下さい。

この手順で肉の片面終わらせたら、
裏返しにして、裏面を同じ手順で
行います。

サイド(横側)は気にしないで大丈夫です。
これは牛、豚に関わらず
形は少し異なりますが、鶏肉の際も同じです。

論理的に説明すれば
塩は熱によって液状化するため、
肉に染み込んだりして
味が広がっていくからと
考えれば大丈夫です。

初心者の人はタマに
変な事が気になるものですからね・・・

初心者の方の場合、
お勧めは、豚のステーキ
 
こんな感じの
大体、小指ぐらいの厚さで
スーパーに売られている
豚肉で練習して見て下さい。

値段も牛肉より安いですし・・・
薄味に成っても、
醤油を掛けるだけで
美味しく食べられますから・・・

焼き方は
究極には美味しい方法とは言えませんが、
絶対に失敗しない方法で・・・

強火でフライパンに油を敷き・・・
油の量は大体、
寿司屋でしょうゆ皿に醤油を入れる感じなのですが、
大さじだと二杯分ぐらいですね・・・

普通はフライパンを熱で暖めてからなのですが、
感覚がわからない場合、油を入れてから
フライパンを熱しても大丈夫です。

そしてフライパンに入れた油のとろみが
サラサラ状態になった所で、
肉を焼き始めます。
油は一度、フライパン全体に回るように
左右に揺らして下さい。

サララサ状態は、フライパンを手に持って
揺らしてみれば確認せきます・・・
水のように滑らかに動くようになれば
それがサラサラ状態です。

そして、1分焼いたら裏返しにしてまた1分焼きます。
スマホのストップウォッチ機能で確認する事を
お勧めします。
因みに1分は1分前後なので、
多少、早すぎるのも、遅すぎるのも問題ありません!

フライパンの蓋をお持ちの方は、
フライパンに蓋をして焼くことをお勧めします。
適当な鍋蓋で、肉を覆うように焼いても大丈夫です。

その裏返し作業を
さらに2回繰り返した所で、火を止めて、
フライパンに蓋をしたままの状態で
5分待ってからお召し上がり下さい。

蓋のない方は、裏返し作業を
中火(少し火を弱める)に落として
さらに2回繰り返してみて下さい。

正直、初心者の方がどの厚さの肉を選択するか、
初心者だけに判りかねますが・・・
この方法なら、厚い肉でも問題なく火の通った状態で
焦げ目も程ほどで召し上がられると思います。

とりあえず何事もチャレンジする事が大事です。
まず、ここから料理を始めてみましょう!

究極では無いと言いましたが・・・
自分で作ったものを食べてみれば解ります・・・

これが出来れば、
次回のタコス、ブリトーは問題ありません!

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食後の一服に如何ですか・・