ネビル・シュート『パイド・パイパー』(池央耿 訳)創元推理文庫

1年以上かけてやっと読了。
持ち歩いているうちに雨に濡れてぼろぼろになった本を、ようやく処分できます。

イギリス人の小説家が1942年に発表した冒険小説。

第2次大戦中の1940年、ドイツ軍が占領するフランスから帰国しようとしたイギリス人の老弁護士がひょんなことから何人かの子どもたちを預かってイギリスに向かうこととなります。
体力が衰えた老人と危機感の薄い子どもたちが難民に紛れての逃避行、助けてくれるフランス人、イギリス人を追い回すドイツ兵。
老弁護士の回想話なので彼が生き残るのはわかるけど、子どもたちや協力者たちはどうなるのか心配になります。

先が気にはなっていたけど、最近目が調子悪くて小説をじっくり読むのがきつくなりました。
今日は2時間ぐらい集中して残り150ページを読了。
3週間ぐらいルテイン入りのサプリを飲んでいるのが効いたのならありがたい。
ファンケル「えんきん」を2週間、その後「ロートV5粒」を飲んでいます。

池央耿(いけ・ひろあき)訳の『さすらいの旅路』(1971年・角川文庫)を、同じ訳者によって『パイド・パイパー 自由への越境』と改題して訳文も全面改訂して2002年・創元推理文庫から刊行しました。
自分が持っているのは2002年の初版だけど、著者名が「ネビル・シュート」になっています。
東京創元社の紹介ページでは同じ装幀で、著者名が「ネヴィル・シュート」に変わっている。
Nevil Shuteなのでネヴィルの方が原語に近い発音けど。

パイド・パイパー 自由への越境 - ネヴィル・シュート/池央耿 訳|東京創元社

ネビル・シュートは1899年イギリス・ロンドン生まれ。航空機の設計技師で自分の会社を経営する傍らに小説を発表。戦後は航空機業界を退いて著作業に専念。1949年にオーストラリアに移住、1960年没。代表作『渚にて』。

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