宗教に関わらず世の中には何故どうしてと思われるようなことが起きる。
そのいい例が詐欺である。
普通に考えれば分かりそうなことがすっかり騙されて信用してしまう。
傍から冷静に見れば明らかにオカシイと分かる。
このように詐欺を仕掛けてくる者は非常に悪知恵が働く、このようなときは悪魔がついていろいろ知恵を付ける。
宗教にしてもそうだ古今東西の歴史を見ても宗教に関わる戦争や争いは後を絶たない。
キリスト教しかり。仏教しかり。あらゆる宗教には今まで争いが存在している。
今現在も継続中である。
はたして釈迦やイエスは自分の教え以外を排斥せよと言ったであろうか。
いいやそんなことは唯の一言も言わなかった筈である。
しかし今の日本においても無数の宗派が乱立してうちの宗教が最高だ他所はだめだと、言い放っている。
ある時キリスト教の信者が家に来て言うには。
「貴方は神を信じますか」
「ハイ」
「死んで神の国 天国にいけるのはイエス様の教えを信じてる者のみが許される」
「ほかの宗教では行けないのですか」
「神の子はイエス様しか駄目です。」
とまあいろいろ言われます。
そうして仕事はセーブして伝道が大切である収入のどれだけかはその所属する教会を通じて寄付をする。
人を一人でも多く信者に導いたら。貴方は天国にいける資格をうる。
一時仏教の中にもそのようなことを言い信者の拡大と寄付を募ったところがある。
洗脳は恐ろしい、されている人は自分が洗脳されていることは全く分からない。
なぜ頭が良くて高学歴の人が子供騙しのような教義にころっと騙されて狂信者になり。
周りの人々を巻き込もうとするのか。
オーム真理教などは皆さんよくご存知だと思う。
しかし未だに教祖を信じ、しかも新しく若者が信者になっていると言うから、信じられないことである。
一旦信じてしまうと正邪の判断ができなくなる人がどうも多い。
過去世に於いて肉体を持って正法を行じた経験者は正しい法に遭遇するとそれまで信じていた教えの正邪が分かる人が多い。
しかし気を付けなくてはいけない。正法を信じ正しく行じていると思っている人々も例外ではない。
それは信次先生が何度も言われた。
「正法が流布されると悪魔も色めき立つ。
自分達の居場所や活躍が制限されるため正法者達を潰しにかかる。」
そのことである時観音寺の和尚さんがこのように嘆いておられた。それは。
「信次先生の日比谷の講演会の時には先生にガードマンを付けた。そして面会は禁ずるとしてしまった。これは悪魔の影響による行為だ」
少なくても信次先生の生存中であり先生の教えを受けて正法に目覚めたといわれる立派な幹部の方々が知らないうちに心の奥深く悪魔サタンの囁きに気ずかず。
良いことだと思って行うことが和尚さんや信次先生から見ると間違っていると言われることになる。
でも本人達は分からない、正しいことをしていると思い込んでいる。
霊道を開き過去世の有名な名前を示されるた講師や幹部職員は会員から羨望の眼差しで見られ、先生と呼ばれるようになる。
お終いである。
和尚さんは先生と私達に呼ばれることを余り喜ばれない人でした。
しょうがないから先生と呼ばれるのを我慢していると言われたことは前にも書きました。
先生と呼ばれることに内心喜びを感じるような時。もうすでに悪魔は心の中でほくそ笑んでいる。
洗脳も囁きも自己の確立と謙虚さが自分を守る。心したいものである。