ウインカー・イヤーモニター8 | 風のストレンジャー

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クリップ前回のウイモニ・シリーズの続き

桜ウインカーイヤモニの仕様変更

いわゆるウインカーブザーは、ウインカー信号を利用してブザーを鳴らしてスイッチの切り忘れを防ぐもので、ホンダなどのウインカーブザーは、「ピッ・ピッ・ピッ」という感じで出音する。

ウインカーランプの点滅は、ウインカーリレーのオンオフで作られる山と谷があるパルス信号なので、電子ブザーを接続した場合は「ピー・ピー・ピー」といったリズムの音調になる。


ベル概念を変えてみる

さて、基本のウインカーパルス信号でのシンクロの電子音をヘルメット内でこの「ピー・ピー・」音を聴けるようにしたのがウインカーイヤモニ。
ウインカーのスイッチ切り忘れはもちろん、車線変更時などの注意を喚起するなど、耳元でハッキリ聴くための目的をはらんでいる。

これまで「ピー」の部分をセンターから左や右へステレオパンニングさせたりしてきたが、
ウインカーのパルス信号に同期するのではなく、ウインカー時信号に同期させて、
自由にオルゴールICややチャイムICなど連続した出音する仕組みにしてみようと考えた。


今回は、ここの記事を参考にして、IC555を二つ使用した「ピロピロピロ」音にしてみた。


 今回はこの1枚で済んだ。
 発振音と左右バランス、ナビ音声を切り替えて
 ヘルメットへ送る。

 ちなみに555はLM555が足りなかったので
 CMOSタイプをパルス発振側に装着した。


ヘルメット内には、右ウインカーの時は右チャンネル、左ウインカーの時は左チャンネルから出音するようにしたが、そのままでは、聴覚では両サイドの端っこで鳴っている定位になって遠くに聴こえてしまう。これではボーカルに対しての装飾する楽器のようなので、バランスを調整して左右それぞれに拡がるような位置に定位するようにした。ハザードの時にはセンターになるように回路を組んだ。


 音の定位バランスのイメージ

 センター方向にちょっとバランスを移動して
 聴きやすくした。 


今回は以前のタイムリーにセンターから左右への音源のパンポットする小細工は止めた。


ベル結果

「ピー・ピー・ピー」というウインカーランプのフラッシュにリンクした間欠音の概念から離れて、「ピコピコピコ」や「ピロピロピロ」あるいは「ピーポーピーポー」などの連続音は効果的だった。

メーターパネルのウインカーインジケーターよりも耳元での連続音でのチェックに確信を持ってしまうほどで、これまでの間欠音が退屈だった感触さえある。

桜その他

関連する箇所について手を加えた小ネタ作業。


ベルウインカーカメラモニターのニュートラル遅延回路

ウインカーやハザード時は自動でサイドカメラやバックカメラにナビ画面が切り替わるが、その時であっても信号待ちや停車時のニュートラルに入れて待機した状態ではカメラ画面よりもナビ画面の方が便利だと思ったのでそういう仕様にしていた。

しかし、いざ発進でギヤチェンジしてカメラ画面に切り替わって走行スタートするが、1速と2速の間にニュートラルがあるので、その瞬間にナビ画面になって映像が乱れてしまう。
それでも気にしなければ問題ないが、ちらつかないようにニュートラル遅延回路を組み込んだ。
タイマIC555で1速から2速にシフトチェンジしてニュートラルを通過する時間はモニター画面に切り替わらない程度遅延させる仕組み。


 ガソリンタンク下に設置

 シンプルなオンディレイ回路

 これでチラツキが解消。


グレーな使い方だが利便性を考慮して、よくあるヘッドライトでニュートラル時にライトオフさせるオートライトの遅延回路と同じく、自分のZZRでもライトスイッチの「P」ポジションでは、そのオート仕様にしてあってポジションランプのみの点灯になり、背後の車が消灯してくれたときなどに周りに合わせて使っているがるが、この遅延回路をICではなくてコンデンサーとリレーで作ってある単純なものでも不具合なく動作してくれている。

ちなみにハロゲンやLEDのような使い方が気になるHIDだが、光が安定するのに時間がかかるのは初期始動時だけで、その後の信号待ち程度のオフ・オン程度では問題なくパッと点灯するのでこれは回路中に蓄電というか帯電して残っているためかと思えて、オンの瞬間にかかる電流も初動に比べても気にならない程度なのではと察する。
<追記・編集>
HIDで入り切りを繰り返す使い方では、後日に不安定な動作になりました。エンジンストップさせるまではスイッチ操作せず、ハロゲンやLEDのライトの場合に限定した方がいいです。

ベルナビのバイザーの拡張部の材質変更

プラスチックの板でバイザーの拡張を以前行ったが、この頃の太陽光の強さで簡単にふにゃりと歪んでしまった。
そこで0.3ミリのアルミ板に変更してみたが、閉じたときの光の反射が半端ない。黒塗装しようかと思ったが、リヤキャリアにも使ったポリプレートが割と太陽熱にも耐えているようなので、これをアルミ板の上に張り付けた。


 プラスチックの光沢感艶ではなく
 マットで質感もなかなかいいと思う。
 ポリプレートは厚さ2.4ミリ。
 
 走行も問題ない。