再び改善してみた
前回で一旦完成して、リレーからスイッチICの変更でウインカー・イヤモニの発振音のパンポットの切れ間というかスイッチの際のノイズはほとんどなくなった。
しかし、ウインカー立ち上がりの部分で、「チッ」という気にならない程度の微妙なスイッチの音が入る。全てのブロックがウインカーのパルスのトリガーのタイミングと同期して稼働するので、一度に重なるとこれが音になってしまうのではないかと思い、電源部を見直して各ブロックへのトリガーのタイミングをすらしてみようとこの週末にやってみた。
前回で一旦完成して、リレーからスイッチICの変更でウインカー・イヤモニの発振音のパンポットの切れ間というかスイッチの際のノイズはほとんどなくなった。
しかし、ウインカー立ち上がりの部分で、「チッ」という気にならない程度の微妙なスイッチの音が入る。全てのブロックがウインカーのパルスのトリガーのタイミングと同期して稼働するので、一度に重なるとこれが音になってしまうのではないかと思い、電源部を見直して各ブロックへのトリガーのタイミングをすらしてみようとこの週末にやってみた。
いろいろ試したが戻す。
7805の電源を基にしてリレーなどを使い、ウインカースイッチ・オンで連続した信号を4066や555に与えておいて、ウインカーのパルスで7350-02をシンクロさせてその出力で4066をスイッチするように考えたが、4066は電圧を供給しなくても正常ではないが動作してしまったり、結局うまくいかなかった。
仕方なく元の回路に戻して、トリガーはそのままになった。
78M05の回路で104(0.1μF)のはずが、103(0.01μF)のコンデンサを勘違いしてつけていたこともわかったので交換。4066に念のためバイパスコンデンサをつけた。定位を設定する抵抗回路の配線を一部修正など他。
それらの効果があったのか、基本的な回路は変わらずも、立ち上がりのノイズは低減して気にならないようになった。
<まとめ>
前回からのリレーからスイッチICの4066への変更は大きな転換となり、パンポットで音の定位が移動する際のスイッチング時のノイズは入らず、CDT7350-2も本来の使い方ではないが速度調整が容易に可能になったことでもつながりも滑らかになり、素人の発想としてはいい成果でやってよかった工作になった。
7805の電源を基にしてリレーなどを使い、ウインカースイッチ・オンで連続した信号を4066や555に与えておいて、ウインカーのパルスで7350-02をシンクロさせてその出力で4066をスイッチするように考えたが、4066は電圧を供給しなくても正常ではないが動作してしまったり、結局うまくいかなかった。
仕方なく元の回路に戻して、トリガーはそのままになった。
78M05の回路で104(0.1μF)のはずが、103(0.01μF)のコンデンサを勘違いしてつけていたこともわかったので交換。4066に念のためバイパスコンデンサをつけた。定位を設定する抵抗回路の配線を一部修正など他。
それらの効果があったのか、基本的な回路は変わらずも、立ち上がりのノイズは低減して気にならないようになった。
<まとめ>
前回からのリレーからスイッチICの4066への変更は大きな転換となり、パンポットで音の定位が移動する際のスイッチング時のノイズは入らず、CDT7350-2も本来の使い方ではないが速度調整が容易に可能になったことでもつながりも滑らかになり、素人の発想としてはいい成果でやってよかった工作になった。
おまけ
ステレオ・レコーディングの凝った造り込みがされている曲を今回もピックアップした。
ステレオ・レコーディングの凝った造り込みがされている曲を今回もピックアップした。
「ムスターファ」クイーン 1978年
アルバム「Jazz」のLPレコードに針を落とすとまず、「イーイブラーイ」とフレディのアカペラ。アラビアンチックな雰囲気で始まった。なんだ!とびっくり。音の定位がセンターだけで、いわゆるモノラルの状態だ。ダイナミックレンジをとるためか、音圧も低い。するとやがて定位が広がり「ステレオ」の状態になる。そして再び左右にあったギターと共にセンターに速やかに移動する。ラストも歪まんばかりのブースト状態で終わる。なんだこりゃ!というあっという間の3分間。
ヘッドホンで注意深く聴くとわかるが、「ムスタファーーーーーー」の部分で、フレディの声がセンターから左右ワイドに広がっていくエフェクトがされていることもポイント。細かい点でも手抜きが無い。
今回の製作と強引に結びつけるが(笑)、この曲からもモノラルからステレオの情報量の違いは明らかで、ウインカー・イヤモニのステレオ・パンポット化は、センターや左右に固定されたままよりも断然にステレオ感が演出されるということだ。「ポワーン、ポワーン」とセンターから左、センターから右へ、また結構きれいな音質でもある。
アルバム「Jazz」のLPレコードに針を落とすとまず、「イーイブラーイ」とフレディのアカペラ。アラビアンチックな雰囲気で始まった。なんだ!とびっくり。音の定位がセンターだけで、いわゆるモノラルの状態だ。ダイナミックレンジをとるためか、音圧も低い。するとやがて定位が広がり「ステレオ」の状態になる。そして再び左右にあったギターと共にセンターに速やかに移動する。ラストも歪まんばかりのブースト状態で終わる。なんだこりゃ!というあっという間の3分間。
ヘッドホンで注意深く聴くとわかるが、「ムスタファーーーーーー」の部分で、フレディの声がセンターから左右ワイドに広がっていくエフェクトがされていることもポイント。細かい点でも手抜きが無い。
今回の製作と強引に結びつけるが(笑)、この曲からもモノラルからステレオの情報量の違いは明らかで、ウインカー・イヤモニのステレオ・パンポット化は、センターや左右に固定されたままよりも断然にステレオ感が演出されるということだ。「ポワーン、ポワーン」とセンターから左、センターから右へ、また結構きれいな音質でもある。
「ジェラシー」クイーン 1978年
同じアルバム収録で1曲目と対比できるような、これもフレディの作品。似たタイトルでは日本では井上陽水さんやチェッカーズなどが有名だが、それらの「ねちっ」としたいやらしい感じはなく、クイーンの彼が作ると日本人との感覚の違いがわかるようなバラードになる。シタールとピアノの絡みが美しい。自分の中でもクイーンの中で代表する曲のひとつだ。
この頃はオンタイムで次々に新しいサウンドが生まれていたので楽しみだった。
同じアルバム収録で1曲目と対比できるような、これもフレディの作品。似たタイトルでは日本では井上陽水さんやチェッカーズなどが有名だが、それらの「ねちっ」としたいやらしい感じはなく、クイーンの彼が作ると日本人との感覚の違いがわかるようなバラードになる。シタールとピアノの絡みが美しい。自分の中でもクイーンの中で代表する曲のひとつだ。
この頃はオンタイムで次々に新しいサウンドが生まれていたので楽しみだった。