電子ブザーとイヤモニとの棲み分け
ウインカーブザーをイヤモニ方式にしてからは、それまでの「スイッチ操作の切り忘れ」の目的から「安全運転のアラート」に趣が変わり、ステレオモニタリングでちょとしたコックピット感覚でもあるので、常時使用において従来の電子ブザーの音量は絞ることが多くなっている。
ウインカーブザーをイヤモニ方式にしてからは、それまでの「スイッチ操作の切り忘れ」の目的から「安全運転のアラート」に趣が変わり、ステレオモニタリングでちょとしたコックピット感覚でもあるので、常時使用において従来の電子ブザーの音量は絞ることが多くなっている。
スイッチをつける。
かと言っても、電子ブザーは残しておきたいもの。同時に使用はしないので、メーターパネルの音量ボリュームをスイッチ付に換えて、つまみを絞り切ってスイッチもオフにするとイヤモニが有効になり、つまみを上げていくと電子ブザーのみが有効になるようにした。
かと言っても、電子ブザーは残しておきたいもの。同時に使用はしないので、メーターパネルの音量ボリュームをスイッチ付に換えて、つまみを絞り切ってスイッチもオフにするとイヤモニが有効になり、つまみを上げていくと電子ブザーのみが有効になるようにした。
電子ブザーをひと工夫。
このページを参考にさせてもらい自分のシステムにも導入してみた。
「ピー」から「ピッ」にする作者さんのアイデアで、たしかに「ピー」はバックモニター音や洗濯機の洗濯完了を知らせる音のようだ。
自分のシステムでも、イグニッションオフ時のUSB電源タイマー兼、防犯アラート・モドキ機能で、タイマーIC555を使い「ピッ、ピッ、・・・」と短い音を極小音量で発生させている。このように「ピッ」だと騒がしくないイメージだといえそうなので、ウインカーブザーの電子ブザーも短音にしてみる。
スイッチ用リレーは、イグニッション電源をスイッチしてリレーを動かす。これをトリガーにして電子ブザー回路とイヤモニ回路を切り替えているが、どちらをメインで使うことが多いかで、常時の状態がリレーがオン(リレーのコイルが電気を食っている状態)にならない回路の設計にするようにしている。
この場合だったら、イヤモニが多いので、スイッチオフの状態でリレーがオフになっているようにした。電子ブザーがメインだったらその逆、スイッチオフではリレーがオンになるようにしてイヤモニ回路を接続する。結果、スイッチ用にリレーを増やしたにもかかわらず常時においては消費電力は変わらないことになる。
リレー1個、電磁石が入ってるとはいえ15mA程度なのでたったLED1個と同じくらいで済むが、どうせリレーを使うならば、常時でリレーを休ませている状態が増えるよう回路になるよう心掛けている。
また、いわゆる「C接点」というタイプのリレーを組み合わせることでいろんな複雑なことができるので、パズルのように素人でも理解しやすく設計ができる点がメリット。
よく使う秋月のものは小型で省エネタイプでありながらも1Aも扱えるし、技術家庭レベルの身にとっては本当にありがたい。安価でもあり故障も今までないのでバンバン手軽に使える。
このページを参考にさせてもらい自分のシステムにも導入してみた。
「ピー」から「ピッ」にする作者さんのアイデアで、たしかに「ピー」はバックモニター音や洗濯機の洗濯完了を知らせる音のようだ。
自分のシステムでも、イグニッションオフ時のUSB電源タイマー兼、防犯アラート・モドキ機能で、タイマーIC555を使い「ピッ、ピッ、・・・」と短い音を極小音量で発生させている。このように「ピッ」だと騒がしくないイメージだといえそうなので、ウインカーブザーの電子ブザーも短音にしてみる。
<コラム>「ピッ」音をつくるって面倒?
いわゆるIC555やFETでのワンショットタイマーが使えそうだが、意外と難しい。ウインカーの「ピー」をトリガーとしたとき、「ピー」がモーメンタリーのスイッチとなり、ワンショットのタイマーがスタートするが、「ピー」よりも短い「ピッ」を出力したくても、まだスイッチが入りっぱなしの状態になっている。そのために「ピッ」にならない。トリガー以下の長さの出力は意外に面倒なことがわかる。
トリガーに微分回路設けたりで実現できるらしいが、ICなどに固着するとどんどん複雑になってしまう(笑)
いわゆるIC555やFETでのワンショットタイマーが使えそうだが、意外と難しい。ウインカーの「ピー」をトリガーとしたとき、「ピー」がモーメンタリーのスイッチとなり、ワンショットのタイマーがスタートするが、「ピー」よりも短い「ピッ」を出力したくても、まだスイッチが入りっぱなしの状態になっている。そのために「ピッ」にならない。トリガー以下の長さの出力は意外に面倒なことがわかる。
トリガーに微分回路設けたりで実現できるらしいが、ICなどに固着するとどんどん複雑になってしまう(笑)
<完成>
上から見えるのは
12Vリレーと100μF電解コンデンサー
後に47μFに変更
たったこれだけを既存の
電子ブザーに挿むだけで音を変える。
<底面>
抵抗器は100Ωと330Ω
作者さんのページの<その2>にあるように
机上では動作してもバイクに装備すると
100Ωでは音が出なかった。
抵抗器をショートすると動作する。
その後51Ωにした。
<スイッチ用リレーとペアで>
パネル内には基板を設けるスペースは
ないので空中配線。
上から見えるのは
12Vリレーと100μF電解コンデンサー
後に47μFに変更
たったこれだけを既存の
電子ブザーに挿むだけで音を変える。
<底面>
抵抗器は100Ωと330Ω
作者さんのページの<その2>にあるように
机上では動作してもバイクに装備すると
100Ωでは音が出なかった。
抵抗器をショートすると動作する。
その後51Ωにした。
<スイッチ用リレーとペアで>
パネル内には基板を設けるスペースは
ないので空中配線。
スイッチ用リレーは、イグニッション電源をスイッチしてリレーを動かす。これをトリガーにして電子ブザー回路とイヤモニ回路を切り替えているが、どちらをメインで使うことが多いかで、常時の状態がリレーがオン(リレーのコイルが電気を食っている状態)にならない回路の設計にするようにしている。
この場合だったら、イヤモニが多いので、スイッチオフの状態でリレーがオフになっているようにした。電子ブザーがメインだったらその逆、スイッチオフではリレーがオンになるようにしてイヤモニ回路を接続する。結果、スイッチ用にリレーを増やしたにもかかわらず常時においては消費電力は変わらないことになる。
リレー1個、電磁石が入ってるとはいえ15mA程度なのでたったLED1個と同じくらいで済むが、どうせリレーを使うならば、常時でリレーを休ませている状態が増えるよう回路になるよう心掛けている。
また、いわゆる「C接点」というタイプのリレーを組み合わせることでいろんな複雑なことができるので、パズルのように素人でも理解しやすく設計ができる点がメリット。
よく使う秋月のものは小型で省エネタイプでありながらも1Aも扱えるし、技術家庭レベルの身にとっては本当にありがたい。安価でもあり故障も今までないのでバンバン手軽に使える。
感想
この週末は雨を気にしながらもなんとか作業が進み、このところガソリンタンクの脱着が最近多いためか、外付けのガソリンフィルタが破損してしまった。劣化によるものだがホースも変色、硬化していた。現在のタンクはサビはないので直結してもいいかと思ったが、今まで付いていたものをなくすのも嫌だったので、雨が降り出す前にナップスへチャリンコで買いに行った。
こうしておまけの作業が増えたが、他分野にも目を向かせるアクシデントも歓迎すべく、むしろバイク走行中の破損でなくてラッキーだと思った。
最近の週末は庭まで電灯線を延ばして、庭先でハンダ作業をするようになった。いったん部屋まで戻るのは面倒だし、無線LANでノートPCでネットラジオで音楽を聴きながらの作業だった。radikoでラジオも聴ける。これまではラジオをBGMにしていたが、ノートPCにもっと早く気付けばよかった。
そんな事もありの、スイッチの追加で電子ブザーとイヤモニの使い分けする意味で共存が可能になったし、ウインカーブザーとして電子ブザーも「ピッ」ならば、耳障りではなくなった。小ネタや小技の組合せが実用になって、今後も走行が一段と楽しくなりそうだ。
この週末は雨を気にしながらもなんとか作業が進み、このところガソリンタンクの脱着が最近多いためか、外付けのガソリンフィルタが破損してしまった。劣化によるものだがホースも変色、硬化していた。現在のタンクはサビはないので直結してもいいかと思ったが、今まで付いていたものをなくすのも嫌だったので、雨が降り出す前にナップスへチャリンコで買いに行った。
こうしておまけの作業が増えたが、他分野にも目を向かせるアクシデントも歓迎すべく、むしろバイク走行中の破損でなくてラッキーだと思った。
最近の週末は庭まで電灯線を延ばして、庭先でハンダ作業をするようになった。いったん部屋まで戻るのは面倒だし、無線LANでノートPCでネットラジオで音楽を聴きながらの作業だった。radikoでラジオも聴ける。これまではラジオをBGMにしていたが、ノートPCにもっと早く気付けばよかった。
そんな事もありの、スイッチの追加で電子ブザーとイヤモニの使い分けする意味で共存が可能になったし、ウインカーブザーとして電子ブザーも「ピッ」ならば、耳障りではなくなった。小ネタや小技の組合せが実用になって、今後も走行が一段と楽しくなりそうだ。