23.3.5(土) ビジネスカフェマラソン (BCM) Vol.119━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「みあと志たひて」
第十三章 責任観念の権化
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目次
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[1] 本日の内容
[2] 本日の感想
[3] 本日の一首
[4] 編集後記
[5] BC朝の写真館
[6] 次回の予定
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[1] 本日の内容
皆さんこんにちは!西南学院大学の中尾です
いよいよ3月に突入し、卒業式も目前となっていましたね
OBブログでも先輩方が現役部員に向けて熱いエールを送ってくださっています
先輩方も同じように卒業式を迎えるまでの間を、何かFUNの後輩の為に残そうと必死に悩んで、考えてこられて今の空間があるのだと改めて思います![]()
私は取材活動が大好きです![]()
仕事を通じて相手の不を解消し幸せにしていく為に、自分の人生を捧げておられる方々の想いに迫り、さまざまなところで今、私たちが色々な人から支えられていることに毎度気付かされます。
そしてそのことを部員で共有できます。
forFUNから、その時に得た感動を自分たちだけで留めるのではなく発信することが出来ます。
この活動が出来るのも隈本さんが企業様に雑誌を認知してもらう為に、西新商店街に飛び込み営業をかけたり、悪戦苦闘した歴史があり、そして形になったものを信頼を失うことなく繋いできた先輩方がいたからだと思います
これは本当に有難いことでありますし、だからこそ先輩方がしてきて下さったように私たちも同じように、次にバトンを渡していかないといけません。
卒業まで残りわずかとなってきましたが一日一日出来ることを一生懸命やって、その日で終わりじゃなくてそれからも仲間と活動に励んで行きたいですね
さて先週のBCを振り返っていきましょう![]()
先週は「十三章、責任観念の権化」です。
今回の章では明治大帝の責任観念の深さがあるからこそ周りの状況に流されることなく、自分の役割に徹し、どのようなことがあっても耐え、御精励され続ける姿がありました。また、
夏の夜も 寝ざめ勝ちにぞ 明かしける 世のため 思ふ 事多しくて
という御製からも国民一人一人に心を重ね続けられている姿に感動を覚えたのではないでしょうか?
また欧米人の責任感として、ベルリンの日本大使館でボーイとして雇われたドイツの少年が日独開戦の事が明らかになり、辞職するように言われ、同胞から罵られても、自分の責任を重んじて、頑として聞かなかったという例や、
日本人の責任感として、訓導が教え子と遠足に行った時に少年が上水の急流に流されてしまう。その時に自分の身を投げ出し、救い出そうとした訓導は溺れ少年は助け責任を重んじたという例から、
国籍に関わらず責任を背負い、その役割に徹し全うすることは共通して大切なかとであると感じたのではないでしょうか。
皆さんはどのようなことをBCで話し合っていったのでしょうか![]()
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[2]本日の感想
班
今回のBCでは、
天皇や皇室の「責任」の伝統について、そして「責任」の言葉の意味合いについて話していきました。
天皇の国や国民に対する責任感は私たちが及ぶはずもないほど強いものです。
しかし、その「責任感」というのは「こうすべき」という押し付け的な教育によって身に付けたものでなく皇室が長い歴史の中で体現してきた姿を知り、その歴史を背負って生きようと決められたご自身の納得と御覚悟によって体得されたのだと小島さんが仰ってくださいました。
責任というものは、他者から負う重いものではなく、あくまで自分の、「この責任を果たしていこう、果たしていきたい」という同意や納得がなければ真に果たされるものではないですし、自身で役目を引き受け、その責任を精一杯果たそうと使命感を持って努力する姿は強く人の心を打ちます。
自分の責任に終わりや期限を設けず、ただただ自分の役目や責任を果たそうとする人間の生き方や姿こそ人に感動を与え、記憶されていくもので、過去から引き受けた責任と、未来にまで自分の姿が残るのだということを考え、自分の責任を全うしようと感じました。
(佐藤)
まいまい:奈々子先輩の感想を見たり、BCを通して責任っていいものだなと感じました
一見、「責任」と聞くと重たくてなるべく負いたくないものと思いがちですが、そういう気持ちは責任とは言わないんだなと思いました(なんて表現していいかは分からないのですが…
)
本当の責任は自然と生まれてくるものなんだなと感じました その対象が大好きだからこそ、自分が責任を持ちたい!そんな気持ちでしょうか・・・![]()
班
私たちの班では、「責任」について深めていきました。
責任は相手との関係があるときに生まれ、相手との関係がなくなるときに責任もなくなります。人の世には常に相手がいて、その中に私たちは生きていますね。だから責任を避けて生きていくことはできないし、それはまさにたった一人で生きていくことだと感じました。人との関係のなかで責任感は必要で、また責任にゴールはないんだと思います。
では、責任が深まるにはどうすればよいのでしょうか。私たちの班では自分の状況をよく理解し、あるべき生活態度を確立するという意見が出ました。天皇陛下であれば、帝王としての立場をよく考え、本当に国民を想うからこそ、あんなにも大きな責任観念を持っていらっしゃるのだと思います。
学生としての立場、意義をきちんとわきまえ、学生としての責任を持って、勉学に励んでいきたいです。
(坂口)
まいまい:生活態度、習慣はその人の人生を作るものだから、そこに責任があらわれるんですね
日々の生活態度は自分自身でどうにでもできるものだからこそ、悪い方向にもなれば良い方向にもなりますね
天皇の姿を見て、学生として日々の生活態度に責任を持っていきませう
班
3班では、まず天皇が持っていらっしゃる責任感の強さを改めて感じたという話になりました。これまでの章でも天皇の偉大さを感じていましたが、暁や暑い日などどのような環境においても「わが国はいかに」と国や国民を想う姿には本当に感謝しなければいけないと思います。
また、後半の欧米人や日本人の話の部分では、これほどまでに責任感が行動を変えさせるというエピソードから、人生においてどれほど責任感が大切であるかということを考えさせられました。そこで私たちの班では責任感=役割の認識ではないかという話になりました。例えば、ここでいう教え子に対する教師の責任感、親の責任感などです。
人間はいくつかの組織に所属しているため一人の人間が持つ責任の種類は数多く持っているはずです。それぞれの組織における役割を認識した人間が、結果として責任感の強い人間につながると感じた時間でした。
(中村)
まいまい:“行動が大切だ!”とよく聞きますが、その行動というのは、その人が感じる責任によって動かされている結果なんだなと思うと、“行動”が大切なのではなく、その原動力となる“責任”、汐里先輩の言うとおり、その人が担っているものへの認識が大切なんだなと分りました
将来、年を重ねるにつれてその役割も増えていくんだなと思うと、年を重ねるごとに行動が立派になっていく人になっていきたいですね
班
私たちの班では、いつでもどこでも国民のことを思って下さっている明治天皇の非常に大きな責任感に感銘を受け、責任感について深めていきました。
「深き責任観念が、立派になる教育課になる基とするならば、子として、親として、妻として、夫として、国民としての責任観念に徹した時、初めて善い子であり、善い親であり、良妻であり、良夫であり、良国民である」(219)とありましたが、責任は何も重要な役職に就いているから生まれるというもので
はなく、立場に関係なく、個人で己の責任を果たそうとする所にこそあるもの
ではないか、という意見が出ました。
やはり、個人によって「自分がやりたいこと、こうありたいと思うもの」は異なるということに気付き、その人の行動を自身の勝手な解釈で受け取ってはい
けないと思いました。
また、人のために何か行動を起こせるのは素晴らしいことであり、やはりここにもその人の生き様、人となりがにじみ出ています。
例えば、川で溺れている他人を助けたい一心で飛び込み、命を落としてしまった人がいたとしても、それは「可哀そう」「犠牲になった」と判断するのではなく、助けよう飛び込んだ姿にこそ、その人の生き様、強烈な自己が表れているのだと思い、人間として崇高な精神を持っていた方なのだな、と感じること
の方が大切かもしれません。
責任感について深く考えた、熱く、心が静かになるBCでした。
(山辺)
まいまい:佳奈ちゃんが責任は立場に関係なく個人で責任を果たそうとするところに生まれると言っていて本当だな~と感じました
どんな会社で働くこと、家で家事をすること、学校で一生懸命勉強すること、どれも同じくらい大切で、それをする人がどれほど責任感を持っているかが大切なんだなと思いました
そこに信念とか責任がない人が一番駄目だなと思います FUNで言うと佳奈ちゃんは特集リーダーで、めっちゃ責任もってやってるなと感じるよ!そんな佳奈ちゃんはキラキラしてます!そのキラキラが国民に広がるとスゴイよね
班
今回の章、責任観念の権化では「責任」の分だけ、人間の器の広さが見えるという話から始まっていきました。
かつての時代でも、責任をもって活動している人は外国人でも、素晴らしく格好いいですね。
ドイツ人の少年の話では、その少年を避難する人を疑ってしまうほど、素晴らしい責任観念を知ることができました。
責任と義務に生きる人間は美しいな、と率直に感じました。
普段、私たちはどんなところまで考えて活動しているのか。
人それぞれでしょうが、分かりやすい明日の試験のためなど直近の責任のみを考えると得るものも与えられることも小さくなります。
寺尾・佐伯両名は、就活を通じて、今の現状を受け入れて「最高の未来を築こう」と決めたからこそ、過去のいろんなことに感謝できるし、今していることが未来のどんな相手を助けるのかを想定して楽しく責任をもって活動できています。
責任は、自分に対してだと苦しいだけかもしれませんが、相手が存在していると嬉しいですし、その分成長します。
勇気とは、優しさ。まさに責任にも、相手の存在を実感しました。
FUNは、今学生であることの責任を取材からも歴史からもどんなところからも実感できるサークルです。
いろんな責任を知るかもしれませんが、そんな多くの責任を背負って自然と活動できるFUN部員だからこそ、旅立つ先輩は先輩らしく、その言語を受け取る後輩は後輩らしく、最高の使命を果たしているんだと思いました。
責任。ただの重荷ではなく、まさに生き様を測るバロメーターのような言葉だと今回のBCでは感じました。
(寺尾)
まいまい:この感想からも寺尾先輩の活動に真剣な姿からも、未来を見て責任を持つことを楽しんでいるのが伝わりました
就活を通じて~と書いてあるんですが、就活では過去、現在、未来全部を考える機会なんだなぁと思うと、何か毎日が就活に繋がっているって感じですね![]()
寺尾先輩や佐伯先輩の姿を見て、私も先輩みたいになりたいなと思いました。あと卒業までもう少しですが、後輩として、先輩の言葉をしっかり受け取ろうと思います
班
今回の章では「埋木を 見るにつけても 思ふかな 沈めるままの 人もありやと」という御製に人の気持ちをくみとる天皇の姿が表れているのではないかと感じました。一つの対象物をみてここまで思いをはせることのできる天皇は素晴らしいと思います。
また天皇というのはなりたいと思ってなるのではなく、家系的に“与えられた”ものでありながら、明治天皇はその責任を全うされました。
これについては土俵は違いますが私たちにも当てはまるところがあると思います。私たちは学生です。つまり学生という立場でその責任を果たさなくてはなりません。
この立場で自分はどう振る舞っていくのかしっかりと考えることが大切だと感じました。
(渕上)
まいまい:友香ちゃん、感想ありがとう
私たちは大学生で、この期間に将来を考えて色んな事に挑戦したり、たくさん勉強していかなきゃね!友香ちゃんの言うとおり、どんな土俵でも全力で頑張るというのが今の私たちの責任だね
責任を楽しむぞぉ~!おー