[3]本日の一首━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは
九州大学3年の富田です 
「税をただす」も残すところあと一回となりましたね
この間始まったかのように感じるのですが、もう終わるとなると不思議ですね
毎週毎週新たな学びがあり、税についてそれぞれが何らかの見解を持って考えることができるようになったのではないでしょうか
あまり知らなかった税という１つのテーマであってもそれに対して考えようとすれば様々な課題が潜んでいるのであり、何事にもただ漠然とイメージで税についての情報に接するのではなく、きちんと自分なりに考えてくことは非常に大事だと思います
文献が終われば終わりではなく、これをきっかけに税に対する様々な議論が出てくるといいですね 
では、内容にlet's go
≪今日の一首≫
「出る杭を 打たずに伸ばせ 辛くとも
出ても打たれば 悔いが残らん」
「出る杭を打つ」ような政策は、経済活動を鈍化させることは言うまでもありません
やはり、出る杭が打たれず、どんどん出てくるような税制が必要だと思います
米国の例のように成功した企業家が次の世代の企業家を支援するような好循環をどんどん作っていくことができれば自然と税収は上がっていくでしょう
その回転力を与えるための税制は？と考えてみると、成功者への税負担が重いのは多少問題だと思います
また、次の世代に成功した資本とノウハウを伝達できれば、より確率も高く成功者を生むことができるようになるはずです
持っているお金をいかに増やすかを考えている経済活動における成功者の論理を用いて税を考えるのが、税だけの論理を用いて税制を行うよりも税を好循環させることに繋がるのかもしれませんね
努力しても報われない社会ほど人間に対して苦痛を与えるものはないと思います
出る杭に対しては出ただけの努力があるのでありそれをしっかりと把握しなければなりません
結果だけは見るにも関わらず、一切人間を見ていないのはまさに社会主義と言えますね
個人的には打たれども打たれども痛くないほどに稼いで納税をして、叩いても叩いても出る杭になりたいです
[4]編集後記
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今日は、連載ではなく次回のBCの文献のご紹介をしたいと思います
次の文献は、第６期の１～３月のBCで読んだ本である「みあと志たひて」小原達明著です
先輩方も題名を聞いて、当時を思い出し懐かしく感じてくださっているのではないでしょうか
この本は、60000首以上を詠まれたとこの本には書かれていますが９３０００首とも言われており、莫大な明治天皇の御製のうちを１６２首を収め、それに小原氏の解説が綴られています
大政奉還の後、わずか１６歳で皇位を継承され、常に国民の先頭に立って、明治の近代化における精神の中心であられた明治天皇の御製は読んでみればお分かりになると思いますが、31字の言葉の一言ひとことに言い表し難いほどの重みと深みがあります
意思表示ができない中で歌に込めて常に国家の繁栄と世界の平和、国民の安寧を祈念されていた深い愛情に満ちた歌の数々には感動せずにはいられません
歌も自分がどうだという歌ではなく、常に誰かのことを思って歌われています。明治時代といえば、西欧化が進み日清戦争や日露戦争などもあり、我々の想像を超えるほどの様々な思いがあったことでしょう。
偉大な精神に触れることで深い愛情に包まれるような暖かさも味わいながらも、背筋をびしっと正され自らの在り方を反省させられることもあります
２年前のBCでは、この本を通して毎回本当に濃厚な１時間を過ごすことができました
是非とも皆で最高のBCを作っていきましょう
ちなみに題名の意味とかも気になりますよね？前書きにこのように書いてあります
「本書表題の『みあとしたひて』の文字は、大帝に殉ぜる至誠純忠の人、乃木将軍の辞世『うつく世の 神さりましし 大君の みあとしたひて われはゆくなり』の懐かしい眞筆をそのまま転写したものである。これ、私が、将軍の如く、大帝を慕ひまつる微忠を表明せるものにほかならぬ」
この題名には著者のこのような思いが込められており、それが解説の一語一語にも見事に表れています
これは絶対に間違いない一冊です
常に立ち返るべき原点のようになると思うので、とにかく御製に触れてみてください
あと、絶版ですので入手困難が予想されるため、お早めにお買い求めください
検索は「みあと志たひて」、「みあとしたひて」、（「みあと志たいて」「みあとしたいて」）で、著者は小原達明でしてみてください。発行所は帝國文化協会です
それでは、失礼します
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[6] 次回の予定
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次回は12/18
『税をただす』
第7，8，9章
巣くう既得権
提言 活力ある日本へ
民間提言のポイント
です！
[5]BC朝の写真館