2010.10.9(土) ビジネスカフェマラソン (BCM) Vol.106


『大本営参謀の情報戦記』 堀栄三


P190~242


「山下奉文司令官からの特命」





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目次


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 [1] 本日の内容


 [2] 本日の感想


 [3] 本日の一首


 [4] 編集後記


 [5] BC朝の写真館


 [6] 次回の予定


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[1] 本日の内容

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皆さん、こんにちはぺこ





福岡女子大2年のまいまいですWハート





最近のFUNは、歴史や時事問題などで色づいてますね新聞





なんだか、大切な勉強をしてるな~と感じていますホシ





FUNゼミでは、諌山先輩の学生提言を聞いて、死刑について考えさせられましたBear





裁判員制度も始まるのに、自分自身、法について考えたことがなかったな~と思いました涙





私は、後期に民法を履修しているので、これを機に法のこともちょっとづつ知れたらいいなと思いますはにわ








そして、今まであまり深く考えたことなかった戦争についてBCや近現代で考えるようになったんですが、分かることが増えると面白いですし、勉強していくと知っておかなければならないことだったんだと気づかされましたニカッ





今回は、堀参謀が方面軍の参謀として敵の事情を事細かに分析して、敵の動きを予測して言い切るという重要任務を任されました♥akn♥





言い切るということは、全責任を背負うことですし、もし検討が間違っていたら人の命を奪ってしまう・・・しゅん





堀参謀の心境を考えると、情報の取扱いを簡単には考えられませんねガーン








本にも書いてあったように、土砂をふるいにかけてわずかなダイヤを探すのは簡単ではないですし、その出てきたダイヤすら本物か分からないとなると、本当の情報を見つけて、その情報を言い切る任務は相当大変な物だったと思いますダイヤ





しかも、堀参謀がやっと見つけたダイヤであろう情報を、南方総軍や第四航空軍はふるいにもかけませんでしたねむっ





そこが、本当にもったいなかったところだと思いますM





どんな情報も、自分のもつふるいにかけてみて、ダイヤを探そうとする努力が大事だと思いますかお





ふるいが未熟だと情報を間違って捉えてしまうかもしれませんが、ふるいを洗練させる為にも、どんどん情報を自分のふるいにかけてみることが大切だと感じましたniko





皆さんはどうでしたか!?








     「まいまいの『今日の軍事用語』」  vol.8おはな





今回は、堀さんも実際に見たという弾幕射撃について紹介したいと思いますビックリ





本にもありましたように、弾幕射撃を受けると一瞬にして目の前が真っ黒な煙に包まれて、相手がどこなのか、味方がどこなのか、何がなんだか分からなくなる恐ろしい攻撃ですえ





一度、弾幕の中に入ってしまうと生きては戻れなかったくらい強烈なものだったようですOMG





ここで、弾幕いついて調べてみましたピストル





弾幕とは、特定の範囲に集中的連続射撃をして、爆発などの火や煙で作られた防壁のことですBOM





煙で防壁??と思ったんですが、確かに煙で相手から見えないようするのは自分たちが攻撃を避けるという意味で防壁になるんだなと気づきましたカギ





さらには防御するだけではなく、相手には自分たちの姿が見えないので攻撃においても有利ですよねニヤッ





その弾幕の様子がコチラですニコ




SELF‐NEO



本当に煙しか見えなくて、人が中にいるとは思えませんよねペーター(低燃費)





しかし、この弾幕射撃は、かなり大量の弾薬消費と連続射撃が必要なのが難点ですんー





だから、軍備が整っていないとできない攻撃法ですティーガーⅡ





米軍がどれだけ軍備を整えていたのかも、この弾幕射撃を行ったことから分かりますねがーん





次回から、攻撃法にも注目して読むと面白いかもしれませんねakn





では、今日はこの辺でうまー!翔くんハート








[2]本日の感想━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


リンゴ 1


1班では、情報の普遍性と特殊性をきちんと認識、区別すること、それと共に情報に私情をはさまないことの重要性を話していきました。
例えダイヤと思しき情報が存在しても、「それがダイヤだ!」と分からなければそれらを収集し分析し、ダイヤとしての真の働きをさせることは難しくなります。

さらに、「これがダイヤに相当するものだ」と自分の都合のいいように解釈してただの石ころをダイヤと見間違えて利用してしまえば、そもそもの見方、使い方が間違っているので、有用な情報と成り得るはずはありません。時と場合によって起こりうる特殊性に舞い上がり、もしくは普遍性に目をつむり、そこに自身の願望をはさんでしまえば雅に宝の持ち腐れでダイヤとなり得る情報も本来の価値を生み出すことはできません。

自身の願望という私情をはさまず、冷静に情報の蓄積、統合、分析を重ねていく。その重要性と共にそれを可能にし「マッカーサー軍総」とまで呼ばれた堀さんが一抹の情けなさを感じるほどの当時の情報に対するとらえ方の状況と現代の情報に対する認識があまり変わっていない事に危機感を感じました。
(佐藤)


リンゴ 2


2班では主に指導者に求められていることを堀さんの例を取って話し合いました。

その中で、僕は3つ指導者に求められていることを感じました。

それは①「現実を直視できる力」、②「現場を体感した経験」、③「部下の感情をコントロール出来る力」です。

その中でも僕には特に③の要素が欠けていると感じています。

部下はいませんが、部活の後輩や、実行委員長をしている時の実行委員に対して

彼らの感情をなかなか考慮できず、内なるやる気を出させられない時が多々あります。

山下大将が堀さんを諭した意図は、堀さんが部下の感情を考慮に入れるようになるためだと思いますし、今後リーダーなどのポジションで人を指導する立場になったときには

感情を考慮に入れた指導をしていきたいと思いました。


(末田)





まいまい:指導者は組織を動かすのに本当に重要なkey personだなと思いますグー 指導者が組織の細部の人たちにまで目を向けて、どの選択が一番有効かというのを現実の視点と経験から見極めなければなりませんぽっ それができる指導者には皆ついていくと思いますし、そのような指導者が率いる組織は最強だと思いますらぶ 末田先輩は③が足りないと言っていますが、FUNでは皆のやる気に火をつけるkey personですよカギ





リンゴ 3

今回の章は、日本の戦略のなさがどんどん露呈されて、今までで一番前線の日本軍の緊迫感が伝わってきた章でした。その中でも勝つのを諦め、どれだけアメリカにダメージを与えられるかで戦ってゆく日本軍の姿が印象的で、覚悟を決めたからにはられるだけやるんだという気迫とやるせなさを感じました。

しかし、物理的に鉄量で圧倒的な差があったにせよ日本の情報分析力はアメリカに負けず劣らずあったことがわかりました。例えば、米が飛行機を飛ばすタイミングを分析してマッカーサーの心理を読んだり、戦闘の部分では前線の人々は本当に健闘していたことを感じました。ここで、日常でも分析は出来るし自然とやっていることだという話になりました。営業や取材でも相手を分析することでよりよい活動が出来ます。戦略がダメだったら戦闘では取り戻せませんが、戦闘も戦略における重要な要素です。自分の日常の分析の仕方を考え直すきっかけとなるような今回のBCでした。

(畑井)




まいまい:私も、日本軍がルソン島での戦いなどで、日本軍は鉄量に劣っているのにも関わらず粘ったというのが印象に残っています感動 同じ鉄量を持っていたらどっちが勝っていたんでしょうね でも、鉄量もその国の実力なので戦略の大切さが分かりますピストル

また、取材などでも分析を使うということで・・・ 企業の方が喜んで取材を受けてくれるようなそんな取材にしたいですね頑張る


リンゴ 4

堀さんの、情報を深めていく姿勢について話しました。

堀さんが大切にしていることで、『特殊性と普遍性を区別すること』とありましたが、それを区別するにはどうすればいいか?と考えると、順番があることがわかります。


1、統計となるまでのデータや実例の蓄積(今までの爆撃はどうだったか、と情報収集)

2、どのような基準で普遍かを判断する(爆撃の仕方で見ていく、と決める)

3、その基準において、データがどう特殊なのかを示す(今回の爆撃はサイパン型だ、と判断する)


基準を明らかにして特殊性を示すことで、論点が明らかになりますし、このような篩をかけてダイヤを探す姿勢は、個人の情報収集以上に多くの情報を突き合わせる会議のときなど、意見を他人と共有するときに特に肝要と思います。

それをバランスよく説明できたからこそ、山下大将の信頼を得る専門家と認められたのだと思います。前回の文献も相まって、専門家、職人として生きることのすごさを認識した時間となりました。

(寺尾)





まいまい:なるほど・・・普遍と特殊かを基準から見極めるといういことですねニコ

そもそも基準が分かっていないと、何が普遍で何が特殊かも分からないですもんねキラッ これまで、私はみんなで話し合いをするときとかに考えたことなかったので、これから会議などある時はまずは基準が何かというのを見ていこうと思いましたわーい修正ばいばい


リンゴ 5


5班

今回のBCでは、情報をいかに引き出し、処理していくのか話し合いました。本物の情報であるか、偽物の情報であるか、その判断をするためには、自身の知識、見識を高めるのはもちろんのこと、冷静に分析する経験が必要になってくると思います。ですから、何度も情報収集、分析を繰り返し、試行錯誤していく過程が必要です。つまり、本物を選択する目を養うことが大切です。また、情報収集では、些細な点に意識を持つことで、普段では、目に止まることのない身近な情報に気付くことができます。その小さな情報収集こそ、情報を篩にかけ、処理するときに役立つのではないでしょうか。だからこそ、日常生活から、「今、大事なことは何か」そんな問いを持ち、常識と言われていることにとらわれることなく、情報に触れ、本物を見抜ける目を養っていきましょう。


(市川)





まいまい:本物の情報に近づく為には、自分のふるいを磨き上げることが大切だと気づかされましたわーい 磨く為にはどんな些細なことでも、自分に関係あるものだと思ってふるいにかけてみることが大事ですねかお2 ついつい、自分には理解できそうもないなと感じると、ふるいにかけてみようともしなくなるんですが、そこを正してふるいにかけることで新たな発見やその情報の奥深さを知ることができます♥akn♥ 個人的には、近現代史勉強会がそうでした 最近、ちゃんとふるいにかけてみると発見が多くて・・・キラキラ☆これからも色んな情報をふるいにかけて自分のふるいをみがいていきたいですねウインクキラキラ