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2008.11.1(土) ビジネスカフェマラソン（BCM）Vol.12
「論語と算盤」(渋沢栄一著）立志と学問（後）
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☆｛１｝本日の一冊
☆｛２｝ペンチェック
☆｛３｝編集後記
☆｛４｝BC写真館
☆｛５｝論語と算盤スケジュール
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☆｛１｝本日の一冊
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「論語と算盤」（渋沢栄一著）
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/03568828
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こんにちは、西南学院大学４年、BC運営の諫山です
10月～12月のBCで取り上げる本「論語と算盤」の著者は、
経済人の立場から国家救済を唱え、日本資本主義の発展のために一
生を捧げた渋沢栄一さんです。
今回の範囲では、与えられた仕事に全力取り組むということ、大立
志と小立志との調和、守るべき価値観はどんなことがあっても守る
こと…
その中で
「自己の頭脳を冷静にし、しかる後自分の長所とするところ、短所
とするところを精細に比較考察し、その最も長ずる所に向って志を
定めるがよい」
という一文がありましたが、
頭脳を冷静にし、「自分の長所、短所を見極める作業」というのは
とても重要なことではないかと思います。
自分自身の経験からもとても大事だなと感じているところです。
私はサッカーを通して、
メンバーの性格、長所、短所など、それらを組み合わせて
行われる組織編成を見てきました。
シュートが上手い人もいれば、ドリブルが得意な人もいる、パスを
足もとにピタリと出せる人もいます。
メンバーの特性をしっかり見極めて、各ポジションに配置
し、強いチームを創り上げていく。
そういった営みの中で、自分の個性や、
強みを意識することはレギュラーになるためにも、
試合に勝つためにも必要なことでした。
仕事においては更にこういった意識が
必要になるのではないかと思います。
自分の強みとするところ、
弱みとするところを見極めるのは、
大事なことであると思います
（もちろん可能性を見限るという意味ではなく！）。
自分の長所は過大に認識し、
短所は隠すということがよくありがちですが、
それらを忍耐強く、
ありのままに見つめることが大事なことだと思いました。
来週も「論語と算盤」を読み込み、皆で理解を深めていきましょう
(^^)
※ビジネスカフェのスケジュールの方を最後に載せていますので、
確認の方、よろしくお願いします
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☆｛２｝気づきのペンチェック
（ごく主観的に大事だと思ったところを５つ抜粋）
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○木下藤吉郎は匹夫から起って、関白という大きな御馳走を食べた
、けれど彼は信長に養って貰ったのではない、自分で箸をとって食
べたのである、何か一と仕事しようとする者は自分で箸を取らなけ
れば駄目である。
○与えられた仕事にその時の全生命をかけてまじめにやりえぬ者は
、いわゆる功名利達の運を開くことはできない。
○自己の頭脳を冷静にし、しかる後自分の長所とするところ、短所
とするところを精細に比較考察し、その最も長ずる所に向って志を
定めるがよい、またそれと同時に、自分の境遇がその志を遂ぐるこ
とを許すや否やを深く考慮することも必要
○立志の要はよくおのれを知り、身のほどを考え、それに応じて適
当なる方針を決定する以外にはないのである
○自己の立脚地を見定ねばならぬ、すなわち自己の立場と他人の立
場とを、相対的に見ることを忘れてはならぬ。
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☆｛３｝編集後記
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現在、内定先の方で営業の仕事を行っているのですが、
ようやく、飛びこみ営業に慣れてきました。
しかし、ただ慣れただけです。
毎回１００件近く訪問していると、努力の仕方の大切さを考えさせられます。
ただ、数をこなすだけでは決してうまくいきません。
相手企業にとっては、同じような営業が毎日のように来ており、
「また営業か」とうんざりしている状態。
その際に大切なのは、相手の存在を意識し、
何が正しい努力なのかを考えることだと思います。
うんざりしている相手に対して同じようなアプローチをして、
数（訪問件数）だけこなすというのはまさに「労働価値説」
毎回言われたとおり１００件の営業をこなすというだけでは、
無駄な努力です。
（飛び込み営業というのはそれを非常に考えさせられます）
いかに、相手の存在を意識し、努力していけるか。これが今後の課題です♪
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☆｛４｝BC写真館
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☆｛５｝論語と算盤スケジュール
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11/8 …『常識と習慣』59p-84p
11/15…『仁義と富貴』85p-111p
11/22…『理想と迷信』112p-138p
11/29…『人格と修養』139p-171p
12/6 …『算盤と権利』172p-187p
12/13…『実業と士道』188p-212p
12/20…『教育と情誼』213p-233p
12/27…『成敗と運命』234p-250p
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