ではvol.1 に引き続き、ゼミの報告をNEW


まずは一分書評本

本日はQ大T中くん



紹介してくれたのは『考えるヒント3』(小林秀雄著)

みなさんは、生きるとは何か、美とは何かを考えたことがありますか?

という問いかけから始まったT中君の書評。


抽象的かつ答えを見出しにくいテーマに対し、どのように考え結論に至るのか。

「それらを考えるためのヒントがここに詰まっているのです!」

と、思わず歓声の上がる、セリフで締めてくれ、実に完璧な書評でした。


歴史の勉強に熱心で、なおかつ深い知識や理解力のあるT中君。


本の魅力をいかに端的にダイレクトに伝え、観客を魅了するか、

そんなスピーチ形体としても模範となるような書評でしたぱちぱち

ありがとうございました!


続いて3分スピーチ

本日はQ大N野くんが担当でした。


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タイトルは「千慮無感(せんりょむかん)」

かつて議員インターンシップに参加し、

そこでいただいたのが「千慮無感」というメッセージでした。

辞書にも載っていないこの言葉は、書いてくださったかの造語のようなのですが、

いただいた当初はあまり深い意味を考えていなかったそう。


その後就職活動でさまざまな苦労やつらさを経験し、再びこの言葉の意味に向き合いました。

「千慮」→たくさん悩むこと  「無感」→つらさがないこと


たとえつらくても、たくさん悩み考えれば、

いずれはそれを乗り越えられ、つらさはなくなる

そういう想いで作られた言葉に、N野君は共感したそうです。


またそこから悟ったのが「一度決めたことは突き進め!」ということ。

たとえ悩むことがあっても、悩みに悩んで突き進みさえすれば、必ずつらさを乗り越えられる、

そういう思いをもって過ごしていきたい、との素晴らしいプレゼンでした。


N野君は就職活動がきっかけでFUNと出会いました。

面接が立て続きに上手く行かなかった時に、

N野君は毎日FUNの面接練習に通って、内定を得ることが出来たそうです。


きっとその時の経験も重なって、千慮無感の意味、

決めたことは突き進むべきだ、ということを実感したのでしょう。

感慨深いスピーチをありがとうございました。



そして続いて5分プレゼン。

今日のプレゼンターは、S大学O蔵さん


そしてテーマは大好評 「忘れられない情景」 の最終回!!


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そして、『柔道から学んだ「自分を変える法」』

というタイトルでプレゼンをしてくれました。


多くの人が知っているように、O蔵さんは今空手を習っています。

そしてなんと中学生の時は「柔道」をやっていたのだそう。


引っ込み思案で人と話すのが苦手だった中学時代。

自分を変えたい、そして"精神的"に強くなりたい!、

そんな、なりたい自分に近づくために選んだ手段が、

「柔道」だったのです。


自ら道場を探し、そこでなりたい自分を演じていきました。

始めは演じていたものの、次第に自然になりたい自分に近づいていったのだそうです。


それらの経験を通し学んだのが、まず「型」から入る、ということ。

自分のだめな所が見えた時、まず理想の自分に型から入って演じていけば、

自然とその姿に近づける。


一つの武道を一心に極め、成し遂げてきたからこそ得られた結論だと思います。

話しぶりの落ち着きさも、その武道で培ってきた精神から来ていることを感じさせられました。


O蔵さんの姿を理想にし「型」から入って近づきたい、と思わせるようなプレゼンでした。

ありがとうございました。


それでは続きはvol3で。