【治療記録6】体の空腹か?心の空腹か? | 摂食障害を乗り越えて

摂食障害を乗り越えて

過食嘔吐に対し、2018年9月から対人関係療法を受け、ほぼ完治しました。治療記録、治療で学んだことと、ボディメイクの記録。


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普段の体の感覚を感じられるようになり、

次の課題は過食衝動がおきた時に

その正体を見極めることだった。

 

 

人によって過食衝動のときの感覚って

違うのかもしれないけど

 

私の場合は

「あ~食べたい食べたい食べたい…」

って頭に浮かぶ。

うずうずして居ても立ってもいられなくなる。

 

 

この衝動が起きた時に、まず

「この感覚は本当にお腹がすいているのか?

それとも心が満たされていないだけなのか?」

を観察してみた。

 

 

方法としては、胃の辺りの感覚を探る。

 

本当にお腹がすいているのなら、次に

「何が食べたいかな?

体が要求している食べ物は何だろう?」

 

って体に聞いて、体が求めているものを食べる。

本当の空腹なら、食べれば治まるはず。

 

 

 

でももし胃の感覚を探って、

「あれ?お腹がすいているわけではないな」

って思ったら。

 

それはきっと、心の飢餓。

何かが引き金となって、

心がモヤモヤしているはず。

 

 

今すぐに過食したくなるんだけど、

出来ればちょっと我慢してみる。

15分だけでもいいから。

 

こんな時こそ、チャンス。

 

この心のモヤモヤの原因はなんだろう?

って考えてみる。

 

 

お客さんから言われた一言?

痩せてきれいな友達に会ったこと?

子供につらく当たる母親の姿を見たこと?

鏡を見て、セルライトが気になったこと?

姑に子供がいないことを責められたこと?

(↑うちは子なし夫婦)

 

原因はひとつかもしれないし、

2~3個あるかもしれない。

 

そして、自分はその出来事でどう感じたのか。

 

イライラ、自己否定、恥ずかしさ、

無力感、孤独感、親に認められたい、

あの人に比べて自分はダメだ、

なんで私は普通になれないんだろう。

 

考えるだけではわからない場合は

ノートに書いて整理した。

 

 

過食したくなる時は、

強い感情に心が押しつぶされそうになっていた。

 

そうやって心を探っていくことで、

今までわけがわからなかった過食衝動の

原因がわかるようになってきた。

 

 

 

 

最初はうまくいかなくて

過食してしまうこともあった。

 

そういう時は、過食してOK。

すぐにうまく出来なくても大丈夫。

 

徐々にわかるようになると、

だんだんと楽しくなった。

 

「あー、自分はこんな風に感じてたんだ」

「だから食べたくなってたんだな~」って。

 

 

 

 

摂食障害の治療は、

本当の自分と出会っていく作業だ。

 

玉ねぎの皮をむくように

根気強く自分の心を見ていくと

中心にある、みずみずしく光り輝く玉のような

本当の気持ちにたどり着く。

 

 

本当の自分は、私が気付くのを

何十年も待っていてくれた。