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ぶっちーの自己啓発ブログ

自信のなかった男が自分らしい生き方を見つけるまでの物語。

 

 

自信がない人は一流になれる

 

という本を先日読みました。

 

 

まず率直な感想としては

 

「自信のない頃の自分に
 読ませてあげたかった・・・」

 

と思うくらい、自信がない人にとって
希望が持てる内容となっています。

 

 

まず要点としてはこんな感じです。

 

  • 自信と実力には相関関係がない
  • 自信がない人ほど自分を客観的に見られ、適切に努力できて成功する
  • 逆に自信があることは成功の邪魔になることがある

 

自信がないって一見ネガティブに思えますが、
実際はメリットもあって、
しかも成功には必要な要素だったりするんですね。

 

 

今回は本の内容や感想を書いていきます。

 

自信がない人は希望が持てる内容なので、
ぜひ読んでみてください。

 

 

自信と実力は相関関係がない

 

「自信があるから実力もある」

 

こう思う人も多いと思いますが、
この本によると自信と実力は相関関係がないそうです。

 

自信と実力の相関関係は0.3。

 

1に近づくほど相関関係が高くなり、
一般的には0.7以上の数値だと
相関関係があると言われています。

 

つまり、自信と実力には相関関係がなく、
仮に自信があっても実力があるとは限らないんです。

 

 

でも

 

「成功者ってみんな自信あるじゃん」

 

って思いますよね。

 

たしかにその通りです。

 

ただ、成功者は自信があるから
成功したわけではない
んですね。

 

つまり順序が逆なんです。

 

○実力をつけるから自信がつく
×自信があるから実力がつく

 

 

例えばイチロー選手って
野球に関しては自信もあって、
実力もすごいわけじゃないですか。

 

ただ、それって実力をつけてきたから、
自信も深まったんだと思うんですよ。

 

イチロー選手って小さい頃は

 

「プロ野球選手になる」

 

と周りに宣言したことで、
冷ややかな目で見られてたみたいですし、

 

ドラフトも1位ではない(4位でした)ですし、
大リーグに挑戦する時も

 

「あんな華奢な身体で大丈夫なのか?」

 

と冷ややかな目で見られてました。

 

 

逆境だらけの野球人生なので、
自信をなくす可能性だってあったと思います。

 

ただ、それでも実力をつけたからこそ、
本物の自信がついたんだと思うんです。

 

 

で、本書で言ってることも同じです。

 

「実力をつけて本物の自信をつけましょう」

 

だから大事なのは実力をつけることなんです。

 

自信がない人ほど自分を客観視できる

 

そして、実力をつけるには
実は自信がない人のほうが有利だったりします。

 

それは自信がない人は
自分のことを客観視できるから。

 

 

自信がないってことは自分の欠点も
素直に認められてるということです。

 

つまり、自分を客観視できてるので、
目標に対しても適切な努力ができ、
成功に向かうことができる
ってことです。

 

しかも、真面目にコツコツできるし、謙虚な姿勢なので、
周りも高く評価してくれます。

 

 

これは本の中でも実験データが紹介されていて、
自信がない人ほど努力できてテストの点数も高く、
第三者からの評価も高いみたいです。

 

 

で、面白いのが自信のある人。
いわゆる実力の伴わない自信家。

 

彼らは自信があるがゆえに、
こういった欠点があるんです。

 

  • 自分を客観視できないから、自分を高く見積もる
  • そのため準備や努力を怠る
  • 指摘を無視し、都合のいいことしか聞かない
  • 第三者からの評価も低い

 

本の中で実験データとともに
このように紹介されてました。

 

なかなかイタい人ですね(笑)

 

 

これ、トランプ元大統領が近いのかなと。
(トランプさんは実力がありますが)

 

肯定的なインタビュアーの質問だけ聞き、
逆に指摘してくるインタビュアーの質問は
ことごとく無視してましたよね。

 

まさに自信家の象徴のような出来事です。

 

 

そんな感じで、自信家の人は自分を客観視できないし、
他人からのアドバイスも無視するので、
成長の機会を失ってるんですね。

 

僕も自信がなかったからこそ努力ができた

 

ここで僕の話も少し。

 

僕はもともとは自信のない性格でした。

 

それがコンプレックスだったんですが、
だからこそ自分を客観視して努力できたんだなと
今となっては思います。

 

 

高校受験に失敗し、
自分はバカなんだと素直に認めたからこそ、
大学受験は本気で勉強し、
国立大学にも合格できました。

 

ビジネスをやった時も
自分には才能なんてないのはわかってたので、
師匠の言うことを素直に実践し、
その結果稼げるようにもなりました。

 

参考記事:成功するには自分を信じないこと。プライドを捨てたら収益が10倍になった話。

 

 

 

あと象徴的だったのが
バンドをやってた時のエピソード。

 

僕は20代の頃にバンドを始めたんですが、
その時、僕以外のメンバーはみんな経験者で
僕だけが初心者だったんですね。

 

当然、僕は自信がなかったので、
必死に練習しました。

 

それこそ、仕事から帰ったら
ずっとドラムを叩いているくらい。

 

とにかくメンバーに迷惑をかけないように
必死に練習していました。

 

その甲斐あって、
メンバーも驚くほどのスピードで成長しました。

 

 

ただ、逆にメンバーはと言うと、
自分たちが経験者だからなのか

 

「別に練習しなくても大丈夫っしょ」

 

みたいな自信満々なスタンスで、
練習をサボっていたんですね。

 

で、ライブ直前で合わせる時になっても
全然できてないという…

 

そんなプロ意識が欠けた状態だったので、
メンバーはお客さんからも
あまり評価されてない感じでしたね。

 

 

僕は一生懸命な姿がお客さんに伝わって

 

「ぶっちーの演奏良かったよ」

 

と言ってもらえることもあって嬉しかったんですが、
メンバーは特に何も言われてませんでした。

 

で、めちゃくちゃ僕のことを嫉妬してきました(笑)

 

 

なんかまさに今回の本と同じ内容だなと
あらためて思った出来事でしたね。

 

自信があることに潜む現状維持のリスク

 

ちなみに自信を持つことには
現状維持のリスクも含まれています。

 

どういうことか?

 

そもそも自信というのは
自分が経験してきたこと、
積み上げてきたことに対して
つくものです。

 

僕だったら学生の頃にやってたバドミントンは
当然自信がありますし、ビジネスだったら
身につけた知識やスキルは自信があります。

 

 

ただ、これらの自信はあくまで過去ベースです。

 

だから、自信のあることしかやらないのは
ずっと過去に縛られてるとも言え、
それ以上の成長は見込めないということ
です。

 

これが現状維持のリスクってことです。

 

 

なので、逆を言えば
自信がないということは
現状の外に向かって挑戦している証拠。

 

それは成長に向かっているので
素晴らしいことと言えます。

 

 

僕もスポーツやビジネスなど、
経験したことはそりゃ自信はありますよ。

 

でもまったく新しいこととなると、
自信なんてありません。

 

そういうものです。

 

でも、それは現状の外に向かって
成長しようとしてる証拠なので、
むしろいいことだと思ってます。

 

 

僕は新しい世界をもっと見たいです。

 

そのためには現状の外に向かって
成長することが必要なので、
今後も不安になることはあるでしょう。

 

でもそうやって成長を実感することが
人生を充実させると思いますし、
成長して新しい世界を見ることも
人生をより充実させると思ってます。

 

なので、自信がなく不安になることは
むしろ歓迎すべきことだと僕は思っています。

 

実力をつけて自信をつける

 

自信がないことによるメリットを
これまで話してきました。

 

自信がない人は希望が持てる内容だったと思います。

 

ただ、最後に大事なことなんですが、
最初は自信なんてなくていいんですが、
やはり行動して実力を高め、
自信を手に入れてく必要があります。

 

やはり自信がないと何かと損するので。

 

 

僕も自信がなかったのでわかるんですが、
自信がないとけっこう舐められます。

(しかも実力がない奴らに)

 

バンド内でも舐められましたし、
会社でも舐められていました。

 

めちゃくちゃ悔しかったです。

でも自信がないから言い返せくて
余計に悔しいという…

 

たぶん、自信がない人は
同じ経験ってあると思います。

 

 

でも、舐められっぱなしって
やっぱ悔しくないですか?

 

しかも実力がない奴らにですよ。

 

彼らは自分より弱そうな人を攻撃して、
偽りの自信を手にしてるだけなんです。

 

なので、そんな奴らに負けないよう、
しっかりと実力をつけ、本物の自信を
手にしてほしいなと僕は思います。

 

 

最初にも言いましたが、
自信があるから実力があるのではありません。

 

実力がつくから自信がつくのです。

 

自信がないのは素晴らしい長所です。

 

自分を客観視して努力ができるので、
コツコツ努力を積み重ねて
本物の自信を手に入れていきたいですね。

 

 

ということで今回は以上です!

 

 

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自信もなく自分難民だった過去からの脱却
⇒ ぶっちーのプロフィール記事

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会社で働いてる人の多くが悩むことの1つに

 

「仕事にやりがいを感じられない」

 

というものがあります。

 

僕もむかしは会社で働いてたので、
同じように悩んだ経験があります。

 

 

今回は同じように悩み、
その後、農家やネットビジネスなど、
様々な仕事を経験した僕がたどり着いた
「仕事のやりがい」の答えについて話していきます。

 

最初に結論ですが、
僕が思う仕事のやりがいというのは

 

「自分の価値を実感できること」

 

だと思っています。

 

逆を言えば、自分の価値を実感できないから、
仕事にやりがいを感じることができないんですね。

 

今回はその辺の内容を
僕の体験談なども交えて話していきます。

 

もし、いままさにやりがいを感じてないなら、
今回の記事は大事な気づきが得られるはずです。

 

ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 

やりがいを感じられない=自分の価値を実感できない

 

たぶん仕事のやりがいを感じられない人は

 

・いくら頑張っても評価されない…
・どうせ給料上がらないんでしょ
・ただただ与えられた仕事を淡々とこなすだけの退屈な毎日
・仕事がとにかくつまらない
・人間関係が上手くいかない

 

こういったことで悩んでると思います。

 

実際、僕も当時は同じように悩んでました。

 

 

で、どうしてやりがいを感じられないのが辛いのかと言うと、
結局は自分の価値を実感できないから
なんですね。

 

 

どういうことか?

 

例えば、

 

「いくら頑張っても評価されない」
「給料も上がらない」

 

と、僕も当時は不満に思ってたんですが、
それって裏を返せば、

 

「自分はいくら頑張っても認められない人間…」
「自分にはこれだけの価値しかない…」

 

と、自分に言ってしまってるのと
同じことだったんですね。

 

 

また、与えられた仕事を淡々とこなすだけ…
という悩みもあったんですが、それも結局は

 

「自分は与えれた仕事しかできない人間」
「自分にはそれしか選択肢がない人間」

 

みたいな感じで、自分の価値を
低く見積もってしまってるのと同じだったんです。

 

 

そして、人間関係の悩みも

「自分の人生が上手くいってない」

という方向に考えてしまう。

 

 

こんな感じで、仕事のあらゆる悩みが自分を責め、
自分の価値を低く見積もってしまう。

 

その結果、自分の価値を実感できなくなる
ということが起こっていたんです。

 

だから、

 

「やりがいを感じられない=自分の価値を実感できない」

 

という結論に至ったわけですね。

 

逆にやりがいを感じる瞬間は実はあった

 

会社の仕事にやりがいを感じられなかった僕ですが、
唯一やりがいを感じた瞬間は実はありました。

 

それは僕が会社に入って1年目のことです。

 

その時にとあるプロジェクトを任されたんですが、
その時だけはやりがいを感じていました。

 

 

どうすれば効率的に現場が流れるか考えたり、
どうすればいい製品が作れるようになるかを考えたり。

 

途中たくさんの不良品を出してしまい、
心が折れそうにもなりましたが、
それでも諦めずに試行錯誤しながら
完成を目指して進めていく。

 

頭を使いながら自分から進んで仕事をやるのが
とにかく楽しかったんですね。

 

そして、最終的には自分の力で製品を完成させ、
生産ラインを完成させた時は
本当に充実感にあふれていました。

 

 

この経験からわかるのは、
自分から進んでやる仕事のほうが
自分の価値を感じることができて
やりがいを感じられる
ということ。

 

自分から進んで仕事をするのは

 

「自分で積極的に動いている」
「自分で進んで人生の選択をしている」

 

と充実感が得られるものです。

 

そして、それが

「自分は価値ある人間だ」

と思うきっかけにもなります。

 

 

逆に与えられたことをやるだけでは、

 

「自分の人生を自分で選択してない」
「与えられたことしか自分には選択肢がない」

 

といった気持になってしまい、
自分の価値を見出せなくなってしまうと思うんです。

 

 

だから、結局のところ
自分から進んで仕事をすることによって
自分の価値を実感でき、
やりがいも感じられるようになる。

 

というのが、
僕がたどり着いた答えです。

 

やりがいを感じるには?

 

で、仕事にやりがいを感じられないという人は
まずは小さなところからでいいので、
自分からやるという意識を持つといいです。

 

普段やらされてるなって思う仕事でも、
自分からやるって意識をほんの少しでも持てば、
少しは楽しみを見つけられるはずです。

 

例えば、毎日のルーチンワークがあるなら、

「あと5分だけ早く終わらせるにはどうすればいいか?」

を考えてみるとか。

 

これだけでも、自分から進んでやってる意識が芽生えるので、
少しはやりがいを感じられるはずです。

 

 

いつもより1つ多くこなせないか?とか
いつもより10分早く帰るには?とか、
ほんのささいなことでもいいんです。

 

その意識だけでも
ただ与えられた仕事をこなすよりは
やりがいを感じられるはずです。

 

それでもやりがいが感じられないなら?

 

「そうは言っても、やりがいなんて感じられない…」

 

こんな声も聞こえてきそうですね。

 

そんな方におすすめなのが
自分でビジネスをすることです。

 

 

ビジネスって言っても難しいことはなくて、
僕がやってるようにブログを書いたりするだけです。

 

ブログを書いて、
商品を紹介して買ってもらう。

 

シンプルにこれだけです。

 

店舗を構えるわけではないので、
コストもほとんどかかりません。

(月に1,000円ほど)

 

 

しかも会社員の副業としてやっている人も多く、
月20~30万円稼ぐ人もたくさんいますし、
100万円以上を稼ぐ人も普通にいます。

(会社が副業みたいな人もけっこう多い)

 

 

そして、ビジネスをやると
ワクワクできると思いますし、
やりがいも感じられるはずです。

 

僕自身がそうでしたので。

 

それまで与えられた仕事をこなすだけの
退屈な毎日を送っていた僕ですが、
副業と出会ったことで本当に毎日が
ワクワクするようになったんですね。

 

(当時のエピソードはこちら。)

 

 

 

・自分から進んで取り組んでる感覚
・自分がやったことに対して得られる報酬
・報酬を得ることで実感できる、誰かの役に立ったという感覚

 

ビジネスをやっていると
こういった充実感が得られます。

 

 

で、さっきも言ったんですが、
やりがいがなくて辛いのは
自分の価値を実感できないからなんですね。

 

でもビジネスをやるってことは

 

自分から進んで仕事をすることであり、
自分の人生を自分で選択することであり、
自分の発信が誰かの役に立つことです。

 

ビジネスをやることすべてか
自分の価値を感じられることにつながる
んです。

 

 

会社で働いてると
自分が会社の歯車の一部のような感覚がして、
自分の価値をなかなか見出せないと思います。

 

だからこそ、僕はビジネスをおすすめしています。

 

 

もし仕事にやりがいを感じられないのであれば、
ぜひビジネスに挑戦してほしいなと思います。

 

ちなみにビジネスを学びたい方は
メルマガも用意してますので、
そちらで学んでみてください。

 

それでは!

 

 

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自信もなく自分難民だった過去からの脱却
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今回は僕が人生で一番どん底だった頃の
話をしていきます。

 

なぜこんな話をするのかと言うと、
同じような経験をされてる方にとって
少しでも励みになればと思ってるからです。

 

 

僕は副業詐欺に遭い、
170万円を失いましたし、
民事裁判も経験して、
当時は精神的にもかなり参っていました。

 

ただ、そんな僕も
いまこうしてブログを書いたりして
情報発信できるまで立ち直りました。

 

そんな経験から、
同じように苦しんでる人が
少しでも気持ちが楽になればと思い、
今回は書いていきます。

 

 

副業との出会い

 

僕が副業詐欺に遭ったのは
いまから10年くらい前。

 

会社で働いてた頃のことです。

 

 

自宅と会社をただ行き来するだけの日々。

 

そんな単調な毎日の繰り返しに

 

「このままの自分で本当にいいのか?」

 

と、漠然とした不安を抱え、
僕はネットでいろいろと情報収集し、
副業というものに出会いました。

 

 

そこでSNSを通じて
副業で稼いでるNさんという人と繋がり、
後日、会うことになったんですね。

 

そして、当日、
居酒屋でお酒を飲みながら、
Nさんから副業のことをいろいろ聞きました。

 

・大金を稼ぐことは難しいけど、
 週に2~3万円ならコツコツ稼げること

・時間がないサラリーマンでもできること

・自宅にいながらできること

 

僕はテンションが上がりました。

 

退屈な毎日を送ってたので、
お金を稼ぐ未来をリアルに想像して
ワクワクしたんだと思います。

 

 

そして後日、再びNさんと会い、
Nさんから投資ソフトを買うことになります。

 

その額なんと60万円。

 

「高っ!!!」

 

一瞬、やめようかと思ったんですが、
それでも人生を変えたいという気持ちと
稼げる未来をイメージしてワクワクし、
そのソフトを購入してしまいました。

 

 

しかし、そのソフトが
詐欺投資ソフトだったんですね。。

 

170万円失い、どん底を経験

 

家に帰りさっそく
ソフトをパソコンにインストール。

 

早まる気持ちを抑えて、
資産運用を開始。

 

しかし・・・

 

詐欺投資ソフトなので
当然稼げるはずもありません。

 

50万円を突っ込んで資産運用したんですが、
そのお金がみるみるうちに減っていきます。

 

「本当に大丈夫なのかな…?」

 

不安になってNさんに連絡するも

「そのまま続けて大丈夫」

とのこと。

 

 

その言葉に安心して
資産運用を続けたんですが、
それでもお金は減っていきます。

 

30万円、20万円…

 

50万円あったお金が
気づけば10万円にまで減っていました。

 

 

「さすがにこれはおかしい」

 

そう思ってNさんに連絡すると

 

「今度会うことできる?」
「会った時に原因分析してみよう」

 

そう言われました。

 

 

しかし・・・

 

その後、Nさんとは
結局会うことができませんでした。

 

 

その時ですね。

 

自分が騙されたと気づいたのは。

 

 

ただ、僕は

 

「きっと何かの間違いだ」
「自分が騙されるはずなんて」

 

と、わずかな希望を求め、
ネットでひたすら情報を調べました。

 

でも調べれば調べるほど、
自分が騙されてたという事実を
突き付けられます。

 

 

その時はいろんな感情が
渦巻いていました。

 

・自分への怒り

・騙した奴らへの怒り

・騙された自分を認めたくない気持ち

・でも認めざるを得ない事実がそこにある悔しさ

 

やり場のない怒りを感じるのと同時に
自分の馬鹿さ加減に
情けない気持ちでいっぱいになりました…

 

 

その後、なんとか事件を解決しようと
探偵を雇ったりもしました。

 

そして、民事裁判も経験。

 

裁判所にも足を運んだわけですが、
裁判所にいる自分を客観的に見て

 

「自分は何でこんなとこにいるんだろう…?」

 

と、ただただ虚しい気持ちになりました。

 

 

最終的には示談という形で
20万円は戻ってきましたが、

 

投資ソフト代、資産運用にあてたお金、
探偵を雇ったお金などを合わせると、
170万円のマイナスとなってしまいました。。

 

 

詐欺の被害に遭ってから
裁判が終わるまでにかかった期間は1年。

 

とにかく精神的に参ってたので、
裁判が終わった時は

 

「やっと終わった…」

 

と気持ちがスッと軽くなりました。

 

ただ、170万円を失ったことや、
裁判で精神をすり減らしたことで
当時は精神的にどん底の状態でした。

 

それでも人は立ち直れる

 

ただ、それでも人は立ち直れるものです。

 

もちろんすぐには立ち直れませんでしたよ。

 

「時間が解決してくれる」
「詐欺に遭ったのは勉強代だと思えばいい」

 

みたいなことがネットに書いてありますが、
そんなの当時の僕には受け入れられませんでした。

 

辛いものは辛かったし、
騙した奴らが本当に憎かった。

 

僕が民事裁判で苦しんでる間に
騙した奴らは被害者から巻き上げたお金で
悠々自適に毎日を楽しんでる。

 

それを想像するたびに
怒りがこみ上げてきました。

 

 

だから当時はとにかく発散しました。

 

週末になると毎週のように
会社の人を誘ってボウリングに行ったり、

 

ストレス解消のために
会社帰りに毎日コンビニに寄り、
弁当、お菓子、ビールを買って
暴飲暴食の限りをつくしました。

(まるまる太りました…)

 

あとは一人ドライブに行って
温泉に浸かってきたり。

 

他にも友達を誘ってご飯に行ったり、
カラオケに行って8時間ぶっ続けで
歌いまくって発散したこともあります。

(履歴100件が全部埋まりました)

 

 

そうやってやり場のない怒りを発散しまくった結果、
いつしか詐欺によってできた心のキズも
少しずつ癒えていったんですね。

 

 

と同時に、友達の存在のありがたさにも
気づくことができました。

 

当時は本当に辛く、

 

「自分はなんてついてないんだ…」

 

と、ずっと思ってましたが、
そんな僕にもストレス発散に
付き合ってくれる友達がいる。

 

身近なところに大事な仲間がいる。
それだけでも幸せなことなんだな。

 

ということに気づくことができたんですね。

 

 

そういった小さな幸せに気づくことができ、
少しずつ精神を回復させてくことができました。

 

辛いときは無理しなくていい

 

以上が僕の昔の話でした。

 

僕と同じように詐欺に遭って
いままさに人生のどん底という人は
レアかもしれません。

 

ただ、もし同じように辛い状況にいる人が
この記事を読んでくれてるなら、

 

僕からのアドバイスとしては、
辛いときは無理しなくていいということです。

 

 

よくネットの掲示板とかでは
詐欺に遭った人の悩みに対して

 

「時間が解決してくれる」
「勉強代になったと思いましょう」

 

みたいなことを言ってる人がいますが、
僕からしたらハッキリ言って無責任な人たちです。

 

たぶん、そう言ってる人って
辛い経験をしてないんでしょうね。

 

 

辛いときにそんなポジティブに
考える余裕なんてありません。

 

辛いものは辛いんです。

 

だから無理にポジティブになる必要なんてない。

 

その時の感情をそのまま受け入れればいいんです。

 

 

お金を騙し取った奴らが憎いなら、
憎いって思ったっていいんです。

 

それは悪いのは騙した奴なんですから。

 

自分の感情に蓋をして、
無理にポジティブを演じる必要なんてないんです。

 

 

ムカつくなら友達と一緒に
ストレス発散をしてもいいでしょう。

 

「いまは人と会うのも辛い…」

 

というのであれば、
家でゆっくり泣ける映画でも
観ればいいのです。

 

 

「時間が解決してくれる」

 

これってたしかにそうなんですが、
どん底の人にとって
そう考える余裕なんてないはずです。

 

だから、いまが辛いなら
まずはその気持ちに浸ってみてください。

 

そうすれば、いずれ時間が解決してくれます。

 

 

僕も

 

「時間が解決してくれる」
「勉強代になったと思いましょう」

 

なんて言葉は当時は受け入れられませんでした。

 

でも10年経ったいまは
詐欺の経験も貴重な財産になっています。

 

騙されたからこそ、
それ以降は怪しい情報に騙されなくなりましたし、

 

当時、思い切って行動した経験のおかげで、
その後も思いきった挑戦ができましたし、
いまもこうしてビジネスなどに挑戦しています。

 

当時は自分を変えようと
一生懸命がんばってたんだな。

 

そう、自分を認めてあげられるようになりました。

 

だから、もし僕と同じような経験をされた人も
そうやって行動を起こしたこと自体が
実は素晴らしいことなんだと認めてあげてください。

 

そもそも大抵の人はビビッて行動できませんからね。

行動するだけでも凄いことなんです。

 

 

もちろんいまはそう思えなくて、
時間が解決してくれることもあります。

 

それまでは自分の感情に
素直になってみてください。

 

 

ということで、今回の話が
同じように悩む人の励みになれば嬉しいです。

 

それでは!

 

 

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自信もなく自分難民だった過去からの脱却
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