タカコ姉さん。


子供の頃は、少し怖い存在でした。


物心ついた頃には、お仏壇の中に写真が飾られていて、

月命日・命日・お盆などには供物して手を合わせる。

観音開きに開いた黒ぶちの仏壇扉とともに、怖い空間でした。


今思うと、地獄少女。。。みたいなイメージっていうんでしょうかね

(違いますかね;)


成人以後、兄に話を聞いてから少しイメージが変わりました。

私が子供を持ったことも大きく影響していると思いますが。


母は、大層タカコ姉さんに厳しかったそうです。

いじめていた・・・風に見えたそうです。

兄はすでに小学生だったので、記憶にあるんですね。


「おむつがはずれなかった」というのも、享年4歳なので

はずれなくても、異常ではない年齢ですよね、今は。


「昔は確かに早くはずれる」というのは一般的だったかもしれませんがね。


「おしっこ~」と私が言うと、母は「庭でしておいで!」と言ったものです。


勝手に外で済ませちゃうから、いちいち子供の用足しに親がついていくことはない。

今のお母さんは本当に1日中子供の世話に追われているので、

大違いですね。


私も兄も手もかからずに早くオムツは外れたので

「見たことない」子だったのかもしれません。


タカコ姉さんが3歳位の時に私が生まれているので、

母は育児ノイローゼ気味だったのかもしれないですね。


「根なしくさ子はとっても手のかからない子だった」


と私の子供たちを可愛がりながら母はよく言います。


兄が小学校から帰ると、私の世話は兄がする。

日中は1人で遊んでくれる。

そりゃぁ手はかからんさ(-▽-);


母に家の中で遊んでもらった記憶はありませんし、

一緒に公園に連れて行ってもらった記憶もありません。

3歳位から、ある程度の範囲に限られますが

1人で庭や近所の公園に遊びに行ったものです。


同じような子は沢山いた時代の話です。


こう考えると、今のお母さん・・本当に育児漬けですねしょぼん