松戸市9月議会において「テレビ電話を活用した代理電話サービスの早期導入実現」を松戸市に要望しました。

下記、議事録転載です。
松戸市も早く導入しよう!

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そもそもテレビ電話を活用した電話リレーサービスがどんなものかを簡単に説明しますと、電話リレーサービスとは、耳が聞こえない、あるいは言葉が不自由などの理由で電話コミュニケーションが困難な利用者のために人間のオペレーターが介在して即時双方向の会話を文字や手話などで中継支援する福祉情報サービスです。

平成24年9月議会から定期的に、このテレビ電話を活用した代理電話サービスを松戸市でも導入できないものか要望してきました。これまでの要望のなかで、日本財団・航空会社のANAグループ・長崎県佐世保市・JR東日本・ソフトバンクが既にテレビ電話を活用した代理電話サービスを始めていることをご紹介しました。

そして、直近では、佐賀県嬉野市と東京都世田谷区がテレビ電話を活用した代理電話サービスの導入を始めたと報道がありました。ますます、テレビ電話を活用した代理電話サービスが普及し始めています。松戸市担当課におかれましては、先進自治体である佐世保市・嬉野市・世田谷区の取組みを研究して頂き、早期に松戸市でも導入できるように引き続き努力頂きたいと要望します。

最後に、2011年8月に成立した「改正障害者基本法」では、「全ての障がい者は可能な限り言語(手話を含む)その他の意思疎通のための手段について選択の機会が確保される」と明記されています。この改正法に基づき松戸市は率先して、従来の電話・FAX・メールに加えて、テレビ電話を導入し「電話リレーサービスの普及促進」にむけて責任を果たすべきと申し添えます。