今回のブログでは、『広報いずみ5月号』に特集記事として掲載されている『子育て施策』について、ご紹介いたします。


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和泉市においては、今年度の重点事業の一つとして、≪子育て環境の充実≫を掲げています。


また、本市は、全国的には出生率が減少している中、その減少率が府内で最も少ない市であり、『子育てのしやすいまちランキング』においては、府内で第1位・全国で第18位となっています。

その結果、人口の増加率が府内でトップクラスとなっており、市としても、子育て層に特化した施策展開を実施しているため、それが更なる人口増加に繋がるという好循環を生んでいます。



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ここで、今年度の新規・拡充施策やこれまでの施策のうち、主なものは以下のとおりです。


■子ども医療費助成(通院)の対象を小学6年生まで拡大
 通院時の医療費の上限を1回あたり500円、月2日までとするもので、3日目以降は医療費の負担がない、という制度です。つまり、小学生であれば1ヶ月に何日通院されても、1000円以内の負担で済むことになります。歯科も同様です。


■留守家庭児童会(仲よしクラブ)の対象年齢を小学6年生まで拡大
 これまでは小学3年生までを預かり対象としていましたが、夏休みを目途に小学6年生まで拡大されます。


■幼稚園及び認定こども園に市独自の支援
 当園に支援を行い、保育料の保護者負担を軽減するものです。


■特定不妊治療の助成
 府の特定不妊治療費助成の承認対象者に、5万円を上限に上乗せ助成をするものです。これは、全国的にも数少ない優れた制度です。


これらが、広報いずみに掲載されたものですが、これら以外にも、本市では、『和泉市 こども・子育て応援プラン』を策定し、子育てのしやすい環境づくりに取り組んでいます。


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このプランでは、待機児童の解消や地域での子育て環境の充実、障がいのある子どもに対する支援の充実などが掲げられており、以下のようにすでに実施されている施策もあります。





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待機児童解消のため、今年4月にオープンした『はつがの国際保育園』です。




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緑ケ丘自治会館で実施されている『緑ケ丘子育てサロングリーンアップル』。同自治会のボランティアさんによって運営されています。4月9日に見学をさせていただきました。





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こちらは、現在、はつが野において建設中の『児童発達支援センター』です。



このように本市では、民間の方々のご協力もいただきながら、子育て層に特化した施策展開を着実に実施しており、私の元にも保護者の方から喜びの声が寄せられていますが、本市が、将来に亘って持続的な発展を遂げていくためには、今後も引き続き、子育て支援と定住促進に取り組んでいく必要があります。


私自身としては、【子ども医療費助成(通院)の対象年齢の更なる拡大】や【受験生へのインフルエンザ予防接種の無償化】を実現していただきたいと考えています。


前者については、市長公約でもあるため実現の可能性が高いと推察していますが、後者については、過去の議会で要望しましたが、未だ俎上に載っていないのが現状です。


しかし、実際、昨年度にはインフルエンザの集団感染による学年閉鎖も発生し、私の息子が通う中学校では定期テストが延期されるという事態にまで陥りました。これは、たまたま中学1年生で起こったものですが、仮に、中学3年生の冬に起こったとすれば・・・(悲)。


「各自で予防接種を受診すべき=自己責任」といえば、それまでかも知れませんが、各家庭において様々な経済事情があることも事実です。


すべての生徒が万全の体調で受験に挑めることができるよう、ぜひ、実現していきたいものです。