2009/05/07

4月4日(土)~6日(月)


ご入学おめでとうございます。

それぞれの入学式で思うこと


新年度を迎えた4月。数校の入学式にお招きいただきました。

会場では、不安と期待を抱いた新入学生か緊張の中でしっかりと

式に臨んでいる姿が大変印象的でした。


44()・星槎(せいさ)中学高等学校


この学校の前身はフリースクール。18年前に

「LD児の自立を支える親の会」により開校。

不登校や身体にハンディキャップのある子供、自閉症やLD(学習障害)

子供たちが通う学校です。

5年前に教育特区の認定を受け、県知事より中学校としての認可がおり、

平成17年に星槎中学校が開校。翌年、星槎高等学校が同敷地内に続いて

開校し現在に至っています。

一方で、学校教育法の一部改正(平成19)により、

小中学校の特殊学級は「特別支援学級」となり、

発達障害などの子供たちも支援されることになり、

そうした中で星槎中学高等学校は私学の特別支援学校として、

生徒一人ひとりの発達の特性を活かし、個別指導計画を作成して

子供たちの居場所を創り続けています。

私は、今後もこうした学校の設置は重要な課題と捉え、

行政も積極的に検討すべきであると思います。


45()・横浜市立横浜サイェンスフロンティア高等学校

 

県内初の理数科高校として新たに開校。5.21(前期選抜)という

難関を突破して1期生(男子169名・女子68)が入学しました。


式典ではノーベル物理学賞受賞の小柴昌俊氏の祝辞に新入生たちが

真剣なまなざしで聞き入っていました。

生徒たちには将来、国内外で大いに活躍していただきたいと思いますし、

こうした学校の開校により理数科を目指す子供たちが増えることを

期待しています。


46()・横浜市立浜中学校


私が在学中は、1学年14クラスというマンモス校で、スポーツなど

部活動が盛んに行なわれていました。

当日は、地域から大勢の来賓(生徒たちの応援団)が駆けつけ、

祝福している光景を見て、学校と地域との連携は、

今後ますます重要になると実感しました。また、

PTA会長の「うそをつかない、いいわけをしない」

とのご挨拶には大変共感を覚え、

後輩たちにはしっかりとそのことを守って、

素晴らしい「浜中生活」を送って欲しいと願うところです。