スタジオジブリ映画大好き人間です。昨夜2度目でしたが、何か吸い寄せられるようにして「火垂るの墓」を再度見ました。


火垂るの墓



前回はそこまで印象に残らなかったのに、今回は新たな発見がありました。こちらの蓄音機で流れる音楽、イギリス民謡の「埴生の宿(はにゅうのやど)」です。幼い妹、節子の火葬前に、兄、清太が節子を回想するシーンで使われていました。



郷愁を誘う旋律に乗せて英語の歌詞、というところが流石ジブリ映画のセンスが光るところですが、特に「Home home, sweet sweet home」と歌う部分が、幼くして戦争で両親と家をいっぺんに失い、兄妹2人きりで戦禍を耐え生きようとしたストーリーなだけに、グッときます。



しかも「埴生」とは土の上にむしろを敷いて寝るような粗末な小屋という意味で、まさに節子と清太が暮らしていた小屋のことです。原題の「Home Sweet Home」に、邦題「埴生の宿」で、このストーリー。上手く合致しています。



「埴生の宿」は私が幼かった頃に私の父方の祖母が足踏みオルガンでよく弾いていた曲でした。左手の伴奏は祖母お得意のドソミソドソミソだったなァーニコニコ

懐かしいなァー。



映画を見た後に、今度は母方の祖母の川崎大空襲の話を思い出していました。当時、川崎に住んでいた祖父母はアメリカ軍による無差別爆撃で、家がなくなり、家族バラバラになってしまったこと。鍋を叩きながら焼け野原を歩き回り、祖父の名前を大声で何度も呼びながら祖父を探したこと、防空頭巾を被った母をおんぶして、火の手が上がる中を走り逃げたこと、など。



この映画の中の節子と清太が、親戚の家を追い出され、貧しい小屋で暮らしつつ最後には栄養失調で亡くなっていくのを見て、よく祖父母も苦しい戦時下を乗り切って、私に命を繋いでくれたなぁ、と感無量になりました。



と同時に、今なかなか思い通りに動かない音楽プロジェクトがあるのですが「そんなの、大した問題じゃないじゃない?こうして食べるものにも困らず、元気に暮らせて、夜はちゃんとシャワーを浴びて、温かいお布団に眠れるんだから」と少し反省しましたキョロキョロ



自分にないものを外に求めてばかりになっていて、エネルギー枯渇状態になっていたかな?でも本当は自分が満たされるために必要なものは自分の中に既に全て持っているのかもしれません。



やはり映画から学ぶことは多いですねおねがい

「映画はいろいろなことを教えてくれるね」と日曜洋画劇場の淀川長治さんもそう言ってましたね。


淀川さんの「さよなら、さよなら、さよなら」大好きでした。


それでは、さよなら さよなら さよなら!