ボクらは・・・
ないがしろにしてきたこと
ホントに忠誠心を大事にしてきただろうか?
忠誠心とは「忠実で正直なココロ」。
ニホン人は比較的「まごころ」や「誠実さ」というものを大事にしてきた方だとは思うよ。
現在でも多くのニホン人がそりゃそうだと思っていることだろう。
誰かを献身的に支え、忠実に任務に取り組み、命令や指示には忠実に従ってきたと考えているニホン人は決して少なくないだろう。
でもさ、それってホントにそうだろうか?
ボクらは献身的で忠実で真面目で必死に何かに取り組んできただろうか?
たしかに他民族と比べれば命令や指示には従ってきた方だとは思うけど、
それも実際は正しいことなのだろうか?
ボクらは今ここでこれまでのことをシッカリと振り返った方が良いだろう。
ジブンたちが取ってきたスタンス、大体の場合はその見た目に騙される。
他者を騙すし、ジブン自身をも騙してしまうんだ。
ボクらが持っている自己像というのは、大抵の場合間違っているってこと。
献身的に見えるのは、他者から非難されないため。
忠実、真面目なのは、それが利得につながるから。
命令や指示に従うのは、面倒事を避けるため。
本質はそういうこと
であるにも関わらず、その真実を見ず、自らをも騙して生きていく・・・
こんなことで何か大事なことが分かるはずはないんだよね。