ボクらには・・・
言霊
とても大事にしているとは・・・
思えないことがたくさんある。
その中のひとつが言葉だよね。
言霊などとは一切関係のない
軽く薄い言葉がこの世を支配
し、詩人が謳い上げる言葉より何段も低い階層でボクらの言葉は暴れ回っている。
そんなことで良いのかどうかすら考えないほど、ボクらの言葉は大体の場合無自覚に垂れ流され、ほぼ振り返られることのないまま暗闇へと消えていっているんだ。
そんなことで良いワケはないんだけど、ボクらはほとんど気にかけていないんじゃないかな?
メールで済まされるような書き言葉にしても、テキストなしで発せられる話し言葉にしても、今現在そこに
霊が宿るような言葉は99%以上ない
と言って良いだろう。
それだけボクらの精神が薄く軽く空虚になってしまったってこと。
ボクらはそのことをここから引き出す必要がある。
そうでないと、ますますボクらは意味のほぼない虚しい言葉を紡いで、この世に害毒を引き継いでいく存在となるんだよ。
それはイヤでしょ?