第3698の解体ールールは必要か? その4 | 世界解体

世界解体

知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

どんなことが起きても全責任を負う気概があるなら・・・

ルールは必要か?

ルールに従う必要はない。

でもね、そんなニンゲンはザンネンながらほとんどいないよね。
ボクらは民族としてのしきたりの中で、国に守られ、会社に保護され、家庭に
甘えて、宗教にすがって生きているんだ。

ほとんどジブンひとりでは立っていられないぐらいヨボヨボの足で、守られな
がら不平不満を口にして、おのれの不幸をまくしたて、呪詛の言葉を吐きなが
ら生きているデクノボウなんだよ。

もちろん、恣意的に運用されるルールの悪辣さを感じ取ることも必要だろうし、
そんなルールに従わないならどうすればいいのかを冷めた意識で考えることだ
って必要だ。ルールがすべて正しいなんてことは金輪際ないけど、ジブンたち
が安穏と享受する恩恵についても同時に考えることなしに、ただただ部分的な
ことに対して過剰に反応しているなら、それは片手落ちと言うしかないんだ。

いつまでも

甘えてないでジブンひとりで立つこと

だね。

そうすれば違った景色が見えてくるはず。
ニンゲンが作ったものに不具合があるのは当然のことだし、そのことはジブン
という不完全この上ないニンゲンを見れば直ちに了解出来るよね。

ヨノナカにはダメダメなことが多いし、もっと深くセカイを知れば、「こんな
バカなことがあるか!」と絶叫したくなるほどの悪が蔓延している。でもね、

ボクらはここで生きるしかない

んだ。たとえそれが呪いのようなものだとしても、他のセカイに逃げることは
出来ない。

不完全なルール、一部の特権階級による恣意的な運用、時として訪れる「その
他大勢のニンゲン」がその犠牲となる瞬間、それでも変革は遅々として進まな
い現状・・・

ありとあらゆる不具合に憤り、泣き叫び、気が狂っているようでは勿体ない。
たとえどんなおぞましいセカイでも、ボクらはここに生まれ、生きているんだ、
死ぬまでね。

大事なことはただ一つ。
どうあろうが全責任を引き受ける覚悟を持ちつつ、自らの足で立ち、懸命に生
きること。

生まれ生きて死ぬ

これこそがただひとつのルール。
それ以外のルールに従うことはない。
ただね、そこまで行けば、それ以下のルールなど従うも従わないもないんだ。
そこまで行けば良いんだよ。

生活保護の不正受給も、尖閣諸島も竹島もどうってことはない。
不倫は悪という認識も、会社の基本理念も、宗教上のタブーもどれほどのもの
でもないんだよ。

そこまで行く?
本気で行けるかい?