第2596の解体ー黙ること | 世界解体

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知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
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意外にムズカシイ?

黙ること

実はホントにムズカシイんだよね。

ボクらはモノを言わなければ黙ってると思いがちだけど、これって
ケッコウ奥深いんだよね。「黙る」とは単純には「物を言わない」
「主張しない」ということなんだけど、そういった外面のみに留ま
らず、「一切の思慮分別を断ずる」というところまで行って初めて
黙るということの本質が生まれてくるんだよ。

一切の思慮分別を断ずる、つまり、浅い思いや考えそのすべてを一
度棚上げにして無心になるということは凡人のボクらにはそうたや
すいことじゃないよね。ボクらは喋っていようが黙っていようが

ココロの中は荒れ狂ってる

んだよ。そこまで力強くない場合は、ココロの中は千々に乱れてい
るとでも言えば良いかな。

どちらにしてもボクらはジブン自身の浅はかな考え、分別に翻弄さ
れ、さもそれがとても重要な境地であるかのように振る舞うよね。
ホントの意味でジブンは愚かなんだと思うことはムズカシイんだよ。

だからこそ、おバカでないはずのジブンを特別扱いし、一端の能書
きを垂れようが、利いた風な口をきこうが、お説教のひとつもぶっ
放そうが、悪びれることなくノウノウとしているもんね。

これは重大な欠陥だよ。
もう少し突っ込んでいこう。