どれだけ喰おうが、どれだけ楽しようが・・・
人生の質
どれだけ欲に塗れようが・・・
それを見据える目がないと、大きく引いた目で見るという感性が育
っていなければ、ボクらにはジブンたちの見苦しい人生を見ること
は出来ない。始めからそれが狙いなのかどうかは知らないけど、ボ
クらは時として徹頭徹尾「無感覚」に染まっていく。
でもさ、ここで一度よ~く見てみなよ、ジブンのことを。
鏡に映すのはその見てくれだけじゃなく、ココロやタマシイまでね。
決して褒められたものじゃないはずだからさ。
鏡の中の亡霊は誰?
だね。
ジブンというモノがシッカリ見えていないなんて、その無感覚はま
さしくゾンビに等しいね。まさしく生ける屍だよ。喰うために生き、
そのためにそれほど気乗りしない仕事にいそしんで、必然的にそこ
で発生するストレスを逃すために種々雑多な趣味、余興に興じて、
それだけじゃ精神衛生に良くないとばかりに、自動的な防御装置を
作動させて、そんな「それほどでもない」人生を肯定する。
見たくないものは見ないで済ますというキホン的なニンゲン・スタ
イルを年齢とともに構築し、経過する時間とともにより堅固なもの
へと育て上げていくんだ。
キミの鏡には何が映ってる?
それは人間? はたまた・・・