逃走したハタチの妻子持ち・・・
オヤの責任
その悪事の責任は誰にある？
暴れ回る、リスト・カットの常習者になる、学校で陰湿極まりない
いじめを繰り返す、挙げ句の果ては罪を犯す・・・そんなどうにも
ならないようなデクノボウのコドモがひとたび成人すれば、それだ
けでそんなコドモを育てた
オヤは無罪放免になるんだろうか？
三つ子の魂百までとはよく言ったもので、コドモはオヤ次第でどう
にでもなるんだよ。極言すれば、おのれのコドモがいくつになろう
が、トンデモナイことをしでかしたり、ろくでもないようなニンゲ
ンになったとすれば、その全責任はオヤにあるんだということをボ
クらはよ～く分かった方が良い。
生まれながらに悪辣なニンゲンはいない。
比較的早くにそんな傾向を見せるコドモがいるけど、それはごくご
く例外的なことだね。大多数の悪辣なニンゲンにはそうなってしま
う、そうなるしかなかった要因というものがあるんだよね。
表面的には平均的で、真面目、家庭もそこそこ平穏であったとして
も、コドモによってはそのウラに潜む「不甲斐なさ」「面白味のな
さ」「偽善」にココロを歪ませてしまうことだって少なくないんだ
よ。
ボクらは真剣に考えた方が良い。
オトナとは何か？ オトナの理想型はいかなるものか？
オヤとは何か？ ボクらはその完成を目指して掛け値なしに努力し
続けるニンゲンであるかどうかをね。
苛烈な解体になるよ。