第473の解体ー理想と現実 その3 | 世界解体

世界解体

知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

もうそろそろそんな悩みは卒業だ。

理想と現実

かなり分かって来たかな?

これといった努力もしていない理想なんかにこだわっていても仕方
ないよ。そうであるしかない現実を嘆くなんて時間のムダだね。結
局のところ、ボクらは


いつでも自分勝手

なんだ。苦しいことや気合い入れて頑張ったりするのはイヤなんだ
けど、頑張らなかったことによって導かれた今という現実を受け入
れることも出来ない。一体何なの? と言いたいところだけど、そ
うなってしまう訳も分かってるよね。

本気で頑張っても少しも理想に近付けないことだってあるだろうけ
ど、な~んにもしていないよりは確実に近付いていってるんだよね。
即席ラーメンのような結果を求めるのは弱さ、結果の為に自分を奮
い立たせるのは浅はかさ、とんでもないぐらいにクダラナイ理想に
執着するのは浅ましさ、頑張ってるんだから結果を手にするのは当
然だと思い込むのは愚かさのあらわれなんだよ。

かなり重要なポイントだってこと分かるかな?
ボクらは常に交換条件で生きている。これをしてあげたからそうす
るのは当たり前でしょ? みたいなノリだもんね、大抵。


精神的な物乞い

なんだよ、ボクらは。おそろしく弱くて、ずる賢く、怠惰で、その
くせプライドは高い。そりゃあそこそこの理想はあって当然でしょ、
だってワタシ(ボク)なんだから、と思いながらほとんど何もしな
い。厳然とある現実を認めることすら出来ずに夢の中をさまよう。

一度じっくりと見つめて欲しい。自分の悩み、不満をね。それらが
どういったものなのか? それを見抜くことが出来れば、ボクらの
人生はもっとシンプルになるんだ。死ぬまでつづくような堂々巡り
はそこで終わり、理想と現実という区別も失われる。

その終息点に生まれるのがどういうモノなのかは、もう少し解体を
続けていかないと分からない。一度鞘に納めよう。