第431の解体ー精神を病むということ part 5 | 世界解体

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心の不安定が発端じゃない。

精神を病むということ

どうして不安定になってしまうのかがモンダイなんだよな。

専門家でも何でも良い、普通の認識というのは
精神を病む、その原因として内因、外因・・考えられ、それぞれ
はこれこれこういうことで、よってあなたの場合は心因、つまり
過度のストレスによって一時的に心が不安定になったことを契機
にしてうつ的な症状が出て来たのだと考えられますねえ、ええ。

はっきり言って痒いところに手が届いていないよ、まったく。

どんなことでもそうなんだけど、ボクらの認識というものは薄皮
1枚剥いだ程度のところで行き止まり。それ以上の深さに進むこ
とは本当に少ない。どうも喰い足りないよね。

そこで解体の真骨頂的な認識ならば
精神を病む理由、それはボクらの生き方そのもの、その生き方を
生みだす考え方、感じ方、もっと言えば、そうせざるを得ないボ
クらの本質というべきもの、それこそが最大の理由なんだよ。

とこうなるんだ。こうじゃないと何も見えて来ないよ。

お医者さんに聞いてみると良い。


どうしてボクらは癌になるんですか?

それは細胞が変異してがん化し.......それによって....そしてウン
ヌンカンヌン.....

もっともらしいことは言うだろうけど、究極は分からないでおし
まい。突き詰めたら分からないことをああだこうだと言ってるだ
けのことなんだよね。


専門的な認識の薄っぺらさ

これこそが科学の限界なんだ。「なぜ」を問うことなく、ただ
「どのように」のみを追いかけて来たボクらの科学の最大の弱点
はこのむず痒さにあるんだよね。

それは精神を相手にした時に爆発する。
つまり、心を度外視して進化して来た科学は、その宿命として心
を対象にすることには向いていないということ。目に見えるよう
な肉体的不具合から来る精神の不安定には幾らか答えることは出
来ても、心そのものから生じる精神の病いには答えられる立場に
は残念ながらないんだよね。


少し長くなった。続きは次項だね。